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しつこい不安感が必ず消える セロトニン復活ストレス解消法|Jeg|ストレス解消に向けた最短ルート

ストレスの原因は様々だが関連するホルモンは古の時代より万人に共通したもの。なのでストレス解消法をあれこれ学ぶのではなくホルモンを抑制したり分泌させたりする方法を学ぶ方がストレス解消の近道だったりする。そんなホルモンを制圧する方法を学ぶ。

ストレスホルモンが常に分泌されている状態

青年  じゃあ四六時中なんらかのストレスを感じ続けてる僕は、ストレスホルモンが常に分泌されている状態ってことですね。

先生  そう思うか?

青年  え?

先生  アドレナリンやコルチゾールの効果を常にお前は感じているのか、と聞いている。

青年  あ、そういえば全然感じないですね。

先生  そうだろう。実は、慢性的にストレスを感じ続けていると、ストレスホルモンが枯渇してストレスを乗り越えられなくなるんだ。

青年  枯れ果てちゃってるんですか!?

先生  ずっと出し続けてれば当然回復が間に合わずに枯渇する。ストレスに対抗するためのホルモンが枯渇してるってことは、武器を持たずにストレスと戦わなきゃいけないってことだ。当然勝ち目はないし、大きなダメージを心に残してしまう。更に厄介なのは、これを繰り返すことで「自分はストレスに弱い」「自分はストレスに打ち勝てない」というネガティブなセルフイメージが出来上がってしまうことだ。ちゃんとストレスホルモンが分泌されていればある程度ストレスを乗り越えることができるから成功体験が生まれ、「自分はこの程度のストレスへっちゃらだ」という自信が生まれる。だがお前の場合はすべてのストレスに対して失敗経験を積み重ねてしまっているだろ。自己肯定感も下がるし、次のストレスに怯えながら過ごすこと自体もストレスに繋がるから状況は更に悪化していく。そんな状況になれば立ち振る舞いもおどおどしたものに変わって仕事効率も下がるし、そもそも人間は自分よりエネルギーレベルの低い人間を攻撃する特性があるから、更に誰かから攻撃されやすくなってネガティブスパイラルに突入していくわけだ。職場でいっつも怒鳴られたり馬鹿にされたりしてる人って基本的におどおどしてる人な場合が多いだろ。つまりそういうことだ。

青年 確かに小学生の頃って、先生にこっぴどく叱られても翌日には立ち直ってました。その頃はストレスホルモンがちゃんと分泌されていたんですね。今は辛い経験するとずーっと引きずり続けてしまいます。

先生 もちろん叱られたり悪口言われたりすれば誰でも落ち込むんだろうが、問題はいかに早くそこから立ち直るかだ。「乗り越えることができた」って経験は、次に同じ状況に直面した時の武器になる。それともう一つ。さっき小学校の時は叱られても立ち直れたって言ったよな。小学生の頃は人目を気にしたりSNSのストレスに悩まされることもないから、慢性的にストレスを感じてはいなかったはずだ。つまり、ストレスの総量が少なかったから普段はアドレナリンやコルチゾールを温存して、必要な時にのみ分泌できてたってことだ。そして、これこそが本来あるべきストレスホルモンの使い方なんだよ。わかるか?

アドレナリンやコルチゾールが分泌しなくなるとストレス耐性が減るのだという。ストレスホルモンが枯渇していると感じたらその場からちょっと距離を置くことも大事。強度のストレスを感じる場所から退避する事も自己防衛の手段の一つと理解する。

セロトニン復活ストレス解消法

先生  もう一度言う。まずは整腸剤を飲め。

青年  ここで整腸剤が出てくるんですね。

先生  なんかちょっと引いてないか?でも別に冗談で言ってるわけじゃないぞ。本気で勧めている。

青年  でも薬でなんとかするのって、ちょっと怖いというか・・一生薬に縛られて生きるのは嫌なんですが。

先生  誤解されがちだが、整腸剤は風邪薬などの一般的な薬より安全性の高いものだ。症状を強制的に抑えたり菌をやっつけたりするんじゃなくて、食品にも含まれる菌を摂取するわけだからな。もちろん分類的には「薬」なものも多いが、どちらかと言えばサプリメントに近い感覚で服用できる。とはいえ、日本で「薬」と呼んでいいのは効果の実証されたものだけだから、サプリメントより効果が実感しやすい。もちろん体質的に合う合わないってのはあるかもしれないが、基本的には副作用が起きることもないから、手っ取り早く現状を何とかしたいと思っている人にとっては正にうってつけと言えるだろう。 青年  確かに実践のハードルも低いし、それなら僕にもできそうな気がします。

先生  もちろん腸内環境を改善する方法は無限にあるし、毎日発酵食品を摂取するとか運動を取り入れるとかいうのもすごく重要なんだけど、それは階段の二段目以降の話だ。一段目はある程度効果が実感できて「継続」しやすいものが望ましい。実際、整腸剤を毎日飲んで少しずつ元気になっていけば他の良い習慣も段々取り入れたくなってくるだろう。

青年  本当は自然な食品から善玉菌を摂取した方がいいんでしょうけどね。

先生  最終目標は確かにそうだな。とはいえ、昭和初期なら嫌でも和食中心の食生活をせざるを得なかったんだろうが、現代の食は本当に多種多様だ。ジャンクフードを食べることだってあるだろうし、時には暴飲暴食をしてしまうことだってあるだろう。もちろんそれらが体にいいわけがないし、やめるに越したことはないんだろうが、とはいえ食の制限は少なからずストレスを伴うものだ。だからこそ無駄なストレスを抱えずに善玉菌を摂取したいならいきなり食習慣を変えるのではなく、整腸剤を飲むのが有効ってことだな。というか現代の食生活に整腸剤を加えるのはむしろ自然なことであるとさえ私は思っている。余談だが、腸内環境が気分や性格を決定しているってことは、腸内環境を変えることで脳が求める食品も変わってくる可能性があるってことだ。実際、腸内環境の改善で食習慣が変わったという事例は数えきれない。

青年 なるほど、先に良い食習慣があって腸内環境が改善されるんじゃなくて、腸内環境が改善されて初めて良い食習慣を継続できるようになるってことですね。ちなみにどれくらい継続して飲めばいいんですか?

先生 一応一ヶ月が一つの目安だと思ってくれ。第二の脳を直接改善するわけだから最初は違和感を覚えたり明確な効果を感じないかもしれないが、徐々に腸内環境のバランスが整ってくれば「あれ、そういえば調子いいかも」と感じる日が必ずやってくる。急激な変化を期待すると三日目くらいで「やっぱり効果がなかった」ってなっちゃうから、目線は一ヶ月先に置いておくといいだろう。ただ、別に一ヶ月目以降もずっと飲み続けたからといって悪影響があるわけじゃない。私も毎日飲んでるし、実際腸内細菌のバランスが変化し始めるのは60日以降とも、体調と腸内環境のバランスが調和して体の内側から健康になるのは90日以降とも言われてるから、長期目線で身体がどんどん健康になってくのを楽しむ感覚で続けるのがいいだろう。そのワクワク感もメンタル改善に繋がるしな。「薬」って聞くと依存するのが怖いって思うかもしれないけど、整腸剤に関しては水槽のメダカに餌をあげる感覚で服用するのが正解だ。毎日善玉菌を腸内に送り続ければ必ず腸内環境は整ってメンタルは改善する。要は腸への給餌方法として食品を選ぶか整腸剤を選ぶかの違いでしかないと思ってもらえば概ね間違いないだろう。

ストレスには整腸剤!?初めて聞くストレス対処法だが中身を聞いてみるとなるほどと理解できる内容。腸内環境を改善するヨーグルトや飲料も最近は数多く販売されているのでそれらで腸内環境を整えるのも良いだろう。食べ物からのストレス対策地味だが効果的で続けやすい習慣なのでぜひ。

セロトニンを分泌、復活させてストレス耐性を上げる方法を伝授。脳と腸の仕組みを理解することで光明が見えます。様々なストレス解消法が提示されており自分にあった方法をすぐ取り入れられるのも良いところ。最近ストレスで…という方はぜひ。

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