100円ショップなどに並ぶ商品の中にはアイデアの詰まった発明品的な商品も多い。そんな便利を生み出す原動力は身近な生活にある。生活に不便を感じた時が発明のチャンス！試作品の作り方から特許出願の書き方、企業へのプレゼン方法など町の発明家に優しくアドバイス。
くそっ！ と思ったら金の卵がある
会社の改善・提案では、「もの申す式」の苦情、希望、中傷などは、厳に入れてはいけない、といわれています。しかし、だからといって、この不平・不満のない社会なんて、つくれっこないのです。文明が進むほど、不平・不満は多くなるものです。
それは、文明よりも、人間の欲望のほうが早いからです。
しかし、不平・不満をそのままぶちまけて、他の人（第三者）に迷惑をかける人は、出世しません。しかも、だんだん毛嫌いされます。また、その不平・不満を腹の中に、じっとためこんでいると、病気になったり、ノイローゼになったりします。
そこで、私からの提案ですが、この不平・不満を発明・アイデアで、一度、洗浄してみることです。私の仲間では「くそっ！ と思ったら金の卵がある」と思え、……ということを合言葉にしています。
世の中に数多転がる不平不満。それを解消できればみんながハッピーになるのではないか？そんな発明の源泉を見逃さずアイデアを絞り出す訓練を積めば、あなたは問題解決のエキスパートになれるかも。そしてそれが発明品となれば世の中の多くの人たちの悩みを解消できる可能性も。
発明・アイデアは、好きなこと、得意なことに、チャレンジするだけでいい
作品を創作する、発想力は、生まれつきの才能ではありません。先天的なものでもありません。発明・アイデアは、ムリに背伸びすることは、全然必要ありませんよ。
たとえば、中学、高校などの学校の学習と違います。……、知識が豊富で、好きなこと、好きなテーマ「科目」だけ、好きな時間に、好きなだけやればいいのです。
だから、知識がなくて、不得意な分野は、すぐに、パスしましょう。
簡単に、あきらめることはできないですか（!?）……、それでは、 10 分考えてください。 30 分でも大丈夫ですよ。……、何か、かわりましたか、何もかわらないでしょう。
それは、課題（問題）が自分一人の力「知識」で解決できないテーマ「科目」だからです。
これから、○○の専門の分野の学校に通学して、学習する時間がある人はチャレンジしてもいいでしょう。また、お金に余裕があって、専門の分野の技術者を家庭教師に雇える人は依頼してもいいでしょう。でも、私（中本）は、おすすめしません。
今、時間とお金をかけるよりも、毎日の生活に余裕をもって、楽しむことです。
そこで、好きな分野の新しい作品を創作してください。すると、小さな不便を改善・提案した○○の作品、ちょっとの心配りが専門家でも舌をまく作品が形「製品」に結びつきます。
自分の好きなこと、趣味などで日頃不便だなと感じること、これ時短できたらなと思うことに焦点を当てそれを解消するためのアイデアを練る。ちょっとした工夫で生活を劇的に変化させるアイテムというのは意外と多い。そんな便利グッズをあなたも発明してみませんか？
日々の暮らしをちょっとだけ良くする便利グッズ、日々のイライラを解消する品々。世の中にはそうした商品が日々生み出されています。100円ショップなどにいくとそんな商品で溢れかえっています。中には億を売り上げる商品も。そんな便利グッズをあなたも生み出せるかも？
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