時代は変わりました。新しいモノやサービスが驚くようなスピードで生まれ、そして消えていく。そんな不安定な世の中で、これからを生きる私たちに必要なこと。それは「自分を高く売る」ことです。自分の価値を高めてさえいければ、どんな時代になっても生き抜いていくことができる――。あなたが勝ち残っていくためのスキルと習慣を一冊に凝縮!
クラシックカーになれ!
たとえば、長く勤めれば給料は上がっていくと思っている人がいますが、これは大きな間違いです。いまの時代は残念ながら長く勤めても、それだけが理由で給料が上がることはありません。大事なことは長く勤めているかどうかよりも、価値がある仕事をしているかどうかです。同じルーティンワークをこなしていても価値は高まらず、給料も上がらないのです。それはまるで中古車を買うようなものです。10年間、大切に乗った普通車を、「大切に乗っているので、高く買ってください!」と言われて、買値100万円の中古車を150万円で買うでしょうか?そんな馬鹿げた買い物をする人はいないはずです。しかし、これがクラシックカーならどうでしょう。たとえば「ミニクーパー」という車がありますが、これは古くなればなるほど高値で売買されています。クラシックカーは年々価値を高めているのです。
クラッシックカーのように年々まともにメンテナンスされた車両が減っていく車は珍重されます。部品の生産が終わっているものなどは、パーツどりの車両として売買されることもある。年月がたっても色あせない名車のような人間になれば、他の歳だけとった連中と差別化できることでしょう。会社は労働力を買っている訳で、価値に応じた報酬を支払うようにできています。価値も上がらないのに給料だけあげてくれというのは土台無理な話。長く働くことが企業にとって価値があった時代は終焉を迎え、そのうちベースアップなんて制度も廃れていくかもしれません。
いくら稼ぎたいかに正直になる
「お金を稼ぐこと=悪」という概念を持っている人が多くいます。それは、もしかしたらテレビやメディアの洗脳かもしれません。当然ですが、そんなことはありません。人の役に立っていなければお金を稼ぐということはできません。できたとしても一時的なもので、長期的には繁栄はあり得ないのです。もし長期的に稼ぐなら、「お金を稼ぐこと=社会の貢献度」「社会の貢献度=自分の価値」と考えるべきです。収入は健全に努力した証なのです。
目標とする年収が低い人は、自分の幸せのみを考える僕のような人です。家族や友人など周りのことを考えたら、お金で不自由しないためにはより多くの年収が必要になるからです。ミニマリストなどはもてはやされている世の中ですが、高い年収を目標に掲げることは、より多くの周辺を幸せにするため、卑しいことでもなんでもありません。「お金を稼ぐこと=悪」という風潮はどうも格差社会が生んだ偏見のようにも感じます。
見た目は清潔に、カッコよく、美しく
人は見た目がすべてではないですが、見た目は入り口であるということです。見た目を整えることは、人生を大きく左右するくらい大事なことなのです。たとえば、猫背でいるだけで、なんとなく卑屈そうに見えてしまうものです(ちなみに一番美しい姿勢は、つむじのところを引っ張り上げられているような感じで、顎を引いてまっすぐに立っている姿勢です。意識するだけで必ず身につくので、試してみましょう)。
何も派手な格好をしろというのではなく、大事なのは清潔感とスマートさです。オシャレは自分のためにするものだと思っている方も多いかと思いますが、違った視点から見ると一緒にいる人への配慮とも言えるのではないでしょうか。しっかり磨かれた靴を履き、シャツの襟もしっかりしていて、爪も綺麗に切りそろえられている。整髪も男性のマナーです。耳が隠れていたりするのはどうかと思います。ヒゲをたくわえている方はより一層注意が必要。スーツ姿で盲点なのはポケットについて。ポケットは飾りだと思って、使うのは控えましょう。
求める結果に対して、「やり方」と「基準」を整理する
プロセスと結果ではどちらが大事かという議論が、そもそも間違っているのです。なぜなら、正しいプロセスを踏めば必ず結果が出るからです。だから「プロセスだって大事じゃないですか」という意見はナンセンスです。とくにあなたがプロの基準で仕事をしようと思うなら。結果を見ればプロセスを大事にしたかどうかわかります。どんなに口でいいことを言っても、結果は結果ですべてわかるわけです。
ランチタイムの時間を有効に使うため食事は早く済ませたいというビジネスマンにとって、牛丼屋さんは効率的です。逆にクオリティを求めるなら高級ホテルのようなところでインスタ映えするような食事もありでしょう。求める結果に対して「やり方」と「基準」を設定すると物事の決定に役立ちます。
自分を高く売る方法としては他にも読書が挙げられます。実際の人脈だけでは得られない知識は読書をすることで補うことが可能。僕のように友達が皆無な人間にとって読書は生命線となっています。自分を高く売る技術は労働力の搾取が横行する世の中で必須のスキルとも言えるのではないでしょうか。この機会にぜひ自分を高く売る方法を学んでみては?
【サブスク】 Kindle Unlimited
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【本が好き】https://www.honzuki.jp/
【シミルボン】https://shimirubon.jp/