◎結果を出している
◎仕事が速い
◎人生が充実している
こんな人たちの共通点は、たった一瞬の「瞬間集中力」だった!
「長時間集中できない」
「集中できなくて時間が経つのが遅い」
「集中が切れたら、戻るまでに時間がかかる」
などの集中に対する悩みもすべて解決!脳が持つ〝飽きっぽい特性〟を活かした「瞬間集中」で、瞬時に最高のパフォーマンスを発揮できます!
生まれ持った才能がなければ集中できないという誤解
人間の脳には誰しも、集中の回路があります。しかも、「瞬間的に集中に入る」という機能を備えているのです。あなたが道を歩いているとき、突然知り合いに「久しぶり!」と呼び止められたら、あなたも「久しぶり!」と瞬時に夢中になって会話を始めるでしょう。相手の言葉に耳を傾け、以前その人に会った時の記憶を引っ張り出しながら、一気に脳をフル回転させるはずです。これが「瞬間的に集中に入る」ということであり、実は誰もが日常的におこなっています。ですから、集中するのに特別な才能は必要ありません。意識していなくても、すでにあなたは毎日にように「瞬間集中」を繰り返しているのです。そもそも脳にとって、集中は難しいことではありません。むしろ、非常にラクな状態と言えます。
僕は瞬間的というより15〜30分単位での集中に対しては人並みの集中力を発揮するが、何しろすぐに手が止まってしまう。他のこと(メールチェックやアマゾンの配送追跡など)に目を向けたあと、再び集中に入るというサイクルを繰り返して本を読んだりブログの記事を書いたりする。飲み物を手にして一瞬手を止めることも、トイレに行くため席を立つこともよくある。それでリフレッシュできるのでまあ良しとしているが、これがなかなか効率的だったりするのだ。集中力は長時間続かなくては意味がないと思っている方も多いかと思いますが、途中で気が散って別のことをやりたくなっても気にしない方が良いと思います。まさに1秒単位で「今、何をするか」を決めるイメージで、短時間で集中する対象を変えて、脳のスイッチを切り替えていき、目の前のことに集中する方がより深い集中を得られるということです。
気が散る人、飽きっぽい人こそ瞬間集中に向いている
私はものすごく飽きっぽい人間です。とにかくいろいろなことに興味があるので、脳科学の研究をしながら、大学や高校・中学の教育にも関わるし、テレビのトーク番組やラジオでホスト役を務めることもあれば、テレビドラマにゲスト出演したこともあります。こうして本の執筆もするし、ブログも毎日更新するし、1日に10回はツイッターでつぶやいています。私としては、まさに、1秒刻みでやることを決めているような感覚です。世間から見れば、「あれこれ気が散る人なのだな」と思われているかもしれません。でも、それでいいのです。なぜなら私は、その1秒ごとに、目の前のことに深く集中しているからです。集中する対象はめまぐるしく変わっても、瞬間的に深い集中に入れば、どんな場面でも短時間で高い成果を出すことができます。1秒あたりの生産性は、一つのことに長時間取り組んでいる人よりもずっと高いはずです。
飽きっぽいと聞くとなんだかネガティブな特性だと思われがちだが、それでも瞬間的に深い集中に入れれば問題ない。マルチタスクという言葉がもてはやされるようになって久しいが、そういう特性を持った人がいてもいいということ。長時間集中できる人もいれば、短時間で様々なことに手を出す人もいる。ようは自分がどのタイプの集中が効果的か自分でわかっているかということだ。長時間集中するのに向いている人がこの本を読んで、瞬間集中が良いらしいと、それを実践しようとしてもあまりうまくいかないだろう。自分の特性を見極め、それに即した集中の仕方を、みなさん自然と自分に落とし込んでいることだと思います。
すきま時間にも脳を熱狂させる
飽きっぽい一方で、脳は「これだ」と思ったものには、瞬時に集中する性質を持っています。これを脳の「引き込み現象」と呼びます。脳が特に強い関心を示すのは、予測できる部分とできない部分のバランスがとれた「偶有性」のあるものです。もともと脳は、偶有性を前提に動作が設計されています。ですから「この問題には、何か予測できない要素が含まれていそうだ」と敏感に感じ取り、これからやって来る未知の状況に適応しようと集中の対象をコロコロ変えて、どんどん新しいことをやればいいのです。
趣味や興味、勉強などでも、何かがきっかけで脳の引き込み現象を体験したことは誰にでもあるはず。そうした自分の変化に対して正面から向かい合い、集中の対象をコロコロ変えたっていいんだと思うと飽きっぽい僕は救われる。
どんな趣味や勉強でも、「面白さの閾値」が存在します。それを超えると、それまでつまらなかったことが一気に魅力的なことに変化します。それを瞬間集中で様々な対象に深く入りいることで、新たな発見もあるわけです。ブログやSNSなども僕は最初はあまり面白みを感じませんでしたが閾値を超えると一気に楽しさが倍増します。飽きっぽくても瞬間集中脳で1秒も無駄にしない生活が手に入ります。
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