人付き合いと性格を細かく分析して最良の人間関係を構築するべく書かれた書籍。良い友人の見分け方や信頼関係の築き方。世の中には人間関係がうまくいかない人にとって苦しいことがいっぱい。そんなあなたをちょっと安心させてくれる書籍です。
人付き合いと性格の深い関係
前者は 外向型 と呼ばれ、このタイプの人間は、外界に対して積極的な態度を示すのはもちろんのこと、客観的な出来事に非常に関心を抱き、またそれを基準にしてものを考えたり行動をしたりするので、この人の行動は、たいていの現実の事態に適応してしまいます。これに対して、 内向型 と呼ばれる後者の場合は、客観的な事実よりは、むしろ自分の主観によって行動を決定し、時によると外的な事実には無関心にすらなってしまうので、結果的には他人との関係はぎくしゃくしがちです。たとえば、新しい環境に入った場合などに、外向型の人は、適当に他人に話しかけ、適当に黙り、常に適当に自然に振舞えるのに対して、内向型の人は、無理に賑やかにしようとして、かえってぎごちなくなったり、こんなことをいっては笑われるのではないかと勘ぐって押し黙ってしまったり、いつも何か自分だけの考えにとらわれて、自然な行動ができない―というような違いが生じるのです。このような二つのタイプによく似たものとして、スイスの精神病学者であるE・ブロイラーが明らかにした 同調性性格 と 内閉性性格 というのがありますが、これらの区別の根本は、人が周囲の環境と、接触し、融合し、共に生きているか、あるいは、常に環境と自分との間に何かの隔たりをおいているか、という点にあります。これら二つの性格の分類法が完全に対応しているわけではありませんが、どちらも個人と環境との関係を問題にしているところが共通しているのです。ユングによれば、外向型の人は外向的態度に支配され、内向型の人は内向的態度に支配されているわけですが、それは、外向型(内向型)の人が内向的態度(外向的態度)をまったくもち合わせていない、という意味ではないのです。
僕は内向的だがそう見られるのが嫌で積極的に他人と関わってきた。その反動かどうかはわからないが、不自然さから人間関係はかえってギクシャクしたように感じる。内向的には内向的な良さがあるので、無理に外交的に振る舞わなくても良いのだと気付いたのは病気を発症した後だ。心の病にかかってからはあまり自分の心と逆な行動を取らないよう、なるべくストレスがかからない方を選んで生活するように。そのせいか発作的に幻聴が聞こえて行動不能になる時間帯はまだあるものの、比較的穏やかにすどせるようになりました。
挨拶で始まる
ことばの中でおろそかにしたくないもののひとつは、あいさつのことばです。大人が若者に対するお決まりの苦言を呈することになりますが、近頃の若者は、あまりあいさつが上手ではありません。もっとはっきりいえば、あいさつもまともにできない若者が多いような気がするのです。それを憂えてのことか、愛知県のある町で「あいさつ運動」というのが起こっているという話を新聞で見ました。小学校の近くのある通学路を「あいさつ道路」と称し、毎朝そこに大人たちが立ち並んで、登校してくる子供たちに、「おはよう」と呼びかけるというのです。しかし、この運動のことを新聞記事で読んだ時、私は寒々とした感じにとらわれてしまいました。なぜ、ことさらに、あいさつ道路を設けなければならないのでしょうか。あいさつは本来、人と人との自然な出会いの場で行なわれるべきものです。あいさつが運動としてしか成り立たないことこそ、憂えるべきことのような気がするのです。しかし、あいさつができないのは、必ずしも若者に限ったことではありません。大のおとなでも、最近は何事もすべて「どうも」で片づけてしまう風潮があります。きちんとした、心のこもったあいさつを交わしあいたいものですが、あいさつというのは、簡単なようで、意外にむずかしいもののようです。ほんのちょっとしたあいさつで、人間関係がスムーズにもなり反対にこじれてしまったりもするものですから。
僕はスタバなどで店員さんが挨拶してきた場合、にこやかには出来ないが、きちんと挨拶するように心がけている。会話は苦手なので、せめて挨拶だけでもというわけです。3年以上通っている店だが、店員さんも僕が無口なのはわかってくれているようで、無理に話をしようとしてこなくなった。笑顔で一言ありがとうございますと言えればいいのだが、笑顔は僕には難しい。
素敵な人間関係を築くのに必要な要素とは何かを教えてくれる書籍。会社や友人関係がうまくいかないと感じている人にはオススメです。
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