成功者達はこれからの不透明な世界を見据え、何を考え、何を準備し、何をしようとしているのか? 時代に左右されない「安定した人生」を手に入れるために知っておくべき成功法則。日本中の成功者を見てきた著者が教える、脱“ソコソコ思考”と「人生PDCA」の回し方とは? 「年収1億円」シリーズ35万部(2018年1月時点)のカリスマFPがこれからの100年時代の新しい「勝ち残り戦略」を示す!
長い老後の日々が待ち受けている
「100年ライフ」を覚悟した人間は、人間が心身とも、また社会的にも最も弱者となる老年期に何をもって稼いでいくか、それを考え、自分はこれで行くと決め、準備を重ねてきた人間なのである。20代でそこそこの年収だと喜んでいるよりも、たとえ若いときにもっと低い年収しか得られなくとも、60代、70代になって同じくらいに稼げることが重要なのだ。人生100年時代にあっては、一生、元気で、自分の力で収入を得ることができる、そういう自分をつくっていかなくてはならないのである。それが、これからの「うまく行く」人であり、時代にまったく振り回されずに自分の人生を極めていく人と言っていい。
僕は40代にしてすでに老後のような生活を送っている。好きな本を読んで、好き勝手感想をブログにあげてわずかばかりの広告収入でさらに本を買う。こうしたサイクルからゆるい繋がりが生まれ、Instagramでは一定数の支持を得ている。それが僕にとっての唯一の財産だ。ブログを開設してから3年が経つが、最近は献本させてくださいという依頼を受けることも。僕の性格上、人に何かを依頼されるとプレッシャーになるので、毎回お断りすることにしている。これからも自分の気の向くまま、自腹で手に取った書籍を紹介していこうと思う。僕がビジネスマンでいうところの、定年の年齢を迎える頃までにはブログも成長しているといいなと思っているが、最近はテキストを読まない人が多いので、いつまで続くことやら。
3つの資本を活用せよ
若い人たちにありがちな、愚痴を言い合ったり、傷をなめ合ったりしている関係は、正常な人間関係ではなく、ごまかしの関係であるということだ。これは助け合いではない。決して成長し合う間柄ではない。人間関係資本の強さは、助け合いにある。助け合いとは何か。価値を交換し合うつながりである。具体的に言えば、複数の人間がそれぞれ自分の持つ強みを差し出し、ほかの人の弱点や不足するところを補い、また自分の弱さ、足りないところを補ってもらう関係である。人間関係資本を豊かに持つ人間の強さは、ここにある。多くの人たちとさまざまな価値を交換し合うことができ、互いに高め合うことができるからである。
僕は人間関係を極限まで削ぎ落として生活している。ご近所づきあいは皆無だし、友達もいない。ゆるく繋がれるInstagramのフォロワーの方々との交流以外は人との関わり合いがない。もともと一人遊びが好きなせいかそれでも全然平気なのだ。
老後の生活が心配だが準備はナシ
ちなみに、金融資産を保有する世帯の平均保有額は、2人以上世帯で1615万円(中央値は950万円)、単身世帯で1590万円(中央値は600万円) となっている。平均値と中央値の開きが大きいのは、たくさん稼ぐ世帯と稼がない世帯の格差が大きくなっていることを示すと言ってもよい。
僕の保有資産は単身世帯の中央値程度なのであまり心配する必要はないのかもしれないが、一般的に老後は3,000万円必要と言われており、そこからすると随分少ない額となってしまう。老後の準備は何もしていないので、心配といえば心配だが、セーフティーネットがしっかりある国なので、多分大丈夫と楽観しています。
あなたの人生をより輝かせるために
100年時代を生きる中で、ずっと順調で成功しっぱなし、という状態は考えられない。どこかで、つまずくときもあるだろう。そのときにどう立ち上がり、乗り越えることができるか。柳澤さん、鈴木さんがそれを実現できたのは、自分の人生の目的、そして課題がよく見えていたからにほかならない。目的、課題が見えていたからこそ、それをどう乗り越えるべきか、そのためにどう行動すべきかを把握できた。これも、人生PDCAが機能した証左である。人にはその人なりの人生がある。その人生をより輝かしいものにするためにも、漠然と生きていてはいけない。それなりの戦略と手段を持って、今、この瞬間を生きていかなければいけない。成功者の実践から、そのことがよくくみ取れるはずだ。
人間長く生きていれば、何らかの成功体験があるもの。それをブラッシュアップしてお金につなげる術を持てば、人生100年時代を生き残ることができるのではないだろうか。
格差社会ということが叫ばれ始めてから久しいが、勝ち残るためにはどのような行動が望ましいかを説いた書籍。前時代的な考えを捨てて、今の時代に即した考え方ができれば、これからも安泰だろう。
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