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成功ではなく幸福について語ろう。これからの人生をどう生きるか

アドラー心理学・大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者による、“思い通りにならない毎日”を進んでいくための羅針盤。高校生へ語った伝説の講義、「これからの人生をどう生きるか」完全収録。仕事・恋愛・子育て・介護…あらゆる悩みに答えた、目から鱗の人生相談。成功と幸福を同一視しないことから始めよう。アドラー哲学「嫌われる勇気」岸見一郎による幸福論の決定版。高校生へ語った伝説の講演「これからの人生をどう生きるか」も完全収録!

「素晴らしい仕事」や「愛する家族」は成功の証ではない

「素晴らしい仕事」が与えられ「愛する妻と子ども」がいるということを、一般的な成功と捉えてはいけないと思います。いわばステータスを示す仕事と家族ではなく、他の誰にもできない仕事をしていること、他ならぬこの愛する妻と子どもと共生することに喜びを見出せるとすれば、それは成功ではなく幸福です。幸福な人生は虚しさではなく、充実をもたらします。何かを達成すれば幸福になれるのでも、何かを失えば不幸になるのでもありません。今、このままですでに幸福であることに思い至れば、それが失われることを恐れることもなくなるでしょうし、そのような恐れや不安を解消するために酔っぱらわなくなるでしょう。

ステータスを追い求めるあまり幸福からどんどん遠ざかっていく人がいる。仕事では成功していても家族と不和が生じたり、そんな人にはバランス感覚が必要だ。今、このままですでに幸福と思うことは成功とは似て非なるもの。僕は無職の統合失調症患者だが、今の生活で十分幸福を感じている。発作的な行動不能や幻聴に悩まされながらも好きな本を読んでブログに適当に感想を書く。Instagramのフォロワーも約4500人程いるので本の写真をアップするとレスポンスもある。それで承認欲求を満たす毎日。社会との繋がりは病院と美容院、カフェぐらいしかないがそれでもネットやSNSでゆるいつながりを持つことで寂しさはない。皆が考える成功の証とは乖離した幸福を僕は得ている。

挫折体験は幸せになる「チャンス」

ただ、一つ確実にいえることは、幸福になるために、いわゆる挫折体験は絶対に必要です。生きていく上で感じる苦しみや挫折感は、鳥が空を飛ぶために必要な空気抵抗のようなものです。鳥は真空の中では、飛ぶことができません。空気抵抗があるから、鳥はその羽で空気を掴んで空に飛び立つことが可能になるのです。

僕も数々の挫折体験を経て今に至る。中学校の頃は部活の連中とうまく交わることげできず幽霊部員に。その後うちのバレーボール部は全国大会に出場。我慢してベンチでもいいから部活に所属していれば僕も全国大会に行けたのにと後悔した。浪人時代は、予備校の階段付近にたむろする連中と楽しくやっていたのだが、無駄話ばかりして遊んでいたので、結局2浪もすることに。せっかく入った大学も卒業したとしてもろくな企業に就職できないだろうという言い訳をして、自主休講の毎日。結果2年で中退。アルバイト先で契約社員になり、店長にまで放ったものの、これも数年で統合失調症を発症し退職。僕の経歴を見ていると2〜3年で全てのことを中途半端に終わらせてきた歴史が明らかに。挫折の多い人生だがその代わり、人に対して寛容な心が身についた。これは一つの財産になり得るのではないかと思ったりもする。

自分の価値は自分で決める

大人になるための、二つ目の話に移ります。自分の価値を自分で決められるということです。アドラーがこんなことをいっています。「自分ん価値があると思える時にだけ、勇気を持てる」と。この話をすると、自分に価値がないと思っている人が多いことがわかります。自分はたいした人間じゃない、取るに足らない人間だと、自分について否定的な見方をする人が多い。カウンセリングに来られる人はほとんどそうです。自分に価値があるとしたら、そんな自分のことを好きです。自信に満ちあふれている人、自信がみなぎっている人は、自分のことが好きです。

カウンセリングに訪れた人に「自分に価値があると思いますか」「自分のことが好きですか」とたずねると、ほとんどの人が「好きではない」と答えるのだそう。自分を好きだと言える人というのは実に少ないことがわかる。人は誰しも何らかのコンプレックスを抱いているもの。僕の場合、「短足」「統合失調症患者」「大学中退」「無職」など挙げればきりがない。なので最近はそれでも、それなりに生活できている今を幸福と捉え、コンプレックスを気にしないことにしている。同じような悩みを持った人は世の中にいくらでもいるわけだし、その中ではいくらか幸福な方ではないかと思うようにしている。上を見上げてばかりだと辛くなる一方なので気にしない。SNSをやっているとキラキラ投稿が目立つアカウントをよく見るが、それが自己投資という名のカードローンによるものかもしれないわけだし。中身はどんなものかわからない。

幸福について考え得る時、社会的成功を持ち出すのはナンセンス。マイルドヤンキーなんかは世の中でいったら決して成功しているとは言い難いが地元の同級生や先輩なんかと繋がりSNSに仲間とのバーベキューを楽しむ写真などをあげてとても楽しくやっている。幸福について改めて考えさせられる、勇気をもらえる書籍。

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