飲み会の幹事って結構面倒ですよね。そんな幹事をやらなくてはならなくなった時に読む本。飲み会を成功させるにはこの幹事力が必要。コミュニケーションの全てが詰まったとも言える幹事力とはいかなるものかを語っています。幹事ノウハウの詰まった面白い書籍。
酔った勢いで
お酒が入ると、上司が酔った勢いで、普段言えない不満や愚痴を言ってくるかも知れません。そんなときこそチャンスです。上司の話をさえぎることなく最後までしっかり聴くことで、相手も「聴いてもらえた」というすっきり感が残り、あなたへの評価も格段にアップします。また、一緒に取り組んでくれた仲間にはねぎらいの言葉をかけたり感謝の気持ちを伝えることで、深い信頼関係を得ることができます。
酔った勢いで不平不満を言う上司とはあまり付き合わない方が良いのではとか思ってしまうが、それは違うのだそう。相手も本気の不満があるわけではなく、とりあえず小さな不満を解消するべく愚痴をこぼしているだけ。本気で会社に反旗を翻そうなどと思っているわけではありません。しかし、飲みの席で毎回愚痴をこぼすだけの上司や同僚とは距離をおいた方が良いかもしれません。同じグループと言うレッテルを貼られたら今後のあなたの評価が下がる可能性だってあります。愚痴ばかりのグループとばかりつるんでいると損をすることもあるのです。
こうした上司の愚痴を聞く場合、どのような点に留意したら良いでしょう。上司の話に対して評価や解釈は避ける。ただ相手のことを受け止めることに徹する。など「聴く」ことをメインにやっていった方が良いでしょう。お酒が入ると、自分の気にくわない相手や行動を喋りがちですが、それに「そうですね」と同意してはなりません。ゴシップは回りまわって、本人の耳に入るものです。安易に同意するのはリスクが高いと言えます。
飲み会の幹事を任されたら
幹事を頼まれたら、仲間を集めましょう。少ない人数でしたら問題ありませんが、人数が増えれば増えるほど目が行き届かなくなりますし、やることも多く大変です。当日決めるのではなく、事前に決めておくことで、当日スムーズに運営できます。どんな役割があるのか見ていきましょう。幹事が複数いる場合、受付や会計、司会など、当日スムーズに会が進むように、役割をしっかり決めておきましょう。また、乾杯の挨拶をしてもらう人には、事前の依頼、ゲームなどをする場合の景品なども、予算を考えて事前に準備しておきます。
まず自分が幹事であることを知らせ、日程を決める。上司や会の主役となる人の予定を聞き、参加できない日は外します。こちらで参加者が多そうな日をピックアップして2〜3日提案し、参加者が多い日に決めるのも良いでしょう。日時を決めたらチラシを作って回覧するか、メーリングリストで流します。店選びは重要なポイントで、主役が食べたいものを確認するのが効果的ですが、オススメは和食中心でお座敷の個室です。幅広い層に対応できますし、席の移動もスムーズです。駅近かどうかなどの立地も大事。時間いっぱいまで飲んで楽しんでもらえます。そして飲み放題は必須!金額が決まっているので、自由に飲めます。女性がいる場合は梅酒やカクテルなども飲み放題になっている店を選ぶと「細かいところまで気が利く人」と言う評価も得られます。
送別会の品々
年上の男性
お酒が好きな方ならワイングラス、ゴルフが趣味の方ならゴルフボールセット、喫煙者ならライターなど、趣味などからプレゼントを選ぶと喜ばれそうです。6月の梅雨時期の送別会のときに、デザイン性のある折りたたみ傘を差し上げた方にはとても喜ばれました。冬はシンプルなデザインのマフラーなど、季節を考えたプレゼントも喜ばれそうです。
同年代の男性
新しい気持ちで新しい職場で頑張って欲しい、との願いを込めて名刺入れやネクタイ、実用的なペンはいかがでしょうか。
年下の男性
これから教養をしっかり身につけてもらう意味を込めて、ゲームソフトの教養ゲーム、ビジネス本などはいかがでしょう。ネクタイ、財布などは定番ですが、事前に好きなアーティストを調べて音楽関係の雑誌やCDなどを贈るのも、喜ばれるのではないでしょうか。
年上の女性
大きな花束や、最近では枯れない花、プリザーブドフラワーの人気が高まっています。また、ゆっくりくつろいでもらうために、紅茶やコーヒーセットなども好まれそうです。
同年代の女性
日頃の疲れを癒すためのグッズ(入浴剤、マッサージ器)などはいかがでしょう。私は友人にアロママッサージ券をもらい、後日良い香りとともに体を労わることができました。思い出に残る嬉しいプレゼントでした。
年下の女性
有名店のお菓子セット、シンプルなアクセサリーのほか、かわいいキャラクターグッズやコスメポーチなどがお勧めです。雑貨系が好きな女性は多いと思います。
送別会の記念の品は年代別に喜ばれそうなものを用意すると良いでしょう。その人の趣味嗜好をよく知る人がいればその人に意見を聞くのもいいでしょう。
飲ミュニケーションと言う言葉が死後となりつつある現在の世の中で、それでもやっぱり有効なコミュニケーションの場として飲み会をあげる人は多いです。もし幹事を任されたら会を盛り上げるように下準備は入念に行いたいですよね。そんな幹事力がつく書籍です。
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