「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」「まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ」―これら「自戒13カ条」も有名な著者が、百戦錬磨の経験から編み出した至高の仕事術と人生論。国務長官時代のエピソードも赤裸々に明かされ、米政治の舞台裏を知る意味でも貴重な記録である。
なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
こうなる場合もあるし、ならない場合もある。どちらでもいいだろう。これは心構えの問題であって予測ではないからだ。私は、状況がどれほど厳しいときも自信を失わず、楽観的な姿勢を保つように心がけてきた。なにかに感染しても、一晩ゆっくり休めば8時間後にはその影響がやわらぐことが多い。夜、自分は勝利に向かって歩んでいると思いながら職場をあとにすると、自分以外にもよい影響を与えられる。部下にもその姿勢が伝わり、どのような問題でも解決できると信じさせることができるのだ。
何か問題があったとしても、ゆっくり睡眠をとってからまた、問題に向き合えば、意外と簡単に解決策が思いつくことも。気分的な問題の場合はより一層その傾向が強い。状況が厳しい場合でも自信を失わず勝利に向かって確信を持って職場を後にしよう。そうすれば他の人にも良い影響が与えられる。
やればできる。
これは、有名なユーモア作家、アート・バックウォルドがくれたプレートに刻まれている言葉だ。よく知られた言葉でもあるが、これも心構えを示すものであって現実を示しているわけではない。やってもできないかもしれないが、それでも、できると信じてやりはじめ、無理だという事実や分析が積み上がるまでやることが大事なのだ。なにをする場合でも、前向きな姿勢で熱心におこなうこと。できない理由ばかりを探してはならない。同時に、悲観的な見方をする人や、根拠をもって反対意見を示してくれる人を遠ざけてもいけない。「やればできる」と「必ずできる」が違うことも忘れてはならない。後者を方針にすると、不可能なことをやろうとしかねない。楽観的であろうとはすべきだが、バカにはならないようにしなければならない。
やればできる。ポジティブな言葉なので僕も好きです。まずやってみる、できなかったら方法を変えてやってみる。そうした行動を繰り返すうちに理想とする答えを導き出すことができるように思う。不可能が可能になるわけではないが、賢いアプローチができれば、物事は進展するものだ。
選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
これはしごく常識的な話だろう。あわてて物事を決めないこと。もちろん、時と場合によっては、急いで結論を出さなければならないこともある。だが普通は、選択肢を比較したり、ためつすがめつしたり、明るい日中と暗い夜中に検討してみたり、各選択肢がもたらす結果を考えてみたりするだけの時間があるはずだ。いったん選んだら、その結果は自分で引き受けなければならない。選択をまちがえた場合、あとから訂正できることもあるが、訂正できないこともある。
物事を選択するとき慌てて決めないこと、選択や判断の根拠に目を光らせ、細心の注意を払う。僕らは人間なので、毎回正しい選択ができるわけではないことを理解し、思わぬ結果になることもあるということも念頭において焦らないこと。
他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。
軍隊では、「自分の隊がしたこともしなかったことも、また、自分がしたこともしなかったことも、すべてに責任を負え」と教えられる。最終責任を自分が負わなければならないのだから、周囲の圧力や望みに流されるのではなく、自分の判断で選択しろ、と。
僕は何事も自分で選択してきた。中学受験をやめたこと、大学を中退したこと、会社を辞めたこと。それに伴う不利益は全て自分の責任として今の人生を生きています。時々思い返してあれはまずかったなという選択もたくさんありますが、それもまた自分の人生と割り切っています。
小さなことをチェックすべし。
釘がないので 蹄鉄が打てない
蹄鉄が打てないので 馬が走れない
馬が走れないので 騎士が乗れない
騎士が乗れないので 戦いが出来ない
戦いが出来ないので 国が滅びた
すべては蹄鉄の釘がなかったせい
有名なこのマザーグースは、ごく小さな問題が重大事を引き起こす様をうたったものだ。
些細なことが原因で大きな問題を引き起こす好例だ。問題は大きな問題が起こる前、小さな芽のうちに摘み取っておくのが良いだろう。
リーダーを目指す者に必要な要素を余すことなく列挙。組織でトップまで上り詰めるには何が必要か?最近は起業家の数が増えてきていていきなり自分がトップになる機会も昔と比べ格段に増えた。そんなにわかたちに読んでほしいパウエル元国務長官によるリーダーを目指す人の心得。
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