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自信に根拠はいらない。その「自信」が全てを可能にする。

「結果を出すためには、行動を変えればいい。行動を変えるには思考を変える。思考は一瞬で変えることができる!」。リアル「ドラゴン桜」こと泉忠司が公開する、成功の7原則。自信に根拠はいらない。その「自信」がすべてを可能にする。「今まで、やりたいと思って出来なかったことは一つもない」そう豪語する泉忠司が、満を持して「成功の原則」を公開する。

ゴールの設定

「本当に欲しいもの」を最終的なゴールに設定しても、いきなりそこに到達できるわけではなく、多くの場合、ひとつひとつの細かいステップを踏んでいく必要があるのではないでしょうか。「夢や目標を達成するにはひとつしか方法がない。小さなことを積み重ねること」とアメリカ大リーグのイチロー選手も言っています。  これまでの記述で扱ってきた最終的なゴールを「ビッグゴール」、そこに向けて積み重ねていくべき細かいゴールを「スモールゴール」と呼ぶことにします。多くの人が、本当に欲しいビッグゴールではなく、本来はそのためのステップにすぎないはずのスモールゴールを、意識的にせよ無意識的にせよ、あたかもビッグゴールであるかのごとく設定するから、ゴールを簡単に投げ出してしまうことは、ここまでの説明からもお分かりいただけたと思います。しかし、ビッグゴールを本当に欲しいものに設定したとしても、達成できずに途中で自信を喪失して、諦めてしまう人が本当に多い。これは、スモールゴールの設定があまりにも下手だからです。スモールゴールの設定で、多くの人が犯す大きな失敗があります。それは、 あまりにも大雑把な設定です。

何か良い習慣を身につけようとするとき、または目標に向かって邁進しようとする時、ゴールの設定は重要な意味を持ちます。おすすめなのは、最終目標と同時に、小さなステップに分けたスモールゴールを設定すること。ブログなんかでは、月間3000PV未満から、3000PV以上、1万PV以上、3万PV以上とステップを踏んでいくこと。PV数が上がるとともに得られるGoogle AdSense広告料などをスモールゴールに設定しても良いでしょう。いきなりプロブロガーになると息巻いてブログを始めるより、段階をきちっと踏んで取り組んだ方が長く続けられると思います。そのほうがうまくいかなかった時に参考になる事例を発見しやすくなるでしょう。

スモールゴールの設定

スモールゴールの設定でもうひとつ重要なことは、手が届きそうなスモールゴールを設定すること。ビッグゴールはどれほど壮大でもいいのですが、スモールゴールは「一歩一歩小さく」というイメージです。今の自分が精一杯頑張れば 50%くらいは実現可能だと思えるくらいのものがいいでしょう。「ホームラン王になる」というビッグゴールに向けてのスモールゴールは、いきなり「ホームランを 50 本打つ」ではなく「ホームランを1本打つ」であるべきです。例えば、ホームランはおろかヒットさえ1本も打ったことがないなら、「ヒットを1本打つ」から始めてもいいと思います。現在の年収が300万円として、「億万長者になる」というビッグゴールに向けてのスモールゴールが、いきなり「年収1億円」だと、自分がそうなっている姿を想像しづらいのではないでしょうか。そうなったときに自分の中でどんな感情が起こるのか。生活がどうなるのか。周囲の人間関係がどうなるのか。 これらを鮮明にイメージできなければ、スモールゴールをもっと小さな一歩にしましょう。

一生懸命手を伸ばせば届く範囲内にスモールゴールを設定した方がよりモチベーションを保ちやすいような気がします。世の中には優れた人材が多いので、そういった一部の人間と自分を比べるよりも、自分で立てた目標に向かって努力する方が精神的にも余裕ができます。僕は月々の書籍購入代がGoogle AdSense広告料で相殺されればいいなとブログに取り組んでいるので、少しずつ目標に近づいていくとタダで好きな本が読めるように。高いのでなかなか手が出せなかったハードカバーの単行本なども手に取ることができるようになりそれなりに満足しています。

ただ批判をするだけの人

ブログやSNSなどを見ていると、ただ批判するだけという人があまりにも多いですよね。2ちゃんねるはその極みです。Facebook が欧米ほどブレイクしない背景には、実名・顔出しが基本というところにあるようです。日本人はいつからこんなに卑怯な人種に成り下がってしまったのでしょう。匿名性の名のもとに、傍観者として好き勝手に批判するだけの人が多いのは嘆かわしい限りです。自分が言っていることが正しいと思うなら、堂々と顔と名前を出せばいいじゃないですか。実生活でもインターネットの世界でも、他人の言動を批判するのはおおいに結構です。その場合、 ただ批判するのではなく、必ず代案を提示するようにしましょう。代案を出せないなら批判しない。批判するなら代案を出す。これを心がけていれば、傍観者ではなく、当事者になります。傍観者になっているから、いざというときに行動を起こせないのです。常に自分は自分の人生の当事者であることを忘れないでください。

僕は昔2ちゃんねるをのぞいた時、これは僕には向いていないと思いそれから一切見なくなりました。匿名であることで好き放題言う世界は逆にストレスの元凶となりかねないと思ったからです。敵意むき出しで人に絡んでいく姿はちょっと見ていられません。僕はSNS(Instagram)とブログで実名を出しているのですが、案外批判的な意見をいってくる人は少ない。数ヵ月に1回程度レアキャラのように絡んでくる人がいますが、適当にいなします。

最近なんでも無料で利用できるようになってきました。だからこそ何かを行う際にお金をかけることに価値が生まれる。パソコンだって楽器だって身銭を切って買ったものは丁寧に扱うし愛着も持てる。結果上達するのが早いのはお金をかけた場合の方が多いような気がします。成功のための7つの絶対原則。共感できるところが多く、また頑張ろうという気にさせてくれる1冊です。

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