AI時代の新しい働き方を実現するために最も重要なスキルが、「超」独学法である。経済学、英語、ファイナンス理論、仮想通貨、人工知能など、どんなジャンルも独学できた最先端かつ最強の勉強メソッドを初公開。
わからない言葉をわからないままにしない
新聞を見ていて分からない言葉があったら、検索で調べよう。いままで何度か耳にしたり目にしたりしたが、気になりながらも意味をきちんと調べずにいた言葉があるに違いない。あるいは、見たことのないキーワードがカタカナで記されているかもしれない。そうした場合に、インターネットで調べてみよう。分からないことがあったらとにかく検索して調べてみるのだ。大抵の場合は、すぐに分かる。あまり大したことでないと分かる場合もあるし、重要だと分かる場合もある。1つのキーワードが、新しい世界を切り開くためのきっかけになることもある。毎日最低1つは、新しい言葉を調べること。これを習慣にしよう。これは独学の第一歩である。この場合に重要なのは、疑問に思っていることを放置せず、「調べよう」と思うことだ。そして、すぐに調べることだ。すぐにできなければ、調べるべき言葉を、忘れないようにメモしておこう。独学とは、別に大げさなことではない。このように、「知りたいことを調べる」ということなのである。
若い人の間では検索が日常化していることだろう。難しい言い回しや略語やカタカナ語が溢れる世の中なので、1日過ごしていると1つぐらい分からないもしくは正確に意味を言い当てることができない言葉が出てくるものだ。検索して調べて、その意味を確かめてほしい。そして調べたその単語が自分の興味の範疇だった場合、ぜひAmazonで検索して関連書籍を調べてみてほしい。より深い知識を得られるだろう。
時代が急速に変わるので、不断の勉強が必要
なぜ勉強を続ける必要があるのか?それは、世の中が変わるからだ。しばしば「再教育が必要」と言われる。勉強を続けていなければ、世の中から遅れていくのだ。『鏡の国のアリス』で、赤の女王は、「あるところに留まるには、走り続けなければならない」と言う。これを聞いたアリスは、「変なことを言う」と思うのだが、いまの世の中は、実際にそのようなものになった。なぜ世の中が変わるのか?それは、技術進歩が加速化するからだ。とくに、ITによって、経済社会は大きく変わり、これからも変わり続ける。これまであまり技術進歩の影響を受けなかった金融部門も、フィンテック(ITを応用した金融サービス)によって大きく変わろうとしている。いま、産業革命と似た変化が起ころうとしているのである。このため、学校時代に習ったことは、あっという間に陳腐化する。新しい技術の中にはディスラプター(破壊者)も多い。これまでやっていた仕事が、技術進歩によって消滅してしまうのである。こうして、自分自身を教育し直すことが必要になる。社会の変化が急速になると、勉強し続けていないかぎり社会の変化についていくことができなくなる。
特にIT関係のスキルはすぐに陳腐化しがち。僕も働いていた頃はWindowsとMacの二刀流だったが、仕事を辞めてからはMac一本に。今ではWindowsもメジャーアップデートがなされており、さっぱり使い方が分からなくなってしまった。特にWindowsでなければならない理由もないのでそのままにしているが、これが会社で必要となればそうも言っていられないだろう。
フリーランサーや兼業を目指せ
多くの人にとって、年金はゼロではないだろうが、それだけで老後生活を支えるのは難しい場合が多いだろう。こうした事態に対して、例えば「 60 歳までに必要額を貯金すべきだ」と言われる。そうした貯蓄ができれば、理想的だ。しかし、実際にはできない場合が多いだろう。だから、現役時代に副業を始めて準備し、定年後はそれを拡大するということを考えるほうがよいのではないだろうか。こうすれば、退職後に何もすることがなくなるといった事態には陥らず、生きがいを見出すこともでき、毎日に張り合いが出るだろう。なお、日本の場合には、年金受給年齢に達しても、給与所得だと在職老齢年金制度によって年金を減額またはストップされてしまう。しかし、フリーランサーとしての雑所得はカウントされないので、年金受給開始年齢になれば年金は全額受け取れる。この点から見ても、組織に頼って仕事を続けるのではなく、組織から独立して仕事をしたほうがよい。
フリーランスを目指すと言っても職種によっては稼げない職種も多い。ライターなんかはその確たるもの。副業を始める際には、その職種がフリーランスとして需要があるかをリサーチすることも必須だろう。
学校やビジネススクールに頼らず、独学で学ぶメリットを説いた書籍。大学を卒業して社会人になったとき学び直しには独学が効く。知識がネットから手軽に入る時代、何かを学ぼうと思えば、いくらでも方法があるので、参考にしてみてはいかがだろうか?
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