Book

「喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと」短期間に癌がなくなる奇跡!

「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」臨死体験後癌がすっかり消えた奇跡のお話。

ヒンドゥー教とキリスト教の狭間で

学校の友達から日曜に教会に行くことを勧められたヒンドゥー教信者の著者は、天国に行くには、聖書を勉強しなくてはならないと教えられる。シスターからもそう勧められ、もしみんなが正しかったらどうするのと食い下がる彼女に母親はこう言う。

宗教は真実を見つけるための一つの道で、真実そのものじゃないの。それは単なる道で、人はそれぞれ違う道を歩んでいくのよ

これはなかなか的を射ていて絶妙なバランスの答えだ。僕は信仰を持っていないが、これには共感した。宗教は時として道を照らすがそれが自分の生きる道かどうかは誰にもわからない。結局信じられるのは自分自身、縛ったり思考を放棄したりして自分の道を閉ざしていると、宗教などが道を示してくれるのはありがたいと感じるだろうが、同じ人間などこの世に存在しないことを考えると一つの教えに全てを委ねるのはちょっと違うかなとも思う。

癌の宣告と臨死体験

癌の診断を受ける前、私の人生でいちばんの恐怖は、癌になることでした。というのも、知っている多くの人たちが癌にかかっていたからです。その病気が私の親友ダニーの義弟の命を奪って行く様子を目撃しながら、自らも同じ診断を受け取ったと言うことは、まさに自分の目にしてきたことを再確認するようなものでした。彼らが受けていた抗がん剤治療は、治療するべき身体を逆に破壊しているように思えたのです。私はなすすべもなく、それをただ見ているしかありませんでした。そして今、その病気は私自身を侵し始めました。それは、私たち二人の生活に侵入し、すべてを破壊しようとしていました。

ほとんどの人が癌で命を落とす時代、癌についてウィキペディアで調べているとこんなホンマでっか!?な情報が。『統合失調症の患者はがんによる死亡率が低いと言われている。統合失調症治療に使われる向精神薬が抗腫瘍効果を持つためであるとされている。』僕は10年以上向精神薬を服用しているのでもしかしたら癌にかからずに済むかも!?

癌の宣告後、病床で臨死体験をすることになった著者だがその時の様子をこう語っている。

私たちは、〝時間が過ぎる〟と思っていますが、臨死体験をしている時には、時間はただ存在していて、自分が時間の中を移動しているように感じられました。時間のあらゆる点が同時に存在するだけでなく、向こう側の世界では、私たちは、速く進んだり、遅く進んだりすることができ、さらに、後ろにも、横にも動けるのです。

僕が病気から首を吊って自殺未遂を測った時は、この時間の流れがゆっくりになり気分は気持ちよくなっていった。実際には首を吊ってから窒息して苦しくなるまでの短い時間ながら、時間はたっぷりあったように感じる。昔の思い出が走馬灯のように駆け巡るとはよく言うがまさにその通り。これも一種の臨死体験だろう。

臨死体験を宗教と結び付けないところに好感を持った

私が宗教について話さないもう一つの理由は、宗教は争いの種になり、それは私の意図するところではないからです。私は、包括的なものを望んでいます。私たちはみんな一つで、死んだ時には、みんな同じ場所に行くのだと知っています。わたしにとって、みなさんがイエス・キリスト、仏陀、シヴァやアラーの神などのどれを信じていようが重要ではないのです。大切なのは、今ここで、あなたが自分のことをどう感じているかです。なぜなら、そこがここでのあなたの人生を決定するからです。今この瞬間以外の時間は存在しません。ですから、自分自身でいること、そして自分の真実を生きることが重要なのです。自分のすばらしさを信じて生きている情熱的な科学者は、マザー・テレサと同じくらい、人類にとって重要な存在なのです。

一度死の淵に立ち、それを乗り越えるとどの宗教も不十分に感じると言う著者。僕も信仰は自由だと思うが、自分で特定の宗教を信仰しようとは思わない。

もしある宗教において、その神よりも自分は劣っていると思っているなら、あなたは誤解しているか、その宗教が真実をうまく教えていないということです。もしグルや教師やマスターが、あなたは〝まだ〟悟っておらず、そこに到達するために〝学び〟〝解放し〟〝手放す〟必要があると思わせているなら、彼らはあなたの本当の姿をうまく教えていないか、あるいはあなたが彼らを誤解しているのです。

全ての人はありのままで完璧。ほとんどの苦しみは〝劣っている〟と感じることから生じているが、僕たちは何かより劣っていると言うことはありません。

著者のように臨死体験から蘇り全ての癌が短期間に治癒するという奇跡はみんなに起こることではないだろが、死を直に感じることができる臨死体験は逆に死を恐れないで生きる力を手にする体験なのかもしれない。だからって、試しに臨死体験(自殺未遂)してみようなんて思わないようにww

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。

【サブスク】 Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedの詳細はこちら

僕が利用している読書コミュニティサイト

【本が好き】https://www.honzuki.jp/

【シミルボン】https://shimirubon.jp/

-Book
-, , , , ,

© 2024 51Blog Powered by AFFINGER5