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不登校解決のための7つのステージと6つの不安心理


不登校解決の7ステージと不登校の抱える6つの不安心理の説明書。不登校を解決する為に必要な基本知識が3つあります。1:不登校のタイプ 2:不登校の本音(不安) 3:不登校解決のステップ。この3つを知っていれば、あなたの抱える不登校問題の大部分が解決してしまいます。

①朝起きない型

朝子どもを起こそうとしても起きてこない。不登校で最も多いのがこのタイプです。朝起きなければ、当然、一時間目の授業に間に合わず、諦めて休んでしまいます。だから、朝起きられるようになれば学校へ足が向くようになります。しかし、何度も声を掛けたり、体を揺すったり、布団をめくってみたり、カーテンを開けて太陽の日価値を浴びせても起きないのです。

実際、心療内科でこの手の子どもを診察すると、「起立性調節障害」「不眠症」「睡眠障害」などと診断され薬物治療を行う場合もあります。睡眠剤や安定剤というと抵抗がある方もいるかと思いますが、これは立派な病気です。正しく服用して回復を目指しましょう。

②体調不良型

朝起きて、学校へ行こうとすると頭痛や腹痛に襲われる不登校の子がいます。学校へ行けている間も、親には言わずに頭痛や腹痛が起きていた子もいます。体調不良だと学校へは行けません。体調を改善するための対策をする必要があります。

このタイプに共通しているのは、神経過敏(=ストレス性=心因性)です。心優しく真面目な子が陥りやすく、周りに神経を使いすぎることが原因とも言われています。学校へ行くことで体調不良が起こるので、学校を休むことを許可することで体調不良は改善します。「無理して学校へ行かなくてもいいんだよ」と伝えると体調はよくなります。

③引きこもり型

引きこもり型不登校の子どものうち30人に1人ぐらいの割合で「引きこもり」は家から出られないのではなく、自分の部屋にこもって、家族ともほとんど顔を合わせない子です。

中学高校からスタートすることが多い引きこもり、まずは最低限家族とだけは会話するように持っていきたいところです。頑張っていることを認めてあげて、学校へ行ってるのと同じぐらいあなたは頑張っているんだよと伝えてあげることで安心させましょう。最近ではフリースクールのようなものもあったり、アプリで授業が受けられるものがあったり勉強は、学校に行かなければできないものでは無くなっています。そういったものやサービスを有効活用するのも手です。

④勉強遅れ型

私立学校や進学校に在籍していると、進度の速い授業と大量の宿題・課題が出されてしまいます。少しでも遅れると、追いつけなくなります。それがきっかけで不登校になってしまう子もいます。

部活と勉強どちらも頑張っていた子がある時突然、燃え尽きて勉強に集中できなくなたりして成績が下がるケースは意外と多い。不登校の子の心理状態を考えると、ゲームばっかりやって成績が上がらないのを責めたりするのはあまり効果がない。勉強ではなくまず家の中での生活がストレスのないものにすることが大事。

⑤学校トラブル型

学校での問題が起きて、不登校になる子がたくさんいます。この場合、過程でどれだけ努力しても、学校へは戻れない可能性が高くなります。

今では、スマホを使ったSNSでの嫌がらせなどもあります。大人の見えない世界も知る必要があります。いじめの場合、明確な証拠がある場合は親が強く出なけれななりません。学校任せにしないことが大事。学校任せにしていると、いじめを認めたくない(自分たちの管理責任を問われるため)学校により最悪な事態にもなりかねません。クラスでも誰にでも優しく強くて守ってくれる生徒が一人ぐらいいるものです。そういった生徒と仲良くなるのも手です。僕の場合基本できにいじめられっ子でしたが、面倒見の良い番長的な存在の生徒と仲良くなったことで学校生活を充実したものにできました。

⑥現実逃避型・依存型(ゲーム、スマホ)

現実逃避をして、嫌な学校から逃げてしまうタイプの子がいます。ゲーム中毒、スマホ依存と言われるタイプでもあります。

僕も学生の頃、この現実逃避型でした。深夜までゲームに興じ、学校では居眠りばかり。最近ではネットワークに繋がったゲームが主流になっているので僕らの時とはちょっと趣が違いますが、そのバーチャルな世界の友達とリアルでも交流が持てれば(犯罪に巻き揉まれるケースもありますが)それも立派な交友関係となりうると思います。ゲームやネット動画中毒となるようではまずいので、ゲームをやめろと取り上げるのではなく(取り上げたら次の日息子が自殺したなんて例もある)一緒になって遊ぶなどの共同作業方なども試してみる価値ありです。

⑦親子関係型

家庭内のトラブルであったり、親子関係が屈折していることで不登校が続いてしまう子どもがいます。不登校が長引くのは家庭での親子関係が原因です。

親への依存や家庭内暴力、無関心。どれも親がアプローチを間違うと関係を悪化させるだけです。家庭ない暴力では父親の権威づけ、無関心には『身代わり会話法』でお父さんが「あいつは大器晩成だといっていたよ」的なフレーズを母親が言い聞かせるなど工夫が必要。

⑧精神不安定型

心の病気に近い状態まで追い詰められて、学校へ行けない子がいます。対人恐怖症・うつ病のような状態です。

顔をマスクで隠したり、前髪で目を覆ったりする子もこれにあたります。精神科のある病院に行くと抗うつ剤とまではいかなくとも精神安定剤が処方されることになります。これも立派な病気で最初は副作用もあるかもしれませんが、精神科では様々な薬を症状ごとに使い分け変更して行くことで回復を目指します。間違っても他人が飲んでいる薬を分けて貰うなどはしないでください。僕は調子が悪くなった初期に、母親の抗うつ剤を飲んで、頭がフラフラになるほどの副作用の症状が出ましたww

⑨病気・障害型

不登校の子の中には、学校でのトラブルではなく、様々な障害を持っていることで置けなくなる子がいます。軽度発達障害、ADHD、LD、自閉症などです。

軽度発達障害と診断されても、いわゆる境界線の子もいるので複数の病院で診断を受けることも大切だといいます。

不登校に至る様々な理由。が序盤に示されその解決方法が後半示されています。短い電子書籍なので、不登校ってこんなんだよというざっくりとした書籍で、詳しくはリンクの無料小冊子やメルマガでというスタンスの誘引型の書籍となっています。この電子書籍読むだけでも、十分かとも思いますが、実際不登校のお子さんを持つ人はそちらの方も参照してみてはいかがでしょうか。

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