この本のページをめくるたびに話力のテクニックを知り、コツを覚え、日常生活に落とし込む場にしていきましょう。1日10分で自身の話力と向き合ってみませんか?
今すぐ習得すべきコミュニケーション術
人と人が会話するときの第一声は、あいさつから始まります。場面に応じて、またその人との関係性によってあいさつには様々な種類があります。相手と気持ち良く接し豊かな生活を送るためにも、第一声のあいさつを生活の基本として使いこなせるようにしていきましょう。
あいさつは、相手の気分を一瞬で幸せにする魔法の言葉です。しかも好感度の高い人が共通してできていることです。
家族・学校・職場・ビジネス・コミュニティなど、人と接する場において、基本的なマナーとして、非常に大切な役割があります。また心地よいあいさつをするためには、場面や相手に合った言葉をきちんと身につけていることが大前提です。
あいさつを生活の基本とし、バリエーション豊かに、その場に合った対応を心がけましょう。
笑顔のあいさつは大変気持ちが良いものです。無表情のあいさつは、言葉だけという印象となってしまうため、あいさつをするときには「笑顔」をプラスするようにしましょう。
挨拶はきちんとすべき基本的なマナーなのだが人間関係が希薄になった世の中では意外とこれをしない人が多い。マンションの住人同士の挨拶とかいつもむすっとした顔でこちらのあいさつをスルーする人が意外と多い。僕は朝カフェで店員さんと挨拶から1日を始めるといいスタートダッシュが切れるのできちんと挨拶します。相手も自分もハッピーになれる魔法の言葉が挨拶だと思うので積極的に。最初は挨拶しても返してこなかった人でもめげずに毎日挨拶していたらあちらも会釈ぐらいはするようになります。これって進歩ですよね。
伝え方の極意
自分の伝えたいことをうまく言葉にできないときや、言ったつもりが相手に伝わっていないために誤解された経験はありませんか?
上手く伝わらない原因は、相手ではなく伝える側にあります。コミュニケーションは、自分の伝えたいことが相手に「伝わる」ことで成立するため、「伝える技術」の向上が必要です。伝え方のコツを学び、実践することで円滑な人間関係が築けます。
伝え方のポイント
①何を伝えるかを明確にします。
自分が何を言いたいのかわからなければ、相手にも伝わりません。 伝えたい内容を、話す前に整理する癖をつけましょう。
②結論→理由→具体例を短く端的に話します。
相手に自分の言葉を理解してもらうためには、わかりやすく話す必要があります。 初めに結論や全体像を伝えることで、相手が内容をイメージしやすくなります。
③「主語」と「述語」をはっきりさせます。
文章は主語と述語で成り立ちます。主語がなければ、誤解を招きやすく聞き手にストレスを与えてしまいます。普段から主語を意識して話しましょう。
④相手にわかりやすく伝える事を意識します。
相手が理解しやすいようにわかりやすい言葉を選びましょう。 内容だけでなく、聞き取りやすい声や滑舌、話すスピードや適度な間なども、重要なポイントです。また、ボキャブラリーや知識を増やす努力も必要です。
「伝える」技術は、公私にわたりあらゆる場面で人間関係を良好にする手段です。自分の伝えたいことが正しく相手に伝わると、コミュニケーションがスムーズになり、相手に期待通りに動いてもらえる可能性も高くなります。
最近ではカタカナ用語が増えてきて日本語表現すれば伝わるのにカッコつけて英語で言う人が多すぎる。相手を見て明らかにこの人には英語では伝わらないなと感じたら日本語に置き換える配慮が必要かと思います。
1日10分で話力をアップ!「わかる」だけでなく実践「できる」にステップアップしていきましょう。
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