年齢は重ねているのにやりたいことが見つからない。そんな大人に贈る必読の書。やりたいことなど必要ない！そこから始まる『やりたいこと』の本質、『真のやりたいこと探し』の実践法まで披露。
やりたいことは自然発生するもの
人に迷惑をかけなければ、基本的に何もしなくていいし、何をしていてもいいと考えています。
例えばそれが、 「ごはん食べるのが好き」 「カフェに行くのが好き」 「買い物するのが好き」 「ゲームしてるのが好き」 「人と話すのが好き」 「読書するのが好き」 「寝るのが好き」 こういった普段の何気ない日常にあることでも、その中には共通して『喜び』が含まれています。
それはあなたをハイテンションに導くほどの起爆性はないかもしれませんが、ささやかであれど、『喜び』があるはずです。
その程度の喜びをかみしめているだけで人生は豊かになるものなのです。そしてここでいう『豊か』とは、 展開 を意味し、みんなの共通課題である、『やりたいこと』の歯車が動き出します。
逆に『やらなきゃ』という思いは、焦りというニュアンスがあるので、無理くり『やりたいこと』と 思しきものを見つけても、それは人生の 肥やし にしかなりません。
本当にやりたいことというのは『理由』がなく、自然発生するもので、人を好きになることに理由がないように、やりたいことも理由なく自然に出てくる性質をもっています。
これから近い将来、あなたは『やりたい』と思うことを見つけるでしょう。
それは『やらなきゃ』から出てきた産物とはまったく違う次元のモノで、それは素晴らしい展開を予期するものです。
本当にやりたいことは周囲に止められてもなんとかしてやるもの。最近の僕でいえば米国株。家族や知り合いには投資は止められていたのだが、知識が増えるにつれそれほど危険なものではないと思うようになり手を出してみた。結果そこそこの運用益で満足いく結果に。父方、母方ともに祖母が保険の外交員をやっていた関係で保険に加入していたがメインどころの契約を解約して米国株にして良かったと思います。自身の環境により近視眼的になっている人は多いかと思いますが、一歩踏み出せば違う世界が見えるものです。「自分がやりたかったことってこれだ！」と思えるものに出会えるには新しいことに挑戦し続けることです。
やりたいことは人を豊かにする
やりたいことが欲しいという欲求は、つまるところ豊かさへの欲求です。 『やりたいこと』とは人生を豊かにする、より具体的な自己表現のかたちの一つであり、その本質は広く、ただ価値観の合う人と会話をするだけでも自己表現は完成しています。
ですので、誰かと会話することが『やりたいこと』と位置づけてもいいのです。
人に迷惑をかけていなければ、寝ていることが『やりたいこと』と位置づけても問題ないし困らないのです。あなたは生まれながらにして、自由に定義できる権利があります。 「やりたいことを見つけなきゃいけない」という、追われているようなスタンスが、真のやりたいことを見つけられなくしています。
だからこそ、その大義名分のもとに、 「やりたいことは一生なくてもかまわない」 「今の自分のままで一生が終わってもいいや」 と、肩の荷を下ろすのです。 『やりたいこと』など、はなから必要ない。この手放す・気を抜くという姿勢が、やりたいことの本質へと導く。私はそのように考えております。
やりたいことがあったらそれに一生懸命取り組めば良いし、なくても悲観することはありません。やりたいことは自然発生するもので誰にでもその波に乗るチャンスはあるはずです。その自分の気持ちに忠実でいればきっとあなたは充実した人生を送ることができるでしょう。
やりたいことを無理に探さなくても良い。そんなメッセージとともに、人生の中で目標とすることについて考えます。
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