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「すぐやる人」の読書術|塚本 亮|読書には「行動を加速させる装置」がある

行動力のある人は、読書には「行動を加速させる装置」があることに気づいている。すぐに行動に移せる人はどう読書を役立てているのか。「動く」「シェアする」「集める」の3つのやり方を丁寧に紹介し、すぐやる人になるための読書術を、ノートとの連携を紹介しながら教え説く

すぐやる人は読書で考えを壊し、やれない人は自己肯定のために読む

「すぐやる人」と「やれない人」の読書術には大きな差があります。

なかでも、すぐやる人は「そういう考え方はしたことがなかったな。そういう方法もあるのか!」と自分の価値観を壊すために読書をしています。

一方、やれない人は「やっぱりそうだよな。自分は間違っていなかった」と自己肯定のために本を読んで満足してしまっています。

どちらのパターンが読書から行動のヒントを得て、現状を打開できるかは、火を見るより明らかですね。 「そうだよね」と感じるような、既知の内容を確認して満足するだけでは、目の前の現状は何も変わりません。

既知の内容を確認して終わりにしているのなら、「自分がうまくいかないのは、考え方がまずいからでは?」と自問自答してみる必要はあります。

私は高校時代に事件を起こし、停学処分になって外の世界とのつながりが遮断されたとき、「何か変えなきゃ、このままでは終わってしまう」と感じていました。

その自分を見つめ直すときに読書と出会い、読書は自分の価値観を壊し、未来すら変えられることを知りました。

私は読書により、自分の価値観を変えることができたのです。 価値観が変われば行動が変わります。行動が変われば状況が変わります。

また、自分の知っている世界はほんの一部にしかすぎないのだと、感じることができるのも、読書の魅力の1つです。

本を開けば、著者が自分と違う環境で育ち、自分とは違う経験をして、その過程で得た知識や経験を伝えてくれていることに気づきます。新しい価値観や考え方に触れられるという点で、本は非常に有用なメディアとも言えるのです。

そして読書が面白いのは、いつその本を読むかによって、心に引っかかる一文はいつも違う点です。これまでにたくさんの本に出会ってきました。

たとえば、高校生のときに読んで線を引いていた箇所を読み直すと、自分の成長が感じられることがあります。 「こんなことで悩んでいたのか」

なんだか恥ずかしい気持ちになることもありますが、それもまた読書の魅力です。

それと同時に、昔は理解できていなかったものが今になって理解できることもありますし、新しい課題を発見することだってあります。

忙しい日々に追われていると、現状のままで走り続けることになります。全てがいつもうまくいけばいいですが、どこかで壁にぶつかることもあるでしょう。その壁とは自分の価値観なのかもしれません。

読書を通して自分とは違う考えや価値観に出会えたらラッキーですし、自分を変えるチャンスです。

このとき、自分に蓋をせずにそういった考えや価値観を自分のなかに採り込めることが大事です。  しっかり採り込めれば、自分の幅が広がり、活躍できるフィールドを広げることができるのです。

読書でブレイクスルーできるかどうか。大半の人は読書で自己肯定感を得ようとするのではないでしょうか?自身の興味に沿って選書するのでその中の自分と同じ悩みを同じ方法で解消しようとしている部分に見えないハイライトを描きがち。何を隠そう僕もその一人です。初めて読むジャンルの本ではブレイクスルーもありますが2冊目3冊目と回を重ねるとその傾向が強くなりがち。これは1冊目に読んだ本がブレイクスルーとなってるから仕方のないことですが、同じジャンルの本は5冊ぐらいは読んでおいた方が良いというのが僕の感想。これは!という本に出会えるまでは探究心を持って!!その本がベースとなりあなたという人間を形成します。

読書に適した場所を探そう

私はオフィスでは絶対に読書をしません。仕事モードに入っているからがその理由です。他のスタッフなどが仕事に取り組んでいる姿が目に入ると、どうしても読書する気分にはなれないのです。

また、自宅でもあまり読書はしません。何と言っても人は目に見えるものに大きな影響を受けます。人間ですから、美味しいものを目にすると、ダイエット中でもついつい手を伸ばしてしまうことがあります。

集中するための理想の環境は、必要なもの以外何もないところ です。意志の力を使わなくてもいい環境に飛び込みます。

そこで最適なのがカフェです。必要なものだけをテーブルの上に出せば自分が手を伸ばしたくなるものはありません。そしてカフェの少しざわざわした環境のほうが、静まり返った場所よりも集中できます。静まり返った場所だと眠くなることもありますし、人によっては小さな物音が気になってしまって、集中できないということがあるからです。

心理学の実験でわかっていることですが、集中したいときは開放的な場所よりも、天井の低いところのほうが集中力が高まります。  あとは先ほどもお話をしたように、電車のなかです。私はいつもお気に入りのカフェに出かけて本を読むか、移動時間の電車のなかで読書をするようにしています。

同じことをやるにしても、場所を変えることで集中力は明らかに違ってきます。なかなか自宅では集中できないならば、自分にあった場所を見つけることも効果的なのです。

そして私がおすすめしたいのが早起きをして、すし詰めの電車ではなく、まだ電車が空いている時間帯に家を出て、会社や学校の近くのカフェでゆったりと本を読むことです。時間を効率的に使えている感覚を持てることで、1日へのモチベーションを高めることもできるのです。

すぐやる公式は、意志力×環境×感情であり、環境の持つ力はとても大きいのです。だから読書ができる、読書に没頭できる環境を探してみましょう。きっとあるはずです。

僕は家以外では開店直後のカフェに週2くらいで出没します。読書に限らず人もまばらで落ち着くからです。常連さんの座る席が決まっていたりと面白い気付きがあるものです。僕は1時間程度しか滞在しないのでその席を狙ってくる常連さんがいたり「あのオッサン8:00前には帰るからここで待っとくか」みたいな(笑)僕が座る席は左右に余裕があって壁を背に座るソファ席なので意外と人気みたいです。そうやって自分のお気に入りの集中できる場所を探しておくと読書が捗ります。

すぐに行動に結果につなげるための読書術を開示。読書は読むだけではもったいないのでそこから得た知識を使うこと、行動に繋げることが重要です。しかし、何でもかんでも行動に移せば良いわけではなく情報の精査は必要かと思います。中には自分の利害関係から書かれた書籍もあり、間違った常識を植え付ける書籍もあるので要注意。間違いないと思える書籍に出会えるまで読み続けるのも大事かと。

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