「これ」を食べればサプリはいらない｜田村忠司｜51Blog｜サプリより、「食べる」栄養が最強！

「これ」を食べればサプリはいらない｜田村忠司｜サプリより、「食べる」栄養が最強！

2022年4月30日

栄養をサプリで摂る人が増えている中、「食べる」栄養の重要性と効能をサプリメーカー社長が教えてくれる書籍。少しのコツで「疲れない」「老けない」「病気にならない」体が手に入ります。

金儲け至上主義の不政治なメーカーが多いサプリの会社

金儲け至上主義の不誠実なメーカーが多すぎるから

同業他社の非難をするのは私の本意ではありませんが、サプリメントメーカーの現状については指摘せざるを得ません。

なぜなら不誠実なメーカーが多すぎるからです。

2014 年度の東京都の健康食品試買調査によると、店舗やインターネットで購入した健康食品 125 品目のうち、 105 品目に不当表示などの「法令違反」があったことが報告されています。特にネットで買ったものは 80 品目のうち、 79 品目に問題があったというのですから、深刻です。

こういう「違反」を行っているメーカーが提供しているサプリメントがはたして健康を守ってくれるものでしょうか。

残念ながら、製品となった状態では、私たちにはサプリメントの品質を確かめることは困難です。

「誰もが知っているような大手メーカーのものなら安心ではないか」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

サプリメントを発売している大手メーカーには、飲料やお菓子など「加工食品」を出している企業も多いのです。

加工食品は、ビタミンやミネラルの含有量が加工の過程で損なわれていることが多く、カロリーは摂れても、私たちの体を維持する栄養の不足を招きやすいのです。現代人の栄養不足の大きな原因は、加工食品で食事を済ます機会が増えていることにあります。

こうした栄養バランスの悪い食品を製造・販売しておきながら、その一方で「食事からは栄養が摂りづらいのでサプリメントで補いましょう」といって PR している企業を信頼できますか?

もちろん企業なのですから、利益を追求すること自体は当然ですが、お客様の健康を軽視して金儲けに邁進するのはいただけません。

僕はサプリメントの効果に懐疑的なので逆プラシーボ効果で効かないのではないかとか思ってしまう。そもそもサプリメントで足りない栄養を補おうとしたら何種類も飲まなくてはならず。懐具合も厳しくなりそうで（笑）美味しく食べて栄養もきちんと摂る食事が基本かと思います。

生活習慣の改善が後回しにされがち

「生活習慣の改善」が後回しにされがちだから

栄養状態を改善するもっともよい方法は、加工食品を食べる機会を減らし、旬の食材を調理して食事する機会を増やすことです。

健康を守る上で最も大事なことは、栄養バランスの良い食事をすることの他、ストレスと上手に付き合うこと、適度な運動をすること、しっかり休むことです。

ところがサプリメントを購入する多くの方は、これらの根本的な部分を改善しようとせず、サプリメントを飲むことで問題が解決すると思ってしまいがちです。「疲れたから栄養ドリンクを飲もう」「イライラするからカルシウムを飲めば解消するだろう」「肥満が気になるから体脂肪を減らすというトクホのドリンクを飲んでいる」

このような「その場しのぎ」の方法を取るのではなく、疲れたなら休むことが一番大事だし、イライラする場合は環境を変える工夫をすることが先だし、肥満が気になるなら食事と運動に気をつけることが優先です。

こうした生活習慣の改善がなかなか難しいことはわかります。良い生活習慣が実行できないから体の調子が悪くなっているわけですから。とはいえ、可能なことから一つずつ、体が喜ぶように生活スタイルの改善を試みるのがまず先のはずです。

安易にサプリメントに頼ることで、健康的な生活習慣に近づける努力が後回しになってしまっては本末転倒です。　サプリメントは決して「魔法の薬」ではなく、あくまで「次善の策」にすぎないのです。

サプリメントに頼らずとも生活習慣を改善することで代替可能なことは多い。不摂生をサプリで補うなんてナンセンス。きちんとした生活の上に健康はあります。何種もサプリを飲んで安心している人が多すぎる。CMなんかの過剰な宣伝も滑稽に見えるのは僕だけだろうか。

極力サプリには頼らない健康食事習慣を提案。ハードな毎日でも365日元気にいられる体づくりで健康体へ！！体の諸症状に効くレシピ付きで今すぐ始められます。

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。