自分の歯を治しデンタルIQを上げることは、健康や仕事にも良い影響を及ぼすことにつながります。歯の寿命が、あなたの「健康寿命」を飛躍的に伸ばしてくれるのです。社会的に成功をおさめた人が歯を大切にしているのはこういった理由があるからです。高齢者は年齢とともに体全体が衰えてくるものですが、歯がいい人ほど衰えが緩やか。面倒くさがらずに、予防歯科を始めてみませんか?
エリート層は相手の歯を見る
歯は外から見える器官なのですから、海外のエリート層は相手の歯を見て、一瞬でその人のバックグラウンドを判断することもあるわけです。日本人からすれば、歯で人を判断するはずがないと思いますが、貧富の格差が大きいアメリカや階級意識の強いヨーロッパではそれが現実なのです。
そんな歯に対する意識が高いアメリカのエリート層では、子供の虫歯率も低い。知識人の子供は虫歯をつくらないに、矯正を受けているので人前でも恥ずかしくない綺麗な歯並びをしています。最近ではテレビCMなどにより、やっと日本でも予防歯科という言葉が定着してきたように思います。
海外では保険契約条件として歯のクリーニング条項があるものもあり、これを怠ると病気や歯の治療の際にお金が下りないといった事情から、3カ月に1回以上クリーニングに通うエグゼクティブも多いのだとか。僕はその倍の半年にいっぺん検診と、クリーニングを受けに通っていますが、歯並びの矯正などは行っていません。(昔は歯並びが良かったが親知らずを抜いてから少しずつガタガタになってきた)。
とはいったものの、歯医者に通う原因となったのは、このまま歯周病が進むと歯がどんどん抜け落ちますよ的に脅されたからww それ以降10年間ぐらい通っています。奥から2番目の歯茎は歯周病に犯され、歯茎部分に歯間ブラシを突っ込んで掃除しないとならなくてその歯が抜け落ちるギリギリまで粘りましょうという治療方針でケアしています。子供の頃から歯磨きが嫌いで、大人になってからもあまり積極的に歯を磨かなかったしわ寄せが今になってきています。
- ブラッシングは最低一日2回以上
- ブラッシングは食後15分以内
- 夕食後に必ずブラッシング
- 歯だけでなく、歯茎も一緒に優しくマッサージするようにブラッシング
- 食後にキシリトールのガムを噛む、ガムが苦手な人は、同様のタブレットを舐める
- 自分にあった歯ブラシ、デンタルグッズを使う。またフッ素入りデンタルペーストも各社あるので、かかりつけの歯科医や歯科衛生士に選択してもらいましょう
- 専用の柔らかいブラシや布で舌も磨く
定期的に歯科医院で状態をチェックしてもらい、自分ではなかなか気づきにくいブラッシングの問題点などを教えてもらいましょう。
子供の運動能力など心身にまで影響が!?
海外や日本のセレブたちが子どもの歯にお金をかけるのは、見栄えからではなく、心身の能力を伸ばし健康になることがわかっているからなのです。塾に通わせたりお稽古事をさせることも大切ですが、まずは未来を見据えて子どもの歯に関心を持ち、デンタルIQを高めることをお勧めします。
記憶力や学習能力に関わるアセチルコリンを増殖させるには、よく噛むことが大事。もし、虫歯などで歯が欠損していたらできるだけ元の歯に近い人工歯(インプラントや義歯)などを使って咀嚼能力を高める必要があります。小学生を対象に運動能力と噛む力(咬合力)の関係を調べたとこと相関関係があったこともわかっていています。50m走などのタイムを伸ばしたいのなら、まずしっかり噛める筋肉と強い歯をということです。
虫歯の子どもは虐待か?
スウェーデンもフィンランドと同様、子どもの虫歯がほとんどない国になったので、子どもを虫歯にするのは親の恥であり、親が責任を十分果たしていないと考えられています。虫歯ができるということは家の中で虐待(ネグレクト)が起きていると思われるのです。
最近では日本でも歯科医による虐待の有無の判断できるということが話題に上ったりもするようになった。スウェーデンでは十数年前から、子どもの歯をチェックし歯の損傷がひどい場合、保健所に通報するようなシステムになっています。通報を受けて歯だけでなく体の虐待がないかも監視することが以前から行われているのです。
噛む力は胃瘻や寝たきりを防ぐ
高齢者やその家族がもっとも気になることのひとつは、胃瘻や寝たきり状態になることです。胃瘻とは、皮膚と胃に穴を開け、チューブで胃に直接栄養を流し込む方法です。胃瘻をしている人の数は推定で60万人、毎年10万人が新たに造設していると言われています。
医学的に必要であればそれも仕方ないが、病状が回復し、口から食べられる状態になれば、外すのが良い。日本では、このような一時処理ではなく、一旦胃瘻にするとなかなかそれを外せない死ぬまで胃瘻というケースが多い。噛んで飲み込むということが喜びとなりうるので、胃瘻を外し口から食べるリハビリを行うことで病状が良くなるケースも。
いつまでも自分の歯で噛むために口腔ケアを行う重要性がわかる書籍です。歯医者に通うのは面倒ですが、僕の場合、家から1分のところに偶然歯医者ができたので通うようになりました。信頼できる歯医者を見つけて予防歯科を始めよう。
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