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超訳論語|安冨歩|これまでの「論語」のイメージを一新する言葉の数々に驚くに違いない

アジアで長年に渡り読み継がれてきた最大の古典「論語」。日本でも多くの人たちが愛読しており、現代語訳も数多く出回っている。そんな中。あらためて「論語」と向き合って生まれたのがこの超訳。今までの概念も吹き飛ぶそれは心揺さぶられるに違いない。

学ぶことは危険な行為だ

何かを学ぶことは、危険な行為だ。 なぜならそれは、自分の感覚を売り渡すことになるから。 しかし、学んだことを自分のものにするために努力を重ねていれば、あるとき、ふと本当の意味での理解が起きて、自分自身のものになる。 学んだことを自分自身のものとして、感覚を取り戻す。 それが「習う」ということだ。それはまさに悦びではないか。

確かに読書などを通じて知識を得ようとするとその書籍の見解に引っ張られる形で自分の意見が捻じ曲げられたと感じる場面がいくつも出てくる。それを吸収して自分のものにするには鍛錬が必要。学んだことに引っ張られすぎると知識が偏りがちになり盲目的になるデメリットもある。

うまくいくとこの危険性

金持ちで地位が高いというのは、誰でもあこがれるところだ。とはいえ、自らの進むべき道を進まずに、そういうものを得てしまうのは危険である。なぜなら、自らの進むべき道に戻るためには、その地位にはとどまっておれないからだ。成功を犠牲にしないと道に戻れない場合には、進むべき道に戻るのは難しい。 貧しくて地位が低いというのは、誰でもいやがるところだ。とはいえ、自らの進むべき道を進まずに、そういうことになったとしても、恐れることはない。なぜなら、自らの進むべき道に戻るためには、そのままの状態でいたのではうまくいかないからだ。自らの進むべき道に戻れば、自ずから、その状態から抜け出すことになる。

自らの進むべき道をお金の誘惑に負け踏み外してしまう人がいる。全てにおいてバランスが大事で成功と引き換えに何か大切な物を失うなら、それは間違った選択だったのかもしれないと振り返る必要がある。

志はどこにあるか

顔淵と子路とが孔子とともにいたとき、孔子が言った。 「それぞれの志を話してみないか」

子路が言った。 「私は、車や馬や毛皮の外套を友だちに貸してやって、それを傷つけられてもクヨクヨしないような、そういう寛大な人間でいたいと思います」

顔淵が言った。 「善いことをしても自慢せず、人に苦労をかけないようにしたいと思います」 子路が孔子の志を尋ねた。

孔子が言った。 「老人には心安らかでいてもらい、友人とは互いに信頼しあい、若者には慕われる。そういう者でありたいと思う」

聖人のようなこの志。掲げてみてはみたもののなかなか実践するのが難しいものかと。信頼とはこう言った人格者の行為によって生まれるものなのですね。

コロナや温暖化危機に瀕する社会のなかでこそ人間の真価が問われる。今こそ読みたい古典の超訳。

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