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最高学府はバカだらけ 全入時代の大学「崖っぷち」事情|石渡 嶺司|大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略

どこかアホっぽい大学生、日本の学生がそのようにみられているのはなぜか?定員割れ続出で進学希望者がほぼ全員どこかしらの大学に入れる時代、生き残るのはどの大学か?大学業界の裏事情と生き残り戦略を紹介する。

アホ大学のバカ学生

東大をはじめ、難関大の学生間で人気なのがコンサルタント会社である。 「コンサル」と略して呼ばれており、その多くが大学三年生以下を対象にインターンシップを実施。会社によってはそこで囲い込んで内定者を決めてしまう。

コンサルタント会社は高年収、かつ入社直後から仕事を任される自由さが人気を集めている。ただし、外資系を中心に実績が上がらなければ簡単に解雇される。

私はそれよりも、仕事の裁量を重視するならベンチャー企業、高年収を求めるなら商社や一部のマスコミ・広告企業のほうがいいのではと思う。コンサルタント会社と同様の業務を希望するなら総合商社やメーカーも同様のはずだ。

ということをコンサルタント会社志望の難関大生に伝えると、彼らなりの分析を教えてくれる。 「コンサルと違って日系の商社やメーカーだと年功序列とかうるさそうじゃないですか。それにやらされる仕事はどうせ営業でしょ。なんか営業って嫌いなんですよね」

この「営業嫌い」は学生の間で相当に根強い。

とはいえ、コンサルタント会社も顧客企業を増やすための営業が必要だろう。『現代用語の基礎知識2007』によれば、コンサルタントとは「相談相手。専門的技術についての相談役、顧問」とある。コンサルタント会社に相談する企業は会社の実績が悪い、つまり営業成績が振るわないから相談することが多いはずだ。

はたして、「営業なんか嫌い」と言ってはばからない社員のいるコンサルタント会社に相談したいと思うだろうか?

この話を聞いてきちんとした反論ができた学生は今のところ皆無である。コンサル大好き・営業大嫌いと言うからには、目の覚めるような反論を期待しているのだが、実に残念だ。

営業って頭の良い学生ほど嫌がりがちなのだが、社会人に必要な要素が一通り揃っているのも事実。人気のコンサルタントだって営業なくしてはやっていけない。会社で働く上での基本スキルが営業なのだが。

バカ学生はバカ学生のままか?

「大学の勉強について行けないなら、専門学校に行くなり高卒で就職するなりすればいい」と言う識者がいる。大学を高等教育研究機関と考えるならばその通りである。

しかし、現実問題としてはそうはいかない。高卒・専門学校卒よりも大卒のほうが給料は高い。よほど専門分野を修めたいというならともかく、親としてはかわいい我が子を大学に入れて、給与条件のいいところに就職させたい、と考えるのは当然だろう。高校も進学実績としては、専門学校より大学のほうがアピールしやすい。高校生も、専門学校であくせく勉強するよりは大学四年間でいろいろやってみたい。

三者の思惑が重なって、大学進学率は現在、五三・七パーセントまで上昇した。

それでは、高校生は大学入学前にどれだけ学習してくるのだろうか。

ベネッセの「第四回学習基本調査」によると、学校外での学習時間は「ほとんどしない」が最多で二四・三パーセント、さらに「三〇分」「一時間」を合わせると五八パーセントにものぼる。平均学習時間は七〇・五分と全四回の調査では最低である。一時間以下では、学校の宿題をきちんとできるかどうかでさえ怪しい。

それくらい、今の高校生には学習習慣がなくなってきている。

そこに持ってきて、学習指導要領が改訂され、かつては必修科目だった数学 Ⅰ、日本史、地理、生物などが選択科目になっている。

つまり、今の高校生は学習習慣も絶対的な学習量も足りないまま大学に入学することになるのだ。 「大学に入るに値しない、専門学校に行くか就職しろ」と持論を展開するのはご本人の自由である。それは「大学進学制限党」を作って国会の過半数を占めるなり、クーデターを起こすなりしてから実現していただくとしよう。

専門性を持った教育を受けていながら大学生よりも下に見られる専門学生。雇う側の意識が変わらないとこのギャップは埋まらないだろう。就職の厳しさから大学を選ばざるを得ない状況はなんとかしなくてはならない。

大学生のバカっぽさはどこからきているのか。その辺をこねくり回す書籍。これから大学生になる人にはこれを読んで痛い学生にならないことを願います(笑)

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