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成長企業の法則 世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー|日本企業が今後グローバル成長を遂げるための針路

トップ100社に共通する特徴をまとめ、成熟した経済と言われる国々で更なる成長を続ける為の条件をフレームワーク〈LEAP〉(〈L〉はビジネスモデルについての要件〈E〉はコア・コンピタンスについての要件〈A〉は「企業DNA」についての要件〈P〉は「志」についての要件)として提示。

米英、北欧──成長し続ける成熟国家たち

アメリカは経済発展が〝踊り場〟に差しかかっていると言われていますが、2015年には2・6パーセントと着実な成長を続けています。一時期、BRICsの一角ともてはやされたブラジルはマイナス3・0パーセント、ネクスト 11 の一国として注目されているメキシコですら2・3パーセントですから、成熟国であるアメリカの方が成長しているのです。

ヨーロッパに目を転じてみましょう。 例えば、イギリスは 60 年代から 70 年代にかけて〝イギリス病〟と言われるほど経済が停滞し、成熟したまま、これ以上成長できないのではないかと思われていました。しかし、その後首相となったマーガレット・サッチャーが自由市場主義を唱え、再成長のカーブを描き、2・5パーセントというかなり高い成長を実現しています。

南欧を見ても、2人に1人は失業しているスペインですら、3・1パーセントの成長を達成しています。さらに北欧も元気です。アイスランドは4・8パーセント、スウェーデンは2・8パーセントと成長気流にしっかり乗っています。

つまり、成熟国は成長しないかと言うと、そんなことはないのです。 私たち日本人は「成熟国家は成長することはない」という思い込みを、よくよく見直す必要がある。

経済発展が踊り場とされているアメリカでさえ着実に成長を続けている。そんなアメリカと日本の違いは何か?毎年世界の企業トップ100とかいうランキングが発表されるがいつも日本は下の方で燻っている。それは新陳代謝がうまくいっていないからだと感じている。競争相手は世界なのにいまだに国内で争っている。上場企業は1回株式市場に上場してしまえば、その地位が剥奪されることはまずなく、ゴミのような株式が数多く生き残っている。これでは投資家心理も冷え込みそこに新たに参入しようという意欲も低く安定してしまう。

アップル4.0への挑戦

ジョブズが亡くなり、ティム・クックが引き継いだ今のアップルが、アップル4・0です。新体制になって、アップルの株価は下がるかと思いきや、企業価値は過去最高水準に上がっています。

アップルウォッチが発売され「次はアップルカーで自動車産業に参入か?」というニュースが報道されるなど、さかんに新しい動きを見せています。

「アップルのマジックタッチ」という言葉があります。アップルが触るとまったく新しいものに生まれ変わるという意味です。アップルのDNAは、アップル4・0にも引き継がれているという市場の期待を如実に反映した言葉だといえるでしょう。

スティーブ・ジョブズの凄かったところは、アイデアではありません。例えば iPod でも、アップルのエンジニアたちが自分たちでMP3を使っていて、それを普通の人にももっと便利に使わせたいという強い思いがイノベーションの源泉となったのです。その 思いが形に化けていくために必要な2つのDNAを呼び覚ましたことにこそ、スティーブ・ジョブズの凄さがあったのです。

アップルは囲い込みがうまい。アップル製品を買っているとMacBookとiPad、iPhoneと機能を連携させることでユーザーフレンドリーな使い心地を提案する。ついついアップルの新製品が出るとチェックしがちなアップル信者が多いのも頷ける。

コーヒーの革命児

スターバックスは、「コーヒーのある新しいライフスタイル」を提案することを通して、新業態を作り上げました。その特徴を見ていきましょう。

「新世代カフェ」の仕掛け人

スターバックスは、アメリカでは「第3の場所(サードプレイス)」 というコンセプトで大ブレイクしました。ただ、このコンセプトは、最初の海外展開先として選んだ日本ではまったく受けませんでした。なぜなら、極めてアメリカ的な価値観だったからです。

まず「第1の場所」というのは自宅です。アメリカでは、夫も妻も、職場から家に帰ると「マイダーリン」とか「アイラブユー」と語りかけるなど、いろいろと気を遣います。だから「第1の場所」では、なかなかくつろげません。

「第2の場所」とは職場や学校です。ここでも、上司や先生の目が光っていて、いつもピリピリしています。

「第1の場所」と「第2の場所」がそうしたストレスの多い場所だからこそ、その間で 自分を取り戻す「第3の場所」の提案が受けいれられた というのが、スターバックスの成功要因とされています。

ところが日本人は、「第1の場所」の自宅では、充分くつろいでいます。さらに「第2の場所」の会社も居心地がよいので、深夜まで帰らなかったり、さらには土日まで会社にきてくつろいでいる不届きモノも少なくありません。さらには、赤ちょうちん(居酒屋)など「第3の場所」も充実していますから、スターバックスの「第3の場所」というコンセプトはあまり魅力がなかったのです。

日本ではスタバはコーヒショップというよりもフラペチーノなど甘いものを摂取しながら過ごす場所になっておりアメリカのそれとはちょっと様相が違う。学生が勉強していていつも満席だが注文数が少なくてもやっていける価格設定でなんとか凌いでいる印象。

企業の成長を考えるとき諸外国のトップ企業を見てみるのは参考になる。それが日本で受け入れられるかどうかは別として。日本復権にはやはり新しい成長企業の活躍が欲しいところ。政府は株価の下支えになるようETFを買い上げているがそんな方法で日経平均株価が上がってもいずれは化けの皮が剥がれると思う。新陳代謝これがキーワードとなる。

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