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子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気|岸見一郎 |子どもとよりよい関係を築くためのアドラー哲学が凝縮

アドラー心理学研究の権威として数々の著書を残す岸見一郎氏による、子どもとよりよい関係を築くためのアドラー哲学。親子関係をアドラー哲学で解決!!

誰もが優しい言葉をかけてくれるとは限らない

子どもの勉強についてほめたり、ありがとう、というのはおかしいのです。子どもは親のために勉強しているのではないからです。

子どもをほめることの問題は、ほめられないと子どもが適切な行動をしなくなることです。ほめてしまうと、 ほめられなければ適切な行動をしない子ども になります。いい成績を取ったら、お小遣いを値上げするというような約束をする親もいます。いい成績を取れなかったらどうするつもりなのでしょう。

自分のしたことをほめられたら、たしかに嬉しいでしょう。しかし、どんな時も必ずほめられなければならないと思ってしまうと、ほめられなければたちまち適切な行動をしなくなります。

試験でいい成績を取った時も、当然、親にほめられたいと思います。しかし、いつもいい成績を取れるとは限らないので、子どもが試験でいい成績を取ってきても、ほめてはいけません。ほめなくても、子どもはいい成績を取ったということだけで満足しているはずなので、親が追加支援をする必要はないのです。問題はいい成績が取れなかった時です。学校の試験や模擬試験で悪い点数を取りました。どうしますか?

子どもが落ち込んでいても、残念ながら親はどうすることもできません。そのような時に、親が子どもに「つらそうだね」と声をかけようものなら、子どもは誰かにそんなふうに声をかけてもらえなければ、自力では苦境を乗り切れないと思うようになるかもしれません。 「つらそうだね」とか「大変だったね」というような言葉を誰かにかけてもらえたら気持ちが楽になるかもしれませんが、 他の人が必ず声をかけてくれるとは限らない ということは子どもに知ってほしいのです。

安全な関わり方がないわけではありません。「何かできることある?」とたずねてみることです。子どもはきっと答えるでしょう。「うん、ある。ほっといて」

子供の勉強に口出ししたくなるのはわかるが、勉強が自分の将来のためということをきちんと教えることの方がより重要。現代は大学進学率も上がり皆が大学に行く中で在学中に学べることは学んでおいた方が得な訳だが、勉強は幾つになってもできるので、自身が今は勉強より遊びと割り切っているならそれでもいい。自分の将来に責任を持てるなら。実際、遊びや趣味の分野で頭角を表しそれを仕事にする人も多い。親は勉強する意義を教えるべきで無理強いするだけが教育ではない。

子供にイライラしたら見ないようにする

受験が近づいてくると親も不安になります。もしも子どもが親の期待に応えて日々一生懸命勉強し、それに伴って成績も伸びればいいのです。しかし、子どもは親の期待を満たすために勉強しているわけではありませんし、子どもが勉強しないとしても、親をイライラさせようと思っているとは限りません。

そんな時、 イライラして子どもを叱りつけてしまう という話は、受験生の親からよく聞きます。しかし、その親のイライラを子どもにぶつけてはいけません。子どもに勉強してほしいのは親として当然だと思うことと、子どもが勉強しないことに親がイライラするということは別問題です。

勉強する、しないは本来、子どもが自分で決めることであり、もしも勉強しないことで成績が下がったとしたら、その責任は子どもが引き受けるしかありません。他方、イライラすることは親が自分で解決するしかありません。子どもにイライラをぶつけるのは、親の課題を子どもに解決させようとすることです。

では、親がイライラしたらどうすればいいでしょう。イライラするのは、子どもに勉強してほしいからです。しかし、親がイライラすれば、子どもは親が自分に勉強を強要しようとしていると思って反発するかもしれません。

そこでイライラする代わりに、 子どもに言葉でお願いすればいい のですが、「勉強してくれませんか」といえば、賢い子どもはきっと「お母さんのために勉強しているのではない」と言い返してくるでしょう。

一番簡単なのは、イライラする時には子どもを見ないようにすることです。子どもが自分の部屋にいる時や、塾に行っている間はひと息つくことができます。

特に親がああだこうだ言わなくても子供は勝手に必要とあらば勉強します。勉強しないからと言って目くじらを立ててイライラを爆発させないよう干渉はほどほどに。見ないようにするのも教育です。

親子関係の教科書とも言える異色の子育て本。アドラー心理学を初めて知った人も、その意外な心理学的アプローチに目から鱗間違いなし。

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