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人が集まる「つなぎ場」のつくり方。下から目線の拡散力とは?

      2018/09/02

東京荻窪にあるブックカフェ「6次元」はカフェとギャラリーと古本を扱う空間だ。詩人の朗読会やハルキストが集う店として、サロン的な空間に成長した。情報ビオトープとしてのカフェ、人と人とがつながる空間としてのカフェから、未来のカフェを模索する。人を引き寄せる注目のブックカフェ+ギャラリー。マスじゃなくても広がる「下から目線」の拡散力。

恋も人間関係も「需要と供給のバランス」で決まる

ブックカフェなら、美味しい珈琲が飲みたい。ほとんどの人はそういう感想でした。そこで気付いたのは「需要が供給をつくる」ということでした。お客さんが求めているものを提供することが最も大切なことなんだと、反省するきっかけになりました。人間関係や恋愛も、実は「需要と供給のバランス」で決まる。どんなに供給しようとしても需要がなければ意味がない。もし需要がないなら、必要とされるように価値観を変化させる必要があるのです。

僕がカフェに求める条件は静かに読書ができることと、美味しいケーキが食べられること。コーヒーチェーンなどだと必然的に込み合う時間帯は避ける形となる。朝の出勤前の時間帯などだとコーヒーチェーンなどでも静かな時間を過ごせることが多いので近所にそういった店があることは僕にとって嬉しい限りだ。需要と供給のバランスと言う点で言えば、朝の空いている時間帯に訪れて、朝食とスイーツと飲み物を頼む僕は、店としても客単価が高いのでありがたいのだろう。それでも長居するのは悪いので、一時間程度で帰るようにしている。帰りにはマイボトルでコーヒーを買って帰るのが日課。

珈琲は、飲み薬。本は、読み薬

薬としての本の効果は、① あたらしい知識やアイデアのヒントをもらえる  ② 想像力や言葉が豊かになる ……といったことでしょうか。「飲み薬の珈琲と、読み薬の本」が両方楽しめるカフェは、都市の中にある「ココロの薬局」だと言えるかもしれません。そして今、みんなの薬局であるカフェが、時代と共に何やら進化していることにお気付きでしょうか?

本は読み薬。と言うのはよく言ったものだ。となると、カフェは薬局。家でも読書は楽しめるが、気分を変えて少し音のする環境(お客さんが注文する声や、エスプレッソマシンの音や氷を砕く音)で本を読むとまた違った時間を楽しめる。僕は病気を発症してから人混みが苦手に。電車にはもう10年以上乗れていない。一度仕方なく新幹線で岡山まで行った際は、拷問のような感覚になってしまうほど他人のいる空間が苦手。なので比較的空いている時間帯でないとカフェも無理。徐々にリハビリしていこうと言うことで、週2回はカフェに通うのをデイケアのような感じでおこなって3年目、だいぶ慣れてきました。

なぜ、たまり場が必要なのか?

1980年代には、全国で喫茶店の数は、 10 万軒を超えました。そして1990年代、再び空前のカフェブームがやってきます。お洒落なミッドセンチュリー家具や北欧家具をリミックスした内装と「カフェ飯」と呼ばれる食事が魅力的でした。90 年代に入ると飽和状態に達し、レストランとの競合や地価、人件費の高騰などの経営上のマイナス要因が重なって、喫茶店は冬の時代を迎えます。ちなみに現在は、喫茶店全盛期の約半分ほどにまで減少してしまったそうです。そしてドトールなどのチェーン系カフェの流れも戦国時代を迎え、日本に「スターバックス」「タリーズ」を始めとするシアトル系本格コーヒーが進出してきます。現在は、さらに進化した複合系カフェが乱立。家カフェ、動物カフェ、メイドカフェ、ギャラリーカフェ、ブックカフェ、コンセプトカフェなどが、どんどん増え続けている状況です。ではなぜ、いつの時代も、このように多様なたまり場が必要なのか? やはりカフェは、自分が自分でいられる場所だからなのかもしれません。

たまり場といえば、僕の若い頃はゲーセンでした。ゲーム好きが高じてアルバイトを始めその延長線で契約社員となりゲーセン店長になりましたが、そこで病気を発症することに。仕事から離れてからも、家庭用ゲーム機で家でゲームを楽しんていましたが、機械が壊れてからはゲームを一切やらなくなってしまいました。若い頃はゲームを通じて友達ができたりしていましたがそう言うのもなくなり、代わり読書が習慣に。最近ではカフェも複合形のものや新次元のおしゃれカフェがどんどん開店する様に。僕はブームがひと段落したスタバが近所にあるのでそこに通うことに。飲みもののメニューは定期的に変わるし、置いてあるケーキも季節ごとに変わるので長年通っていても飽きることがありません。たまに僕的ヒット商品があると、定番メニューにして残して欲しいなどと思ったりもしますが、すぐに他の新商品が出てくるので不満はありません。

人が集まる「つなぎ場」としての都市型茶室「6次元」の発想を惜しみなく披露。これからカフェを開業したいと思っている人には参考になることでしょう。僕はコーヒーチェーンの安定感が好きで個人経営のカフェにはあまり入りませんが、つなぎ場を作ると言うちょっとお節介な店舗にも魅力を感じる人は一定数いるんだなと思いました。

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