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世界で一番シンプルな時間術|マリオン・キュステンマッハー , ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー

多くの時間術の書籍が出ているが「時間管理」「効率化」だけの考え方では幸福な時間を手に入れることはできない。何もしない時間の空白、机の上を片付けるなどシンプルな方法で充実した毎日を過ごすためのヒントがここに。

「時間の達人」は混沌カオスを受け入れる

「私の人生は混乱だらけ。毎日がカオスだ」 このように感じることはないだろうか。 ちなみに「カオス」とは「混沌とした状態」という意味だ。ネガティブな意味で使われることが多い。 しかし、 物理学の世界では「カオス」という言葉にネガティブな意味はない。元々のギリシャ語の意味は「広くからっぽな宇宙空間」だ。そのカオスから秩序ある世界が生まれるのである。 「カオス」という言葉の意味を知れば「混沌とした毎日」を新たな視点でとらえることができるはずだ。 アイザック・ニュートンによる古典物理学の世界観においては、自然は明確なルールに従って動いている。だから、物体の位置と速度が分かれば、将来は予測することができる。これがニュートン力学的世界観だ。 このニュートンの考えを受けて、気象学者は「すべてのルールを巨大コンピュータに入れて計算すれば、完璧な天気予報ができるはずだ」と考えた。 しかし、カオス研究によって、 完璧な未来予測など不可能 であることが明らかとなった。天気予報は難解な微分方程式で成り立っているが、ほんの少しだけ初期値が違っただけで、将来はまったく別のものになってしまうことが分かったからである。

前に机の上がカオス状態だと人によってはそれがベストな状態であり閃きを誘発する状態だという人のことを聞いたことがある。それでも一般的な人の場合机の上は整理されていた方が物を探すなどの無駄な時間を排除できるのでそちらの方が良いだろう。机の上は好きな映画やアニメのフィギアや家族の写真を置く程度に留めている方が作業はしやすいだろう。

毎日、1時間単位で計画を立てる

「今日はプロジェクトの仕事を進めよう」と思って出勤したのに、1日かけても全然進まなかった。帰り道、あなたはなんでこうなってしまったのかが分からない……。 こうなってしまうのは、ほとんどの場合「仕事をするんだ」と思っているだけで「何を、どんな順番で、どうやるのか」 と具体的に計画を考えないことに、大きな原因がある。「自分の計画」がない人は、他人の計画や意図に沿って行動することになってしまう。自分が目指す何かをやり遂げたいなら、しっかりした「自分の計画」がいるのだ。 計画のコツは、 少なくとも1時間単位で「やることすべて」を書き出す ことだ。この方法は大きなプロジェクトに取り組む場合には、特に効果がある。

複雑な仕事ほど分割して考えること。1時間単位で仕事の工程を終わらせていくように分解する必要性がある。僕は大きめのポストイットにメインのタスクを書いてそこに小さめのポストイットを作業を分解した形で貼り付けています。終わったらその小さなポストイットをゴミ箱へ。作業の進み具合が分かるので作業効率だけでなく時間も意識できるのでシンプルだけど効果的。

「先延ばし」は世界の終わりではない

先延ばしするのは、自分にとってなんらかのメリットがあるからである。そのメリットとは、〆切間際になってプレッシャーがかかると、それに背中を押されて仕事のスピードが上がることだ。つまり「先延ばしグセ」というのは、仕事を刺激的なものにするための無意識の習慣 なのである。 別の見方もある。「先延ばしグセ」は、仕事の負荷が限度を超えている表れだ。「はじめに」でも書いたように、すべての職業において過去 20 年で仕事の負荷は 30 パーセントも増えている。 誰でも、仕事のプレッシャーから開放される時間が必要だが、現実には仕事から自由になるには、仕事をやめるしかない。だから、心が「先延ばしグセ」によって、ささやかな「自由な空間」を作り出して、自分の体を心筋梗塞や突発性難聴から守っているのだ。 つまり「先延ばしグセ」は、心と体を守る緊急回避措置 だ。だが、本来は健全な行動ではない。「先延ばしグセ」に無意識に身を任せるのではなく、自分で意識的に「自由な空間」を作り出そう。

僕はそもそもの仕事量が少ないので先延ばしとは無縁だ。それどころか先回りして作業を終えることで新たな時間を創出することの方が多い。先延ばし癖のある人は仕事量を調整(部下や同僚に仕事を振ったり、上司から仕事の依頼を受ける時に自分の状況を説明したり)する必要がある。

「私の時間は私のもの」と唱える

時間に追われてストレスを感じるとき、自分がのろまなカタツムリや、のっそりしたナマケモノのように思えてしまうときは、時計を持って席から立ち上がろう。 そして「私の時間は私のもの」とつぶやいてみる。本当に「そうだ」と思えるまで繰り返す。この言葉のすばらしさは〝いつ、どんなときでも真実である〟ということだ。あなたから時間を奪えるものは誰もいない。こうしても、現実は何も変わらない。これから 30 分間で死ぬほど嫌な仕事をしなくてはならないときに、この言葉を唱えたからといって、その仕事は消えてくれはしない。しかし、誰かに自分の時間を奪われたと思うのと(これは勝手な思い込みだ)、自分が自分自身に時間を与えたと思うのでは、根本的な差がある。物事を受身にとらえるか、それとも主体的にとらえるか、その差は大きい。

時間に追われないために集中したい時間帯(僕は午前中)はメールを見ないなどと決めて作業に取り組むのも一つの手だ。その間は電話にも出ないように習慣付けていると尚良い。

時間術を語る上で何も複雑なことを行う必要はない。この書籍のようにシンプルな方法でも時間を創出できるので是非試してみてほしい。

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