イラスト図版を多用して科学史・物理学・相対性理論・量子論・宇宙・数学・化学・地球史の全8テーマを掘り下げる「教養の入門書」の決定版!活字が苦手な方にも適した書籍。
科学
古代ギリシア時代から、対象の客観的な観察により、人類は世界の秩序のあり方を研究・考察していきました。そして17世紀の科学革命によって、科学のパラダイムが大きく変化しました。また、18世紀後半の産業革命以降、科学は軍事・経済・国家の利益と強く結びつくようになり、戦争や環境問題など、様々な領域で影響を及ぼしていきます。そして現代では、科学は世界規模で社会やモラルとのかかわりを持った発展が求められるようになったのです。
科学の進歩は著しく、その時代を彩るさまざまな技術が世間を賑わす。今現在で言えばAIなんかがそれに当たる。それを知っているか否かで生活の質も様変わりする。最新の技術は自分でもいじってみることを推奨します。
物理学
私たちの日常世界における「力」の原理や法則は、ガリレイやニュートンなどによって導かれ、そして後に古典力学として体系化されました。また、「熱」の正体については中世から様々な論争がありましたが、産業革命をきっかけに熱力学として発展を遂げることになりました。そして「電気」と「磁気」ですが、それまで別々のものとして研究されていたものが近代になり「電磁気」としてひとつになり、この研究成果は現代の私たちの生活に欠かせないものとなっています。
さまざまな法則や原理、知ってはいるものの構造を理解するにはハードルが高いので、その概要だけでも頭に入れておきたい。生活に根ざした当たり前の力を実感してみよう。
地球史
宇宙のチリのかたよりをきっかけに、太陽系と地球ができ、天体の衝突とともに、月も形づくられていきました。そこから長い年月をかけて生命が誕生し、過酷な地球環境下でも生き延びるように、生命は共生と進化をくり返して多様な生命になっていきました。そして、約700万年前に、アフリカで二足歩行の猿人が誕生しました。道具を使い、共同生活を送り、脳を発達させて、様々な人類が生まれるようになります。その中のホモ・サピエンスの子孫が、現在の私たちなのです。
地球の歴史からしたらまだまだひよっこの人間。深海の生物などまだまだ謎も多い地球ですが、その生い立ちを知るとなかなか面白い。人類の進化の過程など、それからこれからの人間や地球について考える良い機会になるかと思います。持続可能な世の中のために。
知っておきたい自然科学の教養をイラストや図版を利用しわかりやすい形で提供してくれる書籍。本を読むのが苦手な方にもお勧めできる作りとなっています。
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