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ゼロから学べる! ファシリテーション超技術|園部 浩司|生産的な会議の方法をプロファシリテーターが教えます

会議にまつわる様々な問題。「オンライン会議の仕方がわからない……」「時間通りに終わらない……」「決まらない……」。そんな問題解決の方法や、意見の引き出し方、合意形成やオンライン会議の進め方など生産的な会議の方法をプロファシリテーターが教えます。

ファシリテーション力は問題解決する上で土台になるスキル

ファシリテーション力は 問題解決するうえで土台になるスキル

私は問題を解決するには、7つのスキルが必要だと思っています。

その7つが「企画力」「プレゼンテーション力」「プロジェクトマネジメント力」「ファシリテーション力」「ロジカルシンキング力」「人格力」「コミュニケーション力」です。

企画力とは、問題を発見し解決策を立案する力のこと。その企画した内容をわかりやすく上司や関係者へ説明する。このときに必要なのが、プレゼンテーション力です。晴れて企画が承認されたら、いよいよ仕事がスタートします。仕事のスタート時はチームを編成し、ベクトルを合わせながら、メンバーの力を最大限引き出して成果物を創出する。ここで必要になるのが、プロジェクトマネジメント力です。

では、ファシリテーション力は?

これは、ここまでお伝えした「仕事」を遂行するうえでの土台となるスキルです。

企画を立てるとき、1人で解決策は立案できません。みんなで相談して企画立案します。当然会議が必要です。プレゼンテーション資料を作成するときもメンバーから意見をもらうことで完成します。企画が通り、プロジェクトがスタートし、成果物を創出する間にも、ファシリテーション力は必須です。なぜなら、どのようにやるのか?

進捗はどうなっているのか?

など1つの仕事が終わるまで会議の連続だからです。会議の質が仕事の生産性に直結すると言っていいでしょう。

その意味で、仕事をするうえで土台になるスキルがファシリテーション力なのです。

会議中は、いろいろな意見を整理するロジカルシンキング力も必要になります。ただし、ここまでお伝えしたこれらビジネススキルといういくつもの「力」を発揮しただけでは、人間味のない冷たい印象を与えてしまうかもしれません。私は30代の半ばまでこのビジネススキルを一生懸命勉強しましたが、決定的に足りないものがありました。それが、コミュニケーション力です。

どんなにビジネススキルを磨いても、コミュニケーション力が不足していたらうまくいきません。コミュニケーション力は、人と信頼関係を築かなければ生かせません。さらに身に着けておくべきものは、「この人のためならば一肌脱ぐか」と思ってもらえるような人格力。

問題解決を行うにはこの7つのスキルをバランス良く磨くことが必要だと私は思っています。

中でも、ファシリテーション力は仕事全体の土台となり、核となる位置づけです。

ここでも物を言うコミュニケーション力。どんなにビジネススキルを積み上げてもこれがないだけで一気に使えないやつと烙印を押されてしまいます。自身のコミュニケーション力に自信がない人はまずはそこを強化した方が無難です。

オンライン会議の進め方

オンライン会議では、ビデオ通話中の自分の画面をオン(表示)にするか、オフ(非表示)にするかという問題があります。

個人的には画面は「オン」が基本だと思っていますが、画面をオフにする人も少なくありません。これでは表情からいろいろなことを読み取ることができず、会議に支障をきたすのは明らかです。

画面をオフにしたくなるのは、「顔うつりが悪い」「身だしなみに気を遣う」「背景が映り込むのが嫌だ」といった理由があります。

自宅などにいる場合、会社に出社するよりプライベートに近い状態になってしまうことがあるからだと思います。男性ならばひげを剃っていなかったり、女性ならばメイクをしていなかったり、部屋が片付いていなかったり……。といった状態を見せるのは抵抗があるものです。

これらの問題の解決策をお伝えしていきます。

■ 「顔うつり」を解決する

1 カメラの角度を上からにする

ノートパソコンを上から覗き込むと、下から映されるため、どうしても顎が強調され、実際の見た目と変わってしまう場合が多いです。本や資料などを積んだ上にノートパソコンを置くなどして、カメラの位置は少し上から映せる位置にしてみてください。断然印象が良くなります。

2 カメラの距離を少し離す  

上から覗きこむと、カメラが近くなって「アップ」になりすぎてしまいます。リアルではそれほど顔を近づけて話すことはないので、明らかに不自然です。カメラの位置を少し遠くなるようにし、自分の胸から上が映るくらいの距離に調整すると、相手に自然な印象を与えられます。

さらに高性能カメラを使用するとよりきれいに映し出されます。価格は1万円前後ですので、ファシリテーターとして頻繁に開催する人などは準備するといいでしょう。

3 リングライトで明るくしよう!

部屋の電気だけでは暗くなりがちで、疲れた顔の印象を与えてしまいます。それを改善するのが「リングライト」です。2000~3000円で購入できます。このライトがあるだけで顔色がとても良くなりますので、個人的には一番のお勧めです。

カメラを上から少し離すこと。そしてリングライトを使うこと。こうすると本当に自然でリアルに近い感じになり、これまで抱いていた顔うつりのストレスから解放されます。

Zoomでの会議が一般的になり家での様子がわかってしまうなんてことも日常茶飯事。少しでも印象を良くするためにカメラやリングライトなどを用意すると一味違った写りになります。

オンライン会議時代の会議の進め方を事細かに解説。ファシリテーターでなくても普段のZoom会議がワンランク上がるような方法がずらり。ぜひこのオンライン会議の時代を乗り切って!!

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