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カジュアル起業 “好き”を究めて自分らしく稼ぐ |箱田 高樹|会社に勤めながら週末や空き時間を使って好きなこと

起業というと派手な成功を目指す野心み溢れた人たちを思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、本書では会社に勤めながら週末や空き時間を使って好きなことで起業したハイブリッドなケースをレポート。その働き方のノウハウを探っていきます。

カジュアル起業

〝飲みニケーション〟は減り、同僚は仲間というよりライバルになった。こうして会社のコミュニティーのつながりが急速に薄まっていった。「スゴイ」「やるね」「がんばったね」と気づき、声をかけ合う。それまで機能していた、承認しあう機能を、会社という場は急速に失ったわけだ。最近になって、地域コミュニティーが復活し始めたり、インターネットのソーシャルネットワークが急速に浸透したりしているのは、そんな状況を補完する意味もあるのだろう。代表的なソーシャルネットワークの一つである「フェイスブック」に、相手の発言に対して同意を表す「いいね!」というボタンがあるのは、象徴的だ。十把一絡げにはいえないが、いま多くの日本人、とくに 30 代以前の日本人たちは、「承認」を求めて彷徨っている。少なくとも会社にいるだけでは、心のスキマを埋められないでいる。笑顔になれないでいる。解決策はどこにあるのか?きっと、それは会社の外に、ある。ここでようやく「カジュアル起業」にたどりつく。

リモートワークが普及して会社と言う場所に縛られなくなってきた現代。職種によってはフルリモートでも仕事が完結するようになって、ますます会社組織に変革が求められるようになってきています。会社終わりに一杯飲みにと言った需要は減り、その代わり家飲みを充実させるためのものが売れている。時代の流れ的にはこれは多様性が担保されて良いのではと思います。アルバイトもコロナによって飲食や小売で雇い止めになった人たちがコンビニに帰ってきたことで人手不足が少し解消されていると聞きます。第三の選択肢としての起業も再び注目されているようです。フリーランスでやっていくには日々スキルをアップデートさせる必要がありますが、それなりにやりがいはあるかと思います。

バンドブームを背景に起業

時代は1987年。「バンドブーム」と呼ばれる熱が日本全国に溢れ出し、もちろん栃木の高根沢にも伝播していたからだ。BOOWY、ブルーハーツ、レベッカ、ユニコーン……。 80 年代後半、ライブハウスから駆けあがって、いきなりメジャーレーベルと契約するロックバンドがすさまじい人気となっていた。貸レコード店の台頭やミュージックビデオブームなども後押しとなった。もちろん、人口比率の高い団塊ジュニア世代がちょうど中学校から高校という音楽に最も興味を示す年齢を迎えていたことが大きいだろう。結果として、この時期、憧れのバンド、ミュージシャンをなぞってギターやベースを手にする子どもたちが増えた。高根沢の学生たちもギターやベースを求めて楽器店へ駆け込んだ。目の前の肉屋がそれだった。かつて小清水さんは1時間も自転車をこぎ、宇都宮までギターを買いに行ったが、小清水さんのおかげで、この町のバンド少年たちは徒歩で(あるいは母親の買い物ついでに)ギターもベースもエフェクターもピックも買えるようになったわけだ。 「バンドを始めるんです」 「ギターを練習したくて」 「ベースがうまくなりたい」すでに肉屋兼貸レコード店に近かったこともあり、すぐに顧客がつき始めた。しかもかつての自分のような声に支えられ、ギターは1本、また1本と売れていった。それにしても不安がひとつ。コロッケをあげたり、惣菜をつくったりという肉屋という環境は、ギターという楽器にとってよくないのでは? 「俺も最初は思ったんだけど、人間と同じ環境でダメになるギターはやっぱりダメなんですよ。投機目的のヴィンテージギターならまだしも。楽器は弾いてナンボですからね。そもそもここは博物館じゃない。むしろコロッケの油が、ギターのボディやネックに付着して、〝いい味〟が出るんだよ、なんてね(笑)」最後のは冗談だろうが、実は的を射てもいる。肉屋が楽器屋を同時にやるメリット。それは「オードブルのオーダーにつながる」ってだけじゃなかったからだ。

ブームに乗ると言うのはやはりどの時代でも儲けの基本なのだろう。少し前だとタピオカブームで荒稼ぎしてブームが落ち着くと次々と店舗をたたむ店が続出したのは記憶に新しい。

二毛作

バーカウンターの向こう側から、渡沢さんは笑いながら話した。 29 年前、山形県南陽市で農家の三男坊として生まれた彼は、名前を「農」と書く。 「それで〝ミノル〟と読みますからね。理由は聞かずともわかるという(笑)」だから耳をふさぐように家業を継がず、29 歳になった現在、東京でフリーのウェブディレクターを務めている。そしてコメや椎茸やラ・フランスではなく、おもに企業のウェブサイトをつくっている、というわけだ。もっとも農業ではないけれど、「二毛作」は実践している。渡沢さんは、週末ともなると、マウスをシェイカーへと持ち替える。東京の下町・両国の片隅で、スタンディングを主にしたバーの共同オーナーでもあるからだ。渡沢さんが始めたバーの名は「スキーマ」。ITにおけるデータベースの構造などを指す言葉だが、同時にそれは「 隙間」を表している。人と人や、日々の生活のなかにあるスキマを埋める場所だと思って、その名をつけた。 「あとはたとえば『やりたいことがあるけど、やれていないな』と感じたりする心のスキマなんかも含まれるかもしれない。まあ、いずれにしても……」近所の若夫婦、常連の外国人映像ディレクター、元取引先などの、雑多で楽しげな声で溢れた週末の「スキーマ」で、渡沢さんは自らグラスを傾けつつ言葉をつないだ。 「クールじゃなくて、まあ、どちらかといえば、熱いんですよ(笑)」

バーや飲み屋は水商売なので当たるとデカイ。なので仲間内で飲む場所を提供するところから起業する人も多く存在する。僕の通っている美容院のオーナーも美容院閉店後に仲間を集めてバーを運営している。いわゆる二毛作だ。

今の仕事を辞めずに起業することで失敗のリスクが軽減される。週末起業などの書籍は数多く存在するが、この書籍に登場する例はちょっと古めです。しかし、現代に応用しようと思えばできる。

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