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残業も長時間労働もいらない!ブラック企業がホワイト企業に!?

      2018/06/12

残業も、長時間労働もいらない! 「離職率100%、定時は終電」の元超ブラック企業の取締役がつくった超ホワイト企業。「残業をしないで10年連続で売り上げを上げ続けている会社」として多くのメディアに取り上げられ、2013年には、東京ワークライフバランス認定企業の育児・介護休暇充実部門に選ばれたランクアップとはどんな会社なのか?残業しないで効率よく売り上げを上げる3つのこだわり、社員みんなで残業ゼロを実現するための7つの働き方、また「17時に帰っていいよ制度」「選べる時間休」「PCメガネ支給」「無農薬野菜支給」「病児シッター制度」などなど、働きやすい職場と売り上げアップを同時に実現する会社をどうやってつくられたのかを紹介する。

取引先を巻き込む理念共有型アウトソーシング

最近、私たちの会社は、「ほぼ残業しないで 10 年連続で売り上げを上げている」ということでよく取材を受けます。そのたびに「どうして残業しないで売り上げを上げられるんですか?」と聞かれ、私はアウトソーシングを活用していることを話します。ただ、何度も取材を受けてお話ししているうちに気がついたんです。 私たちはたくさんの作業や業務をアウトソーシングすることで、自分たちにしかできない仕事、つまり考える仕事に集中することができていたことに。  製品販売を開始した当初から配送業務をアウトソーシングすることができたので、製品開発や広告制作、製品パンフレットづくりといった考える仕事に集中することができたのです。もしも、私がアウトソーシングをしないで自分で配送をしていたら、一番大切な製品開発がおろそかになったり、広告をつくる時間がなくなってしまいます。1日は24 時間しかありません。そのうち働く時間は8時間。私たちは考える仕事に費やす貴重な時間をアウトソーシングによって生み出していたんです。

自社が得意な分野にのみ注力し、あとはアウトソーシングを利用する。会社の組織が小さい時にはからり有効な戦略だと思います。大きな会社になるにつれ、自社で対応できることは増えますが、OEMなども活用すれば効率的です。スタバのステンレスタンブラーだって、作っているのはTHERMOSだし。限られた時間で成果を生み出すにはその道のプロの力を借りることも必要かと。

業務スピードを上げる6つの社内ルール

私たちの会社には、残業ゼロを目指して仕事を効率化するためにつくられた社内ルールが存在します。全部で6つ、ご紹介します。

【ルール1】 社内資料はつくりこまない

社内資料はわかれば十分。用途に応じますが、社内の打ち合わせだけのためなら、時間のかかるエクセルの色付け、パワポのつくり込みは禁止しています。

【ルール2】 会議は 30 分

会議は基本 30 分。時間になったら次に会議室を使う人が待っているので終了。  もし、話し合いがまとまっていないときは、再度、必要なメンバーで会議スケジュールを入れ直します。

【ルール3】 メールで「お疲れ様です」は使わない

メールの「お疲れ様です」を読む時間も、入力する時間ももったいないので、社内メールは本文から打ちます。

【ルール4】 社内のスケジュールは勝手に入れる

私たちの会社ではWEBのスケジューラーを使っています。  打ち合わせのスケジュールを入れる場合、スケジュールが空いていたら社長であっても勝手にスケジュールを入れることができます。本人の承認はとりません。いちいち承認をとっていると仕事が進まないので。

【ルール5】 プロジェクト化

各部署の協力が必要な業務や、どこの部署にも属さない仕事だけど力を入れたい業務は、プロジェクトにして、情報共有しながら進行しています。  どのようなプロジェクトがあるかいくつかご紹介すると、「社内セキュリティ委員会」「ホットクレンジングゲルを攻める会」「SNSプロジェクト」「社員旅行プロジェクト」などがあります。

【ルール6】 社内の根回し

企画を進めるときは、企画の初期段階から関係各部署から一人ずつ集まってもらい、自分の企画に対して意見を聞くようにルール化しています。  初期段階の企画のうちに関係各部署に相談することで、致命的な問題を早期に発見することができます。またこの根回しを通じて今の企画内容でスケジュールは間に合うのか、システム改修は必要か、その場合はいくらかかるのかなど、企画を通せるかどうかの判断しやすくなるというメリットがあります。だから、社内ではいつも短時間で小メンバーで集まる打ち合わせを行っています。

こうやってみていると会社では無駄なことに時間を割く人がいかに多いかが浮き彫りになります。会議やプレゼンの資料を無駄に作り込んだり、メールの定型文的な挨拶など。細かく業務を見直して、効率化を社内全体ではかれば時間はいくらでも節約できるので、スピードアップが可能に。

残業も長時間労働もいらない。そんな働き方で成果を上げ続ける会社がどのように運営されているのかがわかる書籍。すぐにでも取り入れられそうな施策も多く、ダラダラ残業が常態化して、残業している人が評価される企業風土を持っている職場にはもってこいの書籍です。

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