挫折や失敗、病気などによる障壁や苦痛、そうした局面でネガティブな感情に支配されることも多い。しかし、そうした逆境下でも力と叡智が湧き上がり、それまで想像もしなかった不思議なことが起こる。
「人間は、本当に強くなければ、感謝ができないのですよ」
世の中には、自信満々な姿を示し、
ときに、傲慢さを漂わせる人がいますが、
そうした人物の内面を深く見つめると、例外なく、
自分に本当の自信を持っていないことが分かります。
また、世の中には、周囲に対する不満や批判を 声高に語り続ける人がいますが、
そうした人物の内面を深く見つめると、
これも例外なく、外面的な強気の姿とは裏腹に、
心の弱さを抱えていることが分かります。
逆に、物事に対して、そして、相手に対して、
常に謙虚な姿勢、感謝の姿勢を持つという修行を続けると、
我々の内面に、静かな自信と強さが芽生えてきます。
それは、この「引き受け」という心の姿勢も、同様です。
人生で不運や不幸に思える出来事が与えられたとき、
最初に、様々な感情の波があっても、
最後は、「ああ、自分に原因があった」と受け止め、
「ああ、これは、自分に大切なことを教えてくれている」と解釈するという
心の修練を続けていくと、我々は、自然に、 「静かな強さ」を身につけていきます。
自信に余裕を持てる強さを持った人はきちんと人に感謝もできるように思います。人生カツカツの人はなかなか人に感謝することができないのが現実。心の修練を続けて余裕も持ちたいものですね。
「天才的直観」が閃く条件
そして、このことは、 「難題に直面したとき、その答えの方向を教える直観」だけでなく、 「創造的なアイデアが必要なとき、それを教える直観」にも共通です。
例えば、ノーベル賞を受賞するような科学者のアイデアは、
どのようなとき、生まれてくるのか。
まさに「天才的直観」と呼ぶべき素晴らしいアイデアは、
どのような瞬間に、生まれてくるのか。
そうした「直観」は、 「答えを見つけよう」と必死に考えているときには、決して閃きません。
不思議なことに、そうした「直観」は、
「答えを見つけよう」と必死に考え、考え、考え尽くして、疲れ果て、
一度、その問題から離れ、休息をとったときや、睡眠をとったとき、
さらには、他の仕事に集中したときや、何かの遊びに没頭したとき、
突如、閃くことが多いのです。
言葉を換えれば、 「答えを見つけよう」という意識が強すぎるときには「直観」は閃かないのです。 「答えを見つけよう」というエゴが強すぎるときには「直観」は閃かないのです。
一度、その意識から離れ、エゴが静まり、「無心」の状態になったとき、
不思議なことに、「直観」が閃くのです。「直観」が働くです。
そして、その「無心」の状態が生まれるのは、
その問題から離れて休息をとったり、睡眠をとったとき、
他の仕事に集中したり、何かの遊びに没頭したときだけではありません。
この「無心」の状態は、先ほど述べたように、
「自分で、この問題の答えを見つけよう」という意識を捨て、
「大いなる何かが、この問題の答えを教える」と信じ、
その問題の解決を「全託」したときにも、生まれます。
これが、第一の形、「直観」という形で与えられる「叡智」です。
仕事やアイデアを必要とする時に場所を変えてみると名案が浮かんだりすることがある。最近ではスマホも生活防水がついているのでシャワーや風呂に入ってる間に名案が浮かんだらその場ですぐにメモを取れる。風呂場やトイレやカフェ、そして寝る直前などにそうした直感を得ることが多いような。
ネガティブな感情に支配されがちな逆境下でパフォーマンス上げる方法を探る。想像を超える不思議を味わうための指南書。
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