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『職場の「やりづらい人」を動かす技術』秋山 進

      2019/06/12

大企業から零細企業、海外企業まで見てきた組織コンサルタントが、ビジネスパーソンのリアルなタイプ分類をもとに、「苦手な人」「ウマの合わない人」を上手に動かす技術を開陳。

<小説家><技能者><観察者><実務家><評論家><革新者><コンサルタント><政治家>
――あなたと「あなたが苦手なあの人」は、どのタイプ?

本書では、さまざまな企業でビジネスパーソンを観察してきた組織コンサルタントが、働く人を8タイプに分類。
タイプごとの長所短所や相性、うまく仕事を進めるコミュニケーションのコツまで紹介!

自分の専門分野から一歩も出ようとしない人

自分の専門分野における成功パターンをしっかり身につけていて、経験を積んで知識やノウハウを蓄積することに幸せを感じる。専門領域内の業務では安定的に成果を出す。しかし、専門の範囲に閉じこもり、範囲外の業務を一切やろうとしない!知っていること、できることに集中しがちで、初めてのことや知らないことへの挑戦は苦手。

専門分野に浸っていれば楽に生きられます。たまには自分の専門とは違うものにも首をつっこむ好奇心が必要。専門用語ばかり口にし、素人を受け付けないのもこのタイプの人間にありがち。一度振り返ってみて、相手が話についてきているかどうか確認しながら会話を進めることをお勧めします。

世界と比べて「わが社はこんなに遅れている!」と嘆く人

世界事情に詳しい。外国の新聞を読み、海外に友人が多く、現地の有名企業の動向なども把握している。それらの先進性(と本人は思っている)と比較すると、日本は、わが社は、大変遅れた状況にあり、こんな遅れた状況を放置しておいては、先行きはとても暗い。先進性を取り入れてどんどん変革をしていかなければならない、といつも言っている。

先進性を取り入れている世界と比べて自社はこんなに遅れていると嘆く人というのは、嘆くだけで、改革に取り組もうという意識が足りておらず、上司にも進言しない場合が多い。自分の会社が世界トップであるという人は稀。なので嘆いているだけの人は無視した方が良い。言っていることは正しくても実行に移せなければ絵に描いた餅でしかないのだ。

ファクトとロジックしか受け付けない人

事実やデータを収集し、その関係性を論理的にしっかり理解すれば、世界を正しく把握できると考えており、それによって問題の解決も可能だと信じている。科学的に証明された法則性や原則をベースにし、論理性を重視するため、人間の感覚や思いこみを極力排除しようとする。事例やデータがない新規の事象を扱うとなるとお手上げ状態で混乱する。

ファクトとロジックは既存のテーマにおいては威力を発揮するが、新しいことを創造しようとするときにはうまく機能しないことが多い。前例がないのだから当たり前だが、それを理解した上で、彼に仕事を振ってみよう。

非現実的な夢物語や理想論を語る人

時代の流れや流行の変化、世界を覆っている思想や価値観、人の感情や組織の空気感などに興味があり、それをつかんで表現することを好む。ただし、その見方は主観的で、客観性に乏しく、感性的な表現しかできないため、共感を得にくい。〝わかる人にはわかる〟を超えられない。大組織においては、わけのわからない夢物語を語る人と認識されがち。

先見性や洞察力に富むこのタイプ。周りからすると説得力に欠ける変わり者扱いされることも。優れた先見性を持つ場合は良いが、偽物で単なるへりくつ野郎であることもしばしばあるので注意が必要。

「何をするか」は人任せだが、「進める」のは得意な人

業界構造の変化や自社のポジショニング、戦略など、大きな話には興味がないが、具体的な目標と使用できる資源(人・モノ・金など)を示してくれれば、どう実現するかは全面的に任せてください、という人。業務の割り振り、工程計画作り、微細な調整等に優れていて、現場隊長としては頼りになるものの、戦略性に欠けがちで、抽象的な議論をやりたがらない。

このタイプは、便利屋扱いされてしまい、「現場のすごい奴」止まりになってしまうことが多い。現場でこそ能力を発揮するタイプなので、経営幹部などに昇進すると精彩を欠くことが多い。

「何をするかは私が決める。あとは皆さんよろしくね」という人

状況を多面的に分析し、目的を設定し、プランを作り、組織的な意思決定までもっていくことができる。しかし、その実現や遂行は自分の仕事ではないとして、積極的に関与しない。現場遂行者の必死の試行錯誤によって成功しても、それらの活動の大変さや重要性を理解できず、「自分の作った策が良かったから成功した!」と信じて疑わない。

いわゆる「ブレーンワーク」を行う人。成功した場合自分のアイデアが良かったからと威張り散らし、失敗すると現場がアホだからと文句を垂れる。こうなってくると弊害でしかない。適度に意見を聞く程度にとどめておいた方が無難だろう。

職場の人間を8つのタイプに分けてそれぞれのタイプとどう付き合っていけば効果的な仕事ができるかを説いた書籍。しかし、8つのタイプに分けるテストは曖昧でどのタイプでもない僕のような人間が出てきてしまうので、そうなってくるとどう読み進めればいいのか疑問が。テストの結果がハッキリとどのタイプかに分類されれば良かったのだが‥‥。

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