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「人生即努力、努力即幸福」をモットーに生きた人生の達人

      2018/02/05

誰でも豊かで幸福になれる!日本人が書いた最高の人生哲学。貧農に生まれながら苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築いた男、本多静六。停年と同時に全財産を寄付して、働学併進の簡素生活に入った最晩年に語った普遍の真理は、現代を生きるわれわれにいまなお新鮮に響く。「人生即努力、努力即幸福」をモットーに生きた人生の達人による幻の名著!

貧乏征伐と本多流貯金法

私のこのやり方は無理のようで決して無理ではない。給料四十円もらったら、三十円しかもらわなかったと思って十円天引きすればよろしい。米が四俵穫れたら三俵しか穫れなかったと思って一俵文を別にすればよろしい。米のほうは今年より来年が殖えるというわけにも行かぬが、給料のほうならまず順当にいけば必ず殖える。辛抱しさえすればだんだん天引き残余が増してくるのである。しかも私の場合、私と同じくらいの家族を抱え、現に三十円の収入で生活している人々も多かったので、私はただ生活の出発を一段下げた処から始めるとさえ考えればよろしかったのである。

収入の25%を天引きにして積み立てれば、それは多くの貯金を残すことができるだろうが、いつもギリギリで生活している僕にとってはなかなか難儀なことである。ストレス発散のネットショッピングを辞めるとなると他に発散する場所を求めなくてはならない。会社員で新入社員の人にはぜひ進めたい貯蓄術である。積み立て式だといやでも貯まっていくので、自分の生活レベルが確定していない若い時期からこういった習慣をつけておくと生活レベルを維持しつつ無理なく貯金ができるだろう。最近の若い人は将来の不安からかうまく貯蓄を増やしている人も多いと聞く。僕のように初任給から全て消費に回していると後になって生活レベルを落とすのは難しくお金は貯まらないww

金と世渡り

昔から金の貸借にはいろいろな戒めがあって、「借主となるなかれ、また貸主となるなかれ、貸主は金と友人とを同時に失う」とシェイクスピアなどもいっている。もちろん、借金の申し込みにはいちいちもっともな理由がある。差し抜きならぬ持ち込みがある。しかし、親戚知友に対する金銭上の融通はできるだけ避けたほうがよろしい。これはお互いのためだ。実際の貸し借りは、その金ばかりではない、大切な友人や親類をも失うもととなるので、いかなる場合にも金を貸借しないに限る。私もいままでにはずいぶんこの禁を破って金を貸した。こと友人などから困窮の事実を訴えられると、つい気の毒になって金を出したものである。ところが、気の毒になって貸した金で、その金が生きた例がほとんどない。いろいろな場合の申し込みをうけると、初めてのことでわずかな金高だからとか、せっかくわざわざ頼みにきたのに気の毒だからとか、最初のうちはいつも貸す気になった。そのほとんどすべてが失敗で、自他共に失うところがすこぶる大きかった。

僕は金を貸すのも借りるのも嫌い。それでも貸す場合はもう帰ってこないものとして一切催促しない。最初から返さなくていいよというと、意外と律儀に返してくれるケースも。自分の場合は、カードなどの買い物でも高額なものだと引き落としの期日が迫るとリボ払いの案内が来たりするが、あんなバカ高い利息は払う気はないので毎回一括払いにしています。一括払いで買えないものは、自分の身の丈にあっていないものとして諦めます。

人間的サラリーマン訓

自分一人、何も間違っておらぬつもりでーー事実また決して間違っておらなくともーーあまりに確信に満ちた態度で押し通しすぎると、得てして周囲の反感を招きやすい。あまりにいい気になってパリパリやりすぎると、「あいつ生意気な」ということになりやすい。人間も「あいつ生意気な」といわれるまでになれば、ある意味ではもうしめたものであるが、それが調子に乗り過ぎると、とんだつまずきに行き当たる。

僕も不景気の折、担当していた店舗が、年間通して前年越えの売上を達成して調子に乗っていたら、組み込まれていたトラップ発動で干されました。先輩だからといってその手法を真似てばかりいると病原菌を埋め込まれることもあるんだなと実感した次第であります。

平凡人の成功法

職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。努力また努力のほかにはない。あらゆる職業はあらゆる芸術と等しく、初めの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を、天職と確信して、迷わず、疑わず、一意専心努力をするにおいては、早晩必ずその仕事に面白みが生まれてくるものである。一度その仕事に面白みを生ずることになれば、もはやその仕事は苦痛ではなく、負担ではない。歓喜であり、力行であり、立派な職業の道楽化に変わってくる。

金銭面を除けば、僕は道楽化に成功しているとも言える。好きな本を読んで、興味のある分野の知識を蓄えたり、全く知らない世界の体験をしたり。それで好き勝手な文章をブログ記事として発信して小銭を稼ぐ。住むところや食べるものにも困るわけではなく、好きなブランドの洋服や香水も買う余裕もある。これで人間関係がうまくいっていれば言うことなしなのだが、僕には友達が一人もいない。何を持って成功とするかは人それぞれだが無い物ねだりなのだろう。

一代で財を成した偉人の人生訓は読んでいてなるほどなと思えるものばかり。これから社会人になる、または社会人になりたての人にぜひ読んでほしい書籍だ。いらぬ失敗をして来た先輩からの推薦書です。

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