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パソコンからスマホへの移行で起きたメディアの地殻変動とは?

      2018/03/09

日頃、身近に目にしているインターネット上の情報サイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、パソコンからスマートフォンへの移行で、大きな変貌を遂げつつある。新興メディアの起業家たち、また旧来メディアの記者や編集者は、今、どういう思惑で動いているのか? ネットとメディアを知悉したジャーナリストが最新情報をコンパクトにまとめたのが本書だ。従来のディスプレイ広告に代わるネイティブ広告、パーソナライズからコミュニティ最適化へ、ネットメディアの水平化と垂直統合の違い、記事を読んでもらうテクノロジー、良質なコンテンツが求められるとして、その「質」とは? インターネットが普及して約20年。フェイスブックをはじめとするSNSがプラットフォームとして勢力を拡大する一方、バズフィードを筆頭にした新興メディアは急速にサービスを進化させている。将来の波乱も秘めた、刺激的な見取り図を与えてくれる。

プラットフォームが支配する世界

「アップルは、iPhone(という最強のハードウェア)を持っていること」「フェイスブックは、自前のフェイスブックアプリを多くの人が見ていること」「グーグルは、Webブラウザの世界で強いこと」これがもっとも新しく、もっとも大きなネット業界の戦いなのであるという。一方で、この戦いはコラテラルダメージ(巻き添え被害)を引き起こす。アップルやフェイスブックと組んでコンテンツ戦略を推進していけるような大手メディアはともかく、そういう能力も予算もない小さなメディアは、旧来のディスプレイ広告がますますクリックされなくなってしまって、さらに売り上げを減らしていく。バージはこうも指摘している。ケイシー・ジョンストンの取材にメディア「オウル」の発行者が語った話によると、オウルは、広告の七十五パーセントから八十五パーセントもブロックされてしまっている。広告ブロックはUX(ユーザー体験)的には正しいのかもしれないが、小さなメディアの収益を七十五パーセントも奪って、そういう会社がどうなるか考えたほうがいい。小さなメディアが消滅してしまった後に、いったいだれがコンテンツを作ることができるだろうか?プラットフォームが支配する世界でしか利益を得られない世の中になってしまってもいいのだろうか?

アップルやフェイスブック、グーグルといった勝ち組以外にも無数の企業がおこぼれに預かろうと、プラットフォームに乗っかってきている現状。一つ人気アプリが出ようものなら、二番煎じでも良いからと雨後の筍のように新しいアプリが続々と誕生。競争が激化し、いつの間にか忘れ去られるメディアへと地位を落とす。そうしたことを繰り返しメディアのあり方も昔とは大きく変わってきている。

ポータルサイトからSNSへ

インターネットの記事や動画の集客がコンビニのようになった原因は、SNSの普及であることは間違いない。かつてはポータルサイトや検索エンジン経由で見られていたコンテンツが、フェイスブックやツイッター経由にほぼ切り替わった。SNSに適合したコンテンツ配信のあり方を追求しなければならなくなり、その帰結が分散型メディア構想ということなのだ。バズフィードの元幹部で、その後著名ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツに移ったアンディ・ウィードリンはこう語っている。「すべてのアクションは、SNSのストリームに変わっている」コンテンツはかつてのように公式サイトに「溜められている」のではなく、いまはすべてがSNSで「流れている」。そういう変化が起きているということだ。

スマホの普及で一気に存在感を増したSNS。僕も少し前からInstagramを始めていたが、ブログへの流入を意識して取り組み始めたのは最近だ。ブログの記事の一部を抜粋しキャプション欄にコピペし、ブログ名とURLを記載。プロフィールページからブログへの流入を狙ってリンクを貼っている。投稿と同時にツイッターでもシェアし、ハッシュタグも#読書 #読書記録 #読書好きと繋がりたい #書籍 #本 #本好きの人と繋がりたい #読書タイム #bookstagram #book #booknow #booklover #booklovers #bookaholic といった具合に10個以上付けています。検索からのトラフィックと比べるとまだまだ少ない流入ですが、フォロワーが増えれば影響も出てくるものかなと思いコツコツやっております。

デジタルカメラが出現した1990年代誰もがその画質の悪さから、フィルムに取って代わるのは難しいと考えた。しかし今やスマホについているカメラでさえ高画質になってきていてコンパクトデジカメを凌駕する勢い。メディアも一緒で、ネットの進化によって様々な変化の激流が足元を洗っている状況では「編集の独立」がテクノロジーとの上手な連携を妨げる要素に。ニューヨークタイムズが「イノベーション」と題した96ページの極秘の報告書。それをもとに新しいメディア論を展開する書籍。

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