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人生後半の生き方、新たな老い方を考える。孤独のすすめとは?

孫たちに囲まれて「おじいちゃん」「おばあちゃん」と大事にされる古典的な老後を夢見る向きもあるでしょう。しかし現実は、なかなかそうはいかない。現実に孤独と向き合わざるをえない人は、少なくないと思います。人間は孤独だからこそ豊かに生きられると実感する筆者の、人生後半の生き方論。

「治す」ではなく「治める」

心の持ちようで、飼いならした症状もあります。例えば、腰痛がそうです。最初はなんとか治らないものか、といろいろ手を尽くしたのですが、これも年の功というべきか、「腰痛は生涯の友。感知しなくてもいいじゃないか」と考えを変えるようになってきたのです。そして自分流の矯正法を日々、楽しみながらやるようになりました。そう発想を転換すると、痛みもそんなに気にならなくなるから、不思議です。結果的に、私がやってきたのは、体の不具合を「治す」のではなく、「治める」ことでした。治療というより、「養生」です。

僕も統合失調症と診断されてからだいぶ経つが、未だに幻聴に悩まされている。これはもう聴こえてくるものと割り切って無視する以外に方法はない。頓服などを飲んで症状を緩和することもできるが、これがまた飲んだから症状が和らいだのか、それとも時間が症状の緩和に一役買ったのかわからない。それでも医師から処方された薬はちゃんと飲むが‥‥発作というか思考停止状態に陥り幻聴もバンバン聞こえる状態に定期的になるはもうしょうがないことと諦めている。

「子孫を残す」というのは生きる目的になりうるか

人間も動物である以上、当然、「子孫を残す」というのは、重要な「生きる目的」ではあります。しかし、その第一目的は、いろんな意味で後退しつつあるようです。「子どもはいらない」と公言する人も珍しくありません。

僕のように病気で無職だったり、非正規で年収が低かったりすると、当然結婚なんかには二の足を踏むことになる(そもそも異性に相手にされないww)。子孫を残すなんてのはだいぶ前に諦めた。リア充になることはまずないので、せめてネト充にということで、ブログやSNS、ネットショッピングなどで満たされた生活を営んでおります。世の中には僕のような境遇にある人でも、結婚したり、パートナーがいて子供もいる人もごく稀にいるようだが、どんな心臓をしているのだか見て見たい。

アンチエイジングに励むのは有効か

アンチエイジングの「アンチ」という言葉自体に、老いを悪いものとして否定するニュアンスが含まれている。人間に必ず訪れる老いを、ネガティブにとらえる発想だと思います。そうではなく、自分の現状を明らかに究めて、い受け入れる。受け入れた上で、視点を転換して、そこに新しい展開を模索する。それが大事なのではないか。ですからまずは、肉体の衰えを直視して受け入れるところから始めるしかない。「老後を若々しく」などと目標を立て、偽装して元気に振る舞っても、かえって現実と理想との乖離に悩むことになるような気がします。

歳より若く見られたいというのは一定の齢を重ねると皆が持つ願望ではなかろうか。そんな願望につけ込んで、アンチエイジングのための化粧品やサプリメントなんかが売れまくる時代。男性の間でも洗顔料や化粧水、乳液、美容液などが流行りだしていて、日々新たなアンチエイジングに有効な成分を含んだと謳う商品が流通します。僕もそんな流れに流されて、『BULK HOMME』『アラミス』『CLINIQUE』『B.C.A.D.HOMME』など色々な洗顔料や化粧水などを試しました。(使用感などはリンクをたどって見てください)。効果は意外とあるようで、高いものはそれなりの理由があるといったところか。

老人は「弱者」ではなくなった

人間は、自分より「弱い」存在には優しくなれる動物です。困っている人がいれば、本能的に同情の念が湧き、手を差し伸べようとする。高齢者も本来「弱者」です若い世代が当然のように庇護すべき、と考える存在のはずです。ところが、そういう常識が現在は通用しなくなっているのです。現代日本に生きる高齢者層は、数の上でメジャーになりつつあるだけでなく、とにかく元気で活発です。なおかつ、非常に目立ちます。

一昔前なら75歳の人が海外旅行に行こうとしたら、付き添いなしでは無理でしたが、今は違います。金利の良かった時代に安全に銀行で貯めた潤沢な財産で海外へも単身で出かけられる時代。一度選挙となれば数的優位に立っている高齢者層を優遇する政策に群がり投票行動へ。高齢者を支える現役世代の疲弊はよくテレビなどでも報じられますが、若者がもっと政治に興味を示さないとこの先更に厳しい現実が待っているのではないかと思う。僕は40代で人口のボリュームで言えば多い世代、今度僕たちが高齢になった時また同じようなことが繰り返されるのではないかと思う。

平均寿命から考えると人生の折り返し地点に立った僕だが、シフトダウンして高回転で生きるという選択もありかなと思える書籍でした。

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