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モノの言い方 第二印象で心をとらえるちょっとした習慣32

      2018/11/13

第一印象が好印象のピークではいけない。ビジネスでも恋愛でも、本当の勝負は2回目から。人から信頼される第二印象のコミュニケーションを伝授!会えば会うほど「また会いたくなる人」になる!

見た目は大切でも見た目だけでは‥‥

第一印象は、「自分」のことをどう魅せるかが、どうしても重要になります。自己演出が得意な人向き、だともいえます。それに比べて、この本で提案する第二印象は、「自分」だけでなく、相手の心をつかむ技術といえばいいでしょうか。多くの人とつきあっている人ほど、そのコミュニケーションにおいて失敗がつきものです。私もかつては最初の人間関係で失敗したら二度ともとには戻らないと思い、「失敗した」「もうだめ」と大げさに思いこんだりするほうでした。でも日常生活なんてものは、失敗したり、思うようにうまくいかなくて当たり前で、よほどの人でないと、日々うまくいくということのほうが稀だ、ということも経験から学びました。そして、成功している人と、うまくいかない人との間に、能力の差といえるようなものは、それほどない、どちらもそう変わらないとも思うようになりました。実際にカリスマとか、成功者といわれる有名人にお会いすることもありますが、有名人というフィルターを外してみると、実は、私たちとそんなに変わらないことを言っていたりするのです。

僕は中身のない人間なので、せめて見た目の印象だけでもと洋服をこ綺麗にし、香水などでも好印象を持たれるよう香りをチョイスしたりしています。それがいいか悪いかは別にして、第一印象で印象が悪くても、2回目からの印象で、逆転できるというのが本書の内容。会えば会うほど会いたくなる人間になるにはどうすれば良いのか。第一印象が好印象のピークで、それからだだ下がりにならないためにはどうすればいいのかが書かれています。

好感触だったのに、その後が続かないのはなぜ?

ここ数年で、見た目に無頓着な人のほうが少なくなりました。男女共に、「見た目レベルが揃ってきた」感があります。イメージアップを手がけている私としては、うれしいことではありますが、最近、ある懸念が湧いてきたのです。見た目レベルも揃っている昨今、「見た目だけで他人と差をつける」ということが、これからますます難しくなるのではないかということです。これまで以上に、実質が伴う人が注目されるときなのです。私自身、見た目が大切だと伝えてきましたし、今でもその思いに変わりはありません。見た目に気を配ることは、自分を磨くこと。けっして自己満足だけではないからです。相手があなた自身の外見から、人柄や社会的地位などを情報収集して、大枠で「こんな人だろうな」という判断をするのですから。相手への気配りとしてのファッション表現は、他者演出のひとつですし、自分のキャラクターを正しく理解してもらうための情報発信は、社会的な人間ならば必要条件だと考えられます。

確かにここ数年で見た目が悪い人が減ったような気がします。洋服はファストファッションで安価に小綺麗にする事ができますし、女性の場合、メイクの方法なども僕が若かった頃より全然上手くなっている様子。見た目が平均化されてきている以上、これからは第二印象がますます重要になって来るように思います。第一印象では好感触だったのにとならないために、自分のキャラクターを正しく理解してもらうための情報発信なども重要になって来るかと。

「正論」だけの人にならない

「○○ホテルともあろうものが……」と、隣のテーブルのグループが大きな声を出してクレームをつけていました。叱られている人はソムリエのようです。「申し訳ございません。それでは、すぐにご用意いたします」と言ってワインを下げていきました。ワインに異物でも入ったのかと思いましたが、ホスト役の中年男性と女性が怒っていたのは「ぬるいワインを持ってくるなんて、一流ホテルだと思っていたのに」ということだったのです。そしてほどなくして、ワインクーラーに入れて冷やされた赤ワインが用意されました。「赤をそんなに冷やすのはおすすめできません」と、内心どれだけ、口をはさみたくなったことでしょう。でも、そのソムリエは、プロでした。客の希望にかなうように対応し、気分のよい時間を過ごしてもらうようにと、自分の中にある正解、正しいことを言わずに、ホスト役であるその人たちの自尊心、メンツを立てて、要望に的確に応えていました。その控えめで、でしゃばらない姿勢に、一流ホテルの格を感じました。

このソムリエが、「正論」で「赤をそんなに冷やすのはおすすめできません」と言ったら逆にお客を怒らせることになっただろう。客が冷えていた方がいいと言っているのだから、それが最適であろうとなかろうと、希望に沿う形で冷えた赤を持って来るあたりは接客業従事者は見習わなければならない。

好かれる人になるための、第二印象以下の心構えが載った書籍。第二印象で心を捉えるためのちょっとした習慣が32紹介されています。誰でもちょっと気をつければ達成可能な習慣ばかりなので、とっつきやすいと思います。

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