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『噛めば脳が若返る』小野 塚實

      2019/06/24

噛むことが脳のはたらきに直結することが初めて科学的に明らかとなった。噛めば最も高次な中枢である前頭前野や海馬が活性化し、記憶力も増す。とりわけ高齢者では、その脳の変化は顕著で、認知症の予防に有効と期待を集めている。さらに、噛むことが脳の満腹中枢や摂食中枢に作用することで肥満を改善すること、ストレスを抑えることも著者たちは明らかにした。脳が元気になる噛み方ポイント10箇条付き。

「よく噛むこと」の意味

食べるという行為が脳にとって“〝 意味深い”〟 ものであることは理解していただけたと思います。食べる行為の中心は噛むことです。ふだんは意識しないでおこなっていると思いますが、じつはこの噛むことに重要な意味があるのです。それについて見ていくことにしましょう。噛むことの最初の意味は、口に入れた食べ物を歯と舌を使ってこまかくすることです。口に入れた状態で丸呑みはできませんから、こまかく噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすい状態にする。これが 咀嚼 です。咀嚼をしなければ、飲み込むこともそれにつづく消化や栄養分の吸収もできません。消化吸収のファーストステップが咀嚼です。この咀嚼を十分におこなう。つまり、よく噛むことで口に入れた食べ物はこまかくなり、表面積が大きくなります。噛んでいるあいだには消化酵素が分泌されますから、表面積が大きくなればなるほど、その消化酵素がはたらく面積が増えて、消化がよくおこなわれるようになります。消化がよい状態で胃に送られれば、腸に送られるまでの時間も早まり、当然、胃の負担も軽くなります。これがよく噛むことの二つめの意味です。三つめの意味は食べた物の味わいです。素材の味や風味を十分に味わうためには、よく噛むことが不可欠。二、三回ささっと噛んで飲み込んでしまったのでは、いくらすぐれた素材でも、その味わいを感じることはできませんね。じっくりよく噛むことではじめて、素材の持っている味や風味が出てくるのです。さて、食事のとき、意識してふだんよりよく噛んでみてください。何か変化がありませんか?「なんだか、唾液がいつもより多く出てきたみたい」。正解です。よく噛むと唾液の分泌が活発になります。

僕は食事の際の咀嚼の回数が少ない。よく噛んだ方が良いと聞いて30回噛んでから飲み込むなど気付いた時は行なっている。だけど、なかなか長年にわたって染み付いた習慣というのは変えづらいものがある。

噛むと作業効率がアップ

オフィスにOA機器がくまなく配置され、一日中、デスクでパソコンの画面を見ながらキーボードを操作するという仕事のスタイルが一般的になっているいま、そうした画面と向き合っている時間が長くなるにつれて集中力が落ちて作業能力が低下するのを実感している人は多いと思います。これは単に目の疲れだけが原因ではありません。仕事をつづけることで脳が疲れ、はたらきが悪くなっているのです。ですから、脳に“〝 活”〟 を入れることで集中力も甦り、作業能率もアップします。その活を入れるもっとも手軽で効果的な方法が「噛むこと」です。オフィス環境が許すなら、仕事中にガムを噛むのが手っ取り早いのですが、それができなければ、ちょっと席を外して噛む時間をつくる。オフィスビルに喫煙スペースがあったら、そこで一服ならぬひと噛みするといったことでもいいでしょう。そんな脳をリフレッシュさせるインターバルをうまくとることが、これからはビジネスマンの必須課題になっていくのではないでしょうか。

日常的に噛むことを習慣に落とし込むにはガムなどが良さそうだ。しかし、僕はどうも味のなくなったガムを長時間噛んでいるのが苦手。味がなくなったらすぐに捨ててしまいます。

「硬い食品を噛むのがいい」の大間違い

歯ごたえのある、適度な硬さのものをしっかり噛む。それが脳を活性化させるうえでの重要なポイントになります。考えてみると、これは朗報といっていいのではないでしょうか。脳を活性化させるためには、硬いものを噛まなければならない、ということになったら、高齢者にはちょっとつらい。「硬いものっていうから、毎日、無理してスルメを噛んでいるけど、これがけっこうやっかいで、なかなか飲み込むまでいかない……」といったことになりかねないからです。これでは脳を活性化させるどころか、かえってストレスになってしまいそうです。食品の硬さにとくに拘ることはありません。豆腐などまったく歯ごたえのないものばかりが、食卓に並ぶということになると、問題なしとはいえませんが、歯ごたえを感じるものであれば、噛むことで十分に脳の活性化が図れると考えてください。

噛む事というと、硬めのせんべいとかが良いのではないかと勘違いしている人が多いが、実際は適度な歯ごたえのあるものなら硬いものでなくてもOKとのこと。

噛むことで脳の活性化を!咀嚼に関する間違った常識を正しつつ、正しい知識を取り入れよう。咀嚼回数を増やすことで、満腹中枢を刺激するので、ダイエットにも効果的なので、ぜひ噛むことを意識して日々の生活を見直してみては?

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