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アマゾン流、最速×最高の結果を出す仕事術と14の心得とは?

      2018/07/14

アマゾン ジャパンの立ち上げに携わった元幹部社員が初公開!ジェフ・ベゾス直伝の「超合理的な仕事術」とは?次々に革新的なサービスを生み出し、世界をリードし続けるアマゾン。その強さの背景には、ジェフ・ベゾス直伝の「仕事術」がありました。

・会議冒頭15分間沈黙ルールとは
・パワーポイント使用禁止の理由
・10億円規模の新企画も、たった2日で決裁がおりるスピード感の背景
・必ず優秀な人材を見抜ける採用面接の質問集
・アマゾン社員が絶対に口にしてはいけないNGワード
・世界一の難関? アマゾンの入社試験とは
・絶対に「理不尽な評価」が起こらないアマゾンの評価制度とは

アマゾン ジャパン17番目の社員として、アマゾンの立ち上げを支えた元幹部社員が、アマゾンの全社員が遵守する「最速で最高の結果を出す仕事術」を初公開!アマゾンの飛躍を支える「門外不出のルール」が満載の一冊です!

FBAというサービスが誕生した

アマゾンでは、倉庫のことを「フルフィルメントセンター」と呼びます。「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」とは、アマゾンの倉庫を自社倉庫代わりに利用できるサービスです。アマゾンで販売する商品はもちろん、特にアマゾンで販売しないものでも置いておけます。そして、アマゾンが出荷を代行してくれるのです。このような「倉庫貸し」のビジネスがなぜ誕生したのかといえば、それは「ホリデーシーズン以外の倉庫が遊んでいるから」です。

アマゾンの倉庫では、クリスマスシーズンでは倉庫がパンパンになっているのに対し、それ以外のシーズンはほぼ何もないからの状態だといいます。この空きをうまく利用しようと始まったのが、FBAなのだという。倉庫を他の企業に貸しているとホリデーシーズンに自社が利用できなくなるのではという疑問もあるだろう。それにはホリデーシーズンの自社発注数を減らすことで、倉庫に空きを作りFBA契約者の倉庫スペースを確保するのです。それでも足りない場合は、ホリデーシーズンの需要を見越して倉庫を新設します。こうした投資に力を入れているのもアマゾンの特徴です。過去に一度だけ倉庫に商品が収まらなくなったことがあるそうですが、その際は、「自社の発注を全て止めろ!」という号令のもとFBA利用者を守ったのです。

アマゾンの顧客中心の文化が、世の中のロールモデルになる

「アマゾンの10年後はどのようになっていますか?」と聞きました。CEOにする質問としては正統派の質問でした。通常の経営者なら「ビジネスが何%成長して、どこの国に進出して‥‥」などという長期プランを話すところですが、ベゾスの回答は我々が全く想像していないものでした。その回答は、次のようなものだったのです。「未来を見越すことは非常に難しいことだけれど、確実に言えるのは、リテールビジネス(物販を中心とするビジネス)は引き続き主要なビジネスであろうし、AWS(Amazon Web Service=クラウドサービスを中心とするインフラ提供サービス)は今よりも大きなビジネスになっているであろうし、デジタル(電子書籍や音楽、映像のダウンロードサービス)はますます拡大し、この3つのサービスはアマゾンのビジネスの3つの大きな柱でいることは間違いないと思う」ただ、僕は10年後のアマゾンが置かれている環境の方が、興味がある。おそらく10年後には、我々が築き上げた『顧客中心の文化』が他の企業や産業、組織に受け入れられ、今我々が追い求めているのと同じ理念で活動する組織が生まれてくると思う。例えば、病院や学校などの公共機関でも、より顧客中心のサービスが当たり前のようになっていくと思う。そのとき、アマゾンは、そのロールモデルとして、それらの組織の見本となっていなければならないと考えているよ」

ちょっと前に日大アメフト部の悪質タックル事件が世間を騒がせた。アマゾンのように顧客第一主義に徹した組織であればあのようなお粗末な対応はなかったのではないかと思った。顧客(生徒)の利益を考えればあのような対応はあり得ない。嘘をついてまで高級車を乗り回し、権力を振りかざす姿は生徒や保護者、OBの利益とは反対の保身でしかない。アマゾンでは顧客が一番有利な買い物ができるよう、検索後、最初に表示される業者はアマゾンでない場合もある。このシステムにより競争原理が働いて価格競争が繰り広げられたりする。そこにはアマゾン優先などというせこい考え方は微塵もない。

Amazonプライム

お客様に大きな支持を受けているサービスの1つが「Amazonプライム」です。サービス送料無料、動画見放題、音楽聴き放題‥‥それまでアマゾンは様々な革新的なアイデアを形にしてきました。ところが、ここのサービスを利用するのにいちいち料金が課せられ、ユーザーの利便性は高くありませんでした。そこでアマゾンは「すべてまとめて年間3900円(2018年2月現在)」にしてしまったのです。

僕はプライム会員であると同時にKindle Unlimitedにも月980円支払って加入しています。読書家の人や、毎月買っている雑誌がKindle Unlimited読み放題書籍になっている方にはおすすめです。

アマゾンが僕たちに提供してくれているバリューは計り知れないものになってきています。その裏に隠れたアマゾンの理念やルールが内部から見てどのようなものなのかも記されており、アマゾン信奉者でなくても楽しめます。世の中株主の顔色をうかがって経営する会社が多いが、アマゾンのように顧客第一主義の会社が多くなればもっと良い世界になるのにと感じる書籍です。

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