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ほんとうの贅沢|吉沢 久子

年齢を重ねるにつれ自分らしく生きるには「自立」が必要。ひと口に自立といっても経済的な自立や人言関係での自立など様々。そうした、人に頼らなくとも生きていける強さを持っていれば孤独も怖くない。僕も40代中盤に差し掛かりいよいよ人生も折り返し地点。この書籍でほんとうの贅沢を知りたいと思います。

老いて「ひとりで暮らす」ということ

私のように老いてひとりで暮らしていると、つらく寂しいことのように考える風潮もありますが、ただ、私はひとりがいいから、それを選んでいるだけなのです。 ひとりは、とても気ままです。 ひとりなら、家の中では大きな声で歌ってもいいし、じっと黙っていてもいい。自分の食べたいものを食べ、過ごしたいように過ごすことができます。誰に気兼ねすることもありません。 読書をしているときに声をかけられ、楽しみを中断することもないですし、もう少し眠りたいような朝は、誰かに邪魔されることなくゆっくり眠ることもできます。 これは、誰かと一緒に暮らしていればできないことです。 話しかけられればおしゃべりしなければいけないし、「夕食にはその人の食べたいものを用意しよう」とか、「いいタイミングでお茶を用意しよう」とか、何かと気を遣うことになるでしょう。 もちろんひとり暮らしですから、できる限りのことは自分でします。 私の一番の関心事は、とにかくおいしく食べること。だから、食事を作るのはちっとも苦になりません。 また、ホコリや汚れなどは気づいたときにササッと片付けてしまうので、毎日部屋中に掃除機をかけるような大変さもないのです。 洗濯も、下着類は夜のうちに手洗いで済ませてしまいます。一人分ですし、長年続けてきたことです。やってみれば、たいした手間ではありません。

基本ひとりでいると様々な制約から開放されます。時間も何に何時間かけようと自由だし。時間を忘れて何かに没頭することだってできる。食べたいものがあれば近くのコンビニに行き、スタバに行けばスイーツや甘い飲み物を飲みながらの作業や読書といった至極の時間を楽しめる。伴侶などパートナーがいればそれはそれで楽しいこともあるのだろうが、ひとりだから楽しめないということは今の時代なくなっている。

「自由に使えるお金」を持つ

ひとりで暮らす老後には、お金が欠かせません。 その理由のひとつは、自分でできなくなることが、確実に増えるためです。 たとえば、庭の手入れを業者に頼んだり、食材の買い出しに宅配を頼んだりと、お金に頼って済ませることが多くなるのです。 もちろん、趣味や旅行、お付き合いなど、老後を充実させ楽しむためにも、お金が必要です。 付き合いといえば〝病気〟との付き合いも、やはり増えていきます。病院に通ったり、介護サービスを受けたり、最終的には施設や病院にお世話になることを考えると、お金はあって困ることはありません。 なかには、「いざとなったら子どもの世話になるから」と、考えている人もいるかもしれません。ただ、そうであっても、生活費や医療費の負担まで子どもに負わせるのは考えものです。 それは、自立した姿とはいえないからです。 未来ある子どもたちの生活を壊さないように、少しでも負担を軽くするために、親はできるだけのお金を残しておく工夫をすべきだと、私は思います。 いざというときに使えるお金がある。 これも「自立」に欠かせない条件です。

僕は住居にお金がかからないため、比較的自由になるお金は多い方。これが結婚していたら家賃や生活費で圧迫され小遣い制に嘆いていたかもしれない。自由になるお金があるということは働き方も自由ということ。僕のように零細ブログによる収益とそのほかの収入だけでも結婚しないのならかなり自由が効く場合も。下手なサラリーマンより自由になるお金は多いのかもしれません。貯金は働いていた頃のように増えることはありませんが。

「孤独」とうまく付き合う

ひとりでもいいじゃない。 私はそう思います。 ひとりは孤独。 そう思う人もいるでしょう。 でも、孤独でいいではないですか。 孤独な自分と、道連れになっていけばいいではありませんか。子どもが独り立ちし、連れ合いに先立たれ、ひとりで暮らしていたら、それは孤独なのでしょうか。 ひとりで暮らしていても、折に触れて独立した子どもたちが連絡をくれたり、近所の方やお友達が訪ねてきてくれたりする。 ふらりと外を歩けば、笑顔をかわす人もいるし、おしゃべりをする相手がいる。 ひとりで過ごす夜には、明日の予定を楽しみに早めに休むこともあれば、アルバムを開いて眺めながら、過ぎ去った日々を懐かしんでみることもある。 そういう日々を、孤独というのでしょうか。 当たり前に生きて、人と出会い、別れて、自然とひとりになったのなら、それは「孤独」とは違います。 寂しいと感じる瞬間はあるかもしれませんが、自分次第で状況を変えることはできます。

最近ではライブ配信など参加型のコンテンツが増えていて、その配信に行けば同じような仲間とわちゃわちゃトークを楽しむことができます。独身でリアルな友達がいなくても、それなりに楽しむプラットフォームができているので寂しいことはありません。配信が終わればまたひとりですが。

ひとりで生きることはそれほど寂しいことではありません。逆に仲間がいるときの方が孤独を感じやすかったような気さえします。ほんとうの贅沢とは自身の物差しで決めるもの。そんな生き様を見たような気がします。

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