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『なぜあの人はいつも助けてもらえるのか』藤巻 幸大

      2019/02/08

上司からなぜかいい仕事を任される。失敗が多いけどなぜか許される―。そんな人が職場に1人はいないだろうか。彼らは特別に育ちがよいわけでも、かといって、おべっかばかりの太鼓もちというわけでもない。じつは「可愛がられる」人たちは、約束を守る、遅刻しない、明るく振る舞うなど、基本的なことを意識する術を心得ているのだ。「人脈の達人」が厳選した25の技術を身につけ、いい意味で「特別扱い」される人になろう!

なぜあの人は可愛がられるのか

日本人はこれまたとくに感情を表さない人種です。いまどんな感情を抱いているのか?なかなか表には見えてこない。本来、日本人の感性は非常に繊細で感情も豊かなはずです。それは文学や芸術の歴史を見れば言うまでもないでしょう。言語だって感性や感情を表す言葉はじつに豊富です。そんな感性も感情も豊かな日本人が、こと感情表現に関しては 甚だ貧しいのは奇妙な感じさえします。おそらくこれは島国に住む人だけが持っている同質性と関係があるのではないかと思います。お互いとくに強く自分を主張しなくても相手に伝わるという安心感。それから農耕民族的な価値観から来る、お互いの空気を読んで場を大切にする気持ち。そんな特殊性が関係しているのではないかと推測します。しかし、これからはもっとグローバルな社会になって行くわけですから、自分の感情を表に出してコミュニケーションを取る機会も増えるでしょう。自分を理解しやすく相手にアピールすることで、好かれたり可愛がられたりすることに繋がっていくと思います。

上司や目上の人の可愛がられるとメリットも多い。「あいつまたゴマをすって」とか言われながらも、それを言った相手は内心可愛がられて羨ましいなんてことも。そんな可愛がられる人間になるべく書かれたのがこの書籍。いい仕事やなんかが自然と回ってくるようになるにはどうすればいいのかがわかります。

メールは速攻返信!

メールの返信などは即座にその場で、が基本。仕事でもプライベートでも返信や返事の早さというのは大切です。中にはじっくり考えて返事をした方がいいものもある?いやいや、実際にじっくり考えて返事をするというよりも、単に後回しにしているだけのことが多くないですか? マメに即座に返事や返信をする癖をつける。すると自然に物事の判断が早くなります。判断が早くなれば仕事のスピードも自ずと上がる。これをどんどん進めていくとどうなるか。判断スピードが早くなると、しまいには何も考えないで体がどんどん動くようになってくる。これこそまさに仕事ができる人に共通するスピード感です。僕がバーニーズに出向していた頃、向こうの上司の仕事の早さにまず仰天しました。彼女が卸に服を買い付けに行くのに同行したのですが、何千着という洋服の中から一〇着を瞬時に選ぶんです。 「服が私を呼んでいるから、それに従っているだけ」と彼女は言っていたけれど、とにかく早かった。もちろん日常のあらゆる決断が早い。だからこそ、いろんなことにマメに対応できるし、逆にマメに対応することで決断力や判断力、そして行動力がつくのだと思います。

僕のことをご存知な方は、スマホをいつもおやすみモードにしていて、メールやSNSはほぼ自分のペースでしか返さないというのを理解してくれていると思う。それでもメールは速攻で返すのが基本という著者の意見も一理あると思う。ビジネスマンとかだったらそうなのだろうなと。僕のように世捨て人的な生活を送っているものにとって、メールやSNSは時間泥棒でしかない。だからとりわけ返信や通知が欲しい場合を除き、メールの通知やSNSの通知も通知センターに通知がこない設定にしています。溜まった通知を見るのが億劫だし。

ものを頼みやすいオーラを纏え!

モノを頼みやすい人物には、自ずと仕事が集まってきます。すると自然にいろんな情報も集まってくる。先輩や上司はそんな部下にはいろいろと教えたいと思うものです。すると一年二年経ち、五年が経つ頃には、そういう人物は自然と成長する。 「素直」「元気」「明るい」この三つはまさに可愛がられるための三種の神器と言ってもいい。まずはこれを心がけることが大切なのです。

「素直」「元気」「明るい」僕にはその要素が全くない‥‥。可愛がられる三種の神器だそうだが、普通に備わっている要素でなければ無理をして装うこともないだろう。この要素を満たしているとものを頼みやすいオーラをまとうことができるが、ともすると、雑用ばかりさせられる可能性も。そこはきっちり断って自分の仕事に集中したいものだ。

飲み会は断ってもよい

最近の若い人はあまり飲みに行かないみたい。とくに会社の上司や先輩と飲みに行くなんてことも少ないようです。もちろん、いつも同じメンバーで同じような会社の愚痴や誰かの悪口ばかりの飲み会なら断った方がいい。でも上司や先輩との付き合いを最初からシャットアウトするのはもったいないと思う。だから人を選べばいいんです。上司や先輩でも、とくに面白そうな人、遊びを知っていそうな人を選んで、その人について行く。いろんなところに連れて行ってもらう。遊び方を学ぶのは、知っている人から学ぶのが一番早い。だから僕は伊勢丹時代にいろんな先輩にくっついて行ったわけです。

確かにお酒を飲むのが好きな人は良い店を知っている傾向が強い。そうした情報を得るためには誘われて付き合うのもいいだろう。しかし、いつも会社近くの居酒屋一辺倒でメンバーも同じ、さらに愚痴大会が始まるような飲み会の場合断った方が良い。何度か断るうちに誘われなくなるのでそこまで我慢だ。

はじめは演技でも、可愛がられるために努力することも大事だという。人はいろんな人に助けられて生きている。ならば、いつも助けてもらえる人になった方がお得。そんな法則をパターン別に解説した書籍。

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