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『その問題、「自問自答」で解決できます。』原岡 修吾

      2019/06/07

自分には有効なアイデアを考える能力がない、と思っている人がいるかもしれませんが、それは大間違いです。持っている脳の情報のほんの一部分しか使っていないだけなのです。今まで以上に脳を稼働させることができれば、必ず良いアイデア、あるいは良い解決策が浮かぶはずです。最強の問題解決スキル。

少しの努力

会社に教育の場がなく、自分自身でもステップアップのための努力をしないなら、成長するのは難しいです。しかし、焦る必要はありません。教育の場が少ないという条件は、他の同僚たちも同じです。さらに、常に自己成長の努力をしているような人が周りに少なければ、自分が少しがんばれば、他の人に差をつけることができるということです。今まで自信がなく、つい消極的になっていた人でも、少しの努力で、会社にとってなくてはならない存在へと生まれ変わることができます。そして、本書で紹介する問題解決スキルとしての自問自答術をマスターすることが、その「少しの努力」につながっていくのです。

僕が働いていた頃は契約社員ということもあり、仕事に必要なスキルアップの努力は自分でするものであって、会社がそういった場を設けてくれたのは、辞める間際でした。会社がそういった機会を与えてくれないのなら、自分でコツコツ努力するほかありません。仕事上の様々な問題を解決するための思考法を見ていきましょう。

問題解決が上手な人とは?

多彩な知識や豊富な経験をして脳にたくさんの情報を持っている人が、必ずしも問題解決が上手な人だとは限りません。必要な時に必要な情報をすぐに取り出せないとダメなのです。脳にある情報量が少なくても、タイミングよく必要な情報がポンポン出てくれば、周囲から「できる人」と判断されるでしょう。反対に、高学歴で脳にいろいろな情報が詰まっていても、それを発揮できなければ、残念ながら「使えない人」になってしまいます。パソコンにたとえると分かりやすいでしょう。必要最低限のアプリケーション(ソフト)しかインストールされていなくても、それらをフルに使いこなせれば、周囲からの評価も高いはずです。逆に高スペックのパソコンで豊富なアプリケーションを揃えていても、使いこなせなければ宝の持ち腐れです。 もし、高スペックのパソコンに豊富なアプリケーションを揃え、それらすべてをフルに操作できれば、これはもう鬼に金棒です。問題解決には、基礎部分としての知識や経験も必要ですが、一番大切なのは、「脳の交通整理」をして、自分の持っている能力を十分に使えるようにすることなのです。

僕は形から入るタイプなので、アプリケーションやツールをとりあえず揃えてしまいます。揃えるだけでなんだかできるような気分になってしまうのが残念なところですが、ちょっとずつでも使いこなせるようになれば良いかと思っています。

まずは自分一人で解決策を練ってみる

問題を認識したら、まずは「自分一人」で解決策を考えてみましょう。もちろん参考意見や参考資料は大切ですが、問題解決力アップのためにも一人で実践することが大切です。一人で問題を解決すれば、それは自信になり、さらに成長へとつながることでしょう。一人で問題を認識して一人で解決する――つまり「自問自答」です。

僕はわからないことがあるとついつい自分で考えないで、Google様に質問してしまいます。大抵の問題が解決するのでそれで良いと思っていましたが、それでは成長がないということ。自問自答で問題解決力アップを目指しましょう。

オーダーメイド式自問自答術

オーダーメイド式自問自答術は、【テーマ】→【現状把握】→【基本条件】→【目的】→【可能性】の5つのステップで進行します。しかし実際は、この5つの項目の中でも特に【可能性】の重要度が高く、他の項目はそんなに頭を使う必要はないのです。それは、【テーマ】【現状把握】【基本条件】【目的】は「考えをひねり出す」という思考よりも、どちらかというと「すでに分かっていることを整理する」作業に近いからです。落ちついて行えば、これらの要素を考えることは難しくないはずです。一方【可能性】は、どんな要素を考えられたかが解決策に直結する、非常に重要な項目です。「効果的な会議」といったシンプルなテーマであればいいのですが、さまざまな方面から検討する必要があるようなテーマの場合は【可能性】も多方面から考える必要があります。たとえば、「マンションを購入する」というテーマについての【可能性】なら、以下のような複数の異なった視点を考慮する必要があります。●費用対効果を考えた価格面からの視点 ●どこに住むかという場所(環境)からの視点 ●マンションの機能(設備)からの視点 ●耐震事情など、特に気にしていること(希望事項)からの視点。このような場合は、【可能性】の見出しの下に思いついた順に書くのではなく、あらかじめ視点(切り口)別に分類し、小さな見出しを入れるなどしてから、それぞれの要素を書いていくと、後で全体を見渡した時にも一目で分かりやすくなるでしょう。

まずは「すでに分かっていることを整理する」作業。その後、一番大事な可能性について考えるようにします。可能性は多方面から!

わからないことはGoogleに聴く。先輩に聴くと「ググれカス」と言われてしまうような時代。自問自答で問題解決能力をあげていきましょう。

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