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「ひらめき」はこう生まれる クリエイティブ思考ワークブック

      2018/09/28

発想力が豊かな人の、考え方の秘訣とは?クリエイティビティは限られた人のみに備わる特殊な才能ではなく、トレーニングによって誰もが身につけられるもの。クリエイティブな人の考え方、物の見方をワークブックで学べる1冊。最新の神経科学をもとに、クリエイティビティを高める実践的なアド バイスを提供し、よりよいアイデアや大きなブレークスルーをもたらす理論、テクニック、逸話、インスピレーションを手に入れよう!

誰もがクリエイティブに考える為のスキルを学びとることができる

クリエイティブなアイデアを生み出すのがうまい人はつながりを見つけるのがうまい。つながりを見つける能力を鍛えることで、クリエイティブに考える能力が高められる。

クリエイティブに考える人にとってつながりを見つけることは基本的なスキル。それをアスリートにとっての筋力のように身につけようというのが本書の目的。

クリエイティビティが最も重要なリーダーの資質

変化の風が吹いたとき、塀を立てる者もいれば、風車を作る者もいる ー 中国の古いことわざ

IBMは、32か国の1500ものCEOを対象とした、過去最大規模の調査を行なったが、CEOたちが最も差し迫った脅威を感じているのは、変化の速度が増していることだった。当然だろう。またその調査に関してメディアの注目を集めたのは、クリエイティビティが最も重要なリーダーの資質としてあげられたことだった。変化に適応し、風車を作るために必要なは、今やクリエイティビティなのである。CEOのいうクリエイティビティは芸術的な表現のことではない。たしかにそれもクリエイティビティの一つだが、彼らの考えているのはクリエイティブな問題解決のことだ。白黒はっきりしない状況に耐え、現実とギャップを見据え、直感に身を任せ、前提を疑い、戦略的なチャンスを見つけ、アイデアを組み合わせ、人々を巻き込むことができる圧倒的な未来を想像することである。

アップルのスティーブ・ジョブスは惜しまれながら鬼籍に入ってしまったが、クリエイティビティとはただものとものをつなげるだけのことだと言っている。彼のいう通り、電話とOSを組み合わせてアプリなどにより機能を拡充できるiPhoneを生み出しイノベーションを起こしたのだから説得力がある。今では若い子たちも、スマホがある生活が当たり前となりiPhoneの新製品が発売されるたびにニュースで取り上げられるくらい浸透している。既成の二つのものを組み合わせて画期的な商品を生み出した良い例だ。

このようなクリエイティビティをそだれる為のワークアウトが21のエクセサイズとして紹介されている。一つのワークアウトが10分〜15分程度と時間はそうかからないが、慣れるまではそれ以上に時間がかかってしまうだろう。特に時間制限が設けられているわけではないので、じっくり自分のペースで取り組んでいけば良い。

課題1ーー散歩

 

散歩のヒント

  • ノートとカメラを持っていく
  • 目に入ったものについて、それがなんなのかを考えてみる
  • 想像力を駆り立てる物体や風景を撮影する
  • 新しい組み合わせやつながりを想像する
  • 少なくとも10個のアイデアを書き留める(たとえば、側溝を空港の格納庫に変える方法とか、芝刈り機を宝石に変える方法など)

注意事項

ひとりでやろう。そのためのまとまった時間をとること(1時間から1時間半ぐらい)。ありきたりなもののなかに、新しいものを発見しよう。頭にアイデアを浮かべよう。買い物や犬の散歩のついではNG。携帯電話の使用も禁止。考えるための時間なのだから。

おまけ

散歩の時撮った写真を選び、自分が見たままの画像と手を加えた画像を並べてみよう。

最近はスマホカメラが高性能になってきているので、持ち運びやすいサイズのノートとスマホを持って散歩に出かけよう。気になった素材があったらその風景をスマホでパシャパシャ撮っていけばいい。LINEやなんかの通知は鬱陶しいのでおやすみモードに設定しておくと良いだろう。

暮らしの中のちょっとした問題

クリエイティビティの教祖シド・パーンズは、問題がクリエイティビティを発揮するチャンスであることが見過ごされるのは、話し方のせいだと考えていた。つまり、問題が起こると、それがいつまでも付きまとうもののように語ってしまうのだ。「うちの犬にノミがついちゃって」「子供がテレビゲームばかりしている」パーンズの考えでは、言い方を逆にするだけで結果は変わる。開かれた問いとしてとらえれば、脳は新しいつながりを作りやすくなる。

どうすればとういうのが魔法のフレーズ。「どうすれば犬のノミを取り除けるだろう」「どうすれば子供にゲームの時間を減らすよう言い聞かせられるだろう」そんな思考回路になり問題解決への糸口となるのです。

書籍の中盤からはいよいよブートキャンプの始まり。「言語的エクセサイズ」「視覚的エクササイズ」「概念的エクセサイズ」の三つが21のエクセサイズで紹介されています。つながりをひらめきに変えるための筋トレとして最初はなかなかアイデアが引き出せないとは思いますが、根気強く取り組みましょう。内容は読んでのお楽しみに!最後にはつながりを意識するためのツールとして、「マインドマップ」「クロス・コネクション」「ランダム・インスピレーション」の効果的な使い方が紹介されています。ブートキャンプであなたも無尽蔵にアイデアを生み出せるように。多数のアイデアが生み出せるようになれば、そこから思わぬ解決策が見えてくることも。

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