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正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣とは?

      2017/07/22

自分は全く評価されない‥‥。「なんで、あいつが評価されて、私が評価されないんだ‥‥」一体どうしてなんでしょう?企業社会に入ると、学校生活ではありえないような現象に出くわすことが多々あります。その最たる例が「評価」かもしれません。正しく評価される人が何気なくやっている小さな習慣を身につけ正しい評価を勝ち取ろう。

評価される人に必要な「第3の報酬」

会社組織、特に経営サイドから評価を考えた場合、評価結果として与えられるものといえば、給料やボーナスなどの「金銭的報酬」と、昇進・出世といった「地位的報酬」の2つでしょう。たいていの場合、これら2つの報酬は、人事評価というプロセスを経て、与えられる仕組みになっています。しかし、この2つの要素が与えられれば、社員は「正しく評価されている」と感じるわけではありません。先に述べた「正しく評価されていることを感じて、自分の望む仕事を実現する人」は、もっと別なもので他者評価を感じています。

金銭的報酬でも、地位的報酬でもない、組織で働く者にとって「働く生きがい」となる、得難い評価とは一体何か?その第3の報酬とは、心理的報酬だという。人との繋がりを感じることができる一体感。組織の一員としてちゃんと認識されていることを感じる承認。人や組織の役に立っていると実感できる貢献。自分が伸びているという感覚を持てる成長。などがそれだ。この第3の報酬を得るための習慣づくりの方法を見ていこう。

「認めて欲しい」という前に上司を認める

たとえば仕事のことで質問を聞いたとき、上司が「そんなことも知らないのか」とばかりに、何かを教えてくれたとしましょう。多くの部下はこのとき、「わかりました」とか「ありがとうございました」と上司に言うでしょう。礼儀としてはそれで正解ですが、それでは上司は「自分の説明が役に立ったこと」を確信できません。「ありがとうございました」だけでなく、上司が「自分は役に立っている」と感じられるような一言を添えるのです。コーチング用語を使うなら、「相手の自己重要感を満たす言葉」になります。

「なるほど、そういうことだったんですね。とても勉強になりました!」といった具合に、あなたの言葉は、私にとって、価値あるものでしたと示すことで、相手は自信を持ち、仕事も円滑に進むようになるわけです。4割の社員は「自分は上司に理解されていない」と感じているという。上司が部下を認めない理由は、コミュニケーション自体面倒、部下に優越感を与えてしまうのは良くないと思っている、プライドやメンツ、心理的抵抗を感じる、周りの視線がきになる、そもそもどう褒めていいのかわからないなど様々。感情を伝え合う文化のない日本ではありがちだが、上司も1人の人間、何もお世辞を言ったりしてゴマをする必要はないが、上司として認めていますよと態度だけでなく言葉にすることが大事。言葉にして伝えないと相手には伝わりません。

タイムリーな無駄話で人を巻き込む

現在、多くの会社では、「生産性が落ちる」という理由で、オフィス内でのムダなコミュニケーションを歓迎しないムードがあります。実際、科学的なデータをとれば、数値的にも「お喋りの多い職場環境では時間単位の生産性が悪い」と言う結果も出ているようです。けれども私は、ここに日本の職場の大きな問題が潜んでいるような気がしています。確かに日本企業の労働効率は良くなったかもしれませんが、最近はアイデアという点で、日本企業は世界に抜きん出ている商品を作れていません。この点では、グーグルに代表されるように、あえてムダなお喋りを推奨するような娯楽スペースを社内につくるアメリカのベンチャー企業においていかれています。

雑談により耳寄りな情報をもらえたりすることも多く、思いついたアイデアに思わぬ進言をもらったりとメリットも考えるべき。とは言ったものの、相手が仕事に集中している時に話しかけたりしたら、ただの迷惑に。業務に支障が出ないよう自分自身の集中力が切れた時、周りを見渡して同じように集中力が切れている人に話しかけるようにしてみる。相手との接触関係が増えれば増えるほど、その人に対する親しみが湧いてきてより良い関係を築けるというもの。ひいてはそれが自分の評価につながるのだ。

ランチ魔になれ

外務省にいるとき、私はよく「廊下での立ち話」をしていました。そのときの相手は他部署の仲間などが多かったのですが、脈略なく「あぁ久しぶり」「どうですか、最近は?」などと言って、数分程度、近況を聞きます。そして別れ際に、打診をしてしまうのです。「今度ゆっくりランチでもしましょう!」社交辞令ではありません。約束をした以上、翌日には誘いのメールを出すわけです。「昨日は久々に話ができて嬉しかったです。どうです?明日の昼にでも、お時間があればご一緒しませんか?」それでダメならば、また次の機会を待つだけの話です。

よく親睦を図るため飲みに誘う人が多いが、酒を飲むことに抵抗がある人などにはランチが有効。金銭的にも飲みに行くよりもハードルが低いはずだ。こうして職場で繋がりを築いておくことで自分の株もあげられる。チームワークが必要な仕事であればあるほど、こうした1対1のコミュニケーションがいざという時役に立つ。ミーティングであまり発言をしない人などをあえて狙って「カフェにコーヒーでも飲みにいかないか?」と誘ってみて意見を聞いてみるなんていうのもいいだろう。

評価される人間になるための処世術が多く書かれており、コミュニケーション能力が低いと感じている人には良い指針となる具体例も。評価される人間が普段どのような習慣を持っているのか覗き見できる書籍です。

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