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人生相談に対して、紡ぎ出される名言苦言が心地いい

週刊文春の大人気連載「悩むが花」に掲載された数百の人生相談から、厳選した名言苦言を一挙収録。読めば大人の流儀を会得できる!?多くの人生相談に対する回答に頷きながら読み進めることができる書籍です。

理解できない他人の哀しみにどう向き合うか

他人の哀しみを理解しようとしてはいけません。しかしその哀しみに手を差しのべたり話に耳を傾けるなど、ともに生きる姿勢を持っている人がいれば、必ず笑う日がやって来ます。

僕も祖母が死んでだいぶ経つが、母親が受けた哀しみは想像以上に大きなものだったらしく、今までとはちょっと様子が違う。テレビを見て一人で喋ったり、テレビに出てくる猫に語りかけたり、必要以上に「ふーん」と連呼して見たり。不自然極まりなく、最近では節約志向を必要以上にアピールするようになったりして、価値観の違う僕に嫌味を言って来てるのか、少し迷惑だ。もともと母はうつ病で精神科にかかっていた(祖母が死んでから少し悪化した)ので受診はしているが、鬱とは違う症状が見られる。喪失感からか、祖母が飼っていた猫2匹へのこだわりが強く、月に1回岡山まで世話しに帰っている。今まではそんなことなかったのだが、急に猫好きモードになり、はたから見ているとちょっと奇異にも思える。祖母を亡くした哀しみを和らげるための、行動と捉えているが、生きている僕たちにまで影響が及ぶのはちょっと‥‥

次々出版される新しい本を読むべきか?

さて君の相談だが、次から次に出版される新しい本をできる限り読もうなんてしてはダメだ。読書が辿り着くところは、君が、運命の一冊に出逢うことにあるんだ。素晴らしい読書は、それが小説であれ、伝記であれ、旅行記であれ、人生の中で何度か読み返すことができる一冊の良書に出逢うことにつきるかもしれないね。一冊の本でも、十代で読んだ時と五十代で読んだ時では、その年齢の時々で、それまで気がつかなかったものの発見があるんだ。一冊の良書にめぐり逢うことは、人生において一人の友人に出逢うことと同じ価値があるんだ。

僕は次々と出版される本を次から次へと読んで行く派なので、一冊の良書というものをなん度も読み返した経験がない。読もうと思ってとってある本はあるが、基本新しい知識を得られたら売り払います。それでも買って読める本は出版されている本のうちごく少数、時間がいくらあっても全てを読み切ることはできません。僕の場合は金銭的な問題で売らなければ次の本が買えないという事情からよほどのことがないと手放すのだが、とっておこうと思える本は50冊読んで1冊ぐらいかなといった印象。もっと人からのオススメやなんかを信じてもいいのかなと思いつつも、やはり自分で発掘したいという思いから、新刊を買い漁ることに。しかし買える本の冊数は限られているのでKindleUnlimitedや雑誌などではdマガジンなども活用しています。

わからないものに不安を抱くこと

わからないものに不安を抱くことほど愚かなことはない

僕の性格の傾向として、わからない未来やなんかの出来事、知らない情報などについて不安を抱く傾向がある。これは病気だからというより、性格的な問題だ。何か引っかかることがあると、その事象を調べて確認すればなんのことはないことでも、自分で調べずただ不安だけを抱いてしまうという愚かな行為をやめられない。いわゆる情弱だと世の中の様々な場面でそういった不安を抱えることに。そういう自分を変えたくて、不安をマネジメントする本やなんかも読み漁っているが、どうにもこの不安だけは消し去れない。起こってないことを想像してネガティブな感情が支配する状況は、自体がポジティブな方向に動いた際とても晴れやかな気分になるので、それも性格と思い、消すことのできない不安を味方にするよう努めている。

清廉潔白に生きてきた人など、人間じゃない

立派に、正しく、清廉潔白に生きてきた人など、人間じゃない

よくいう、「昔はやんちゃだった」とか過去の愚行を声高に語る人がいるが、その気持ちがわからないでもない。昔も今も良い子ちゃんだという人など逆に信じられない。ルールを守りレールから一切外れずに生きてきた人からすれば、ルールを守らない人が過去の武勇伝を悪びれもせず語ることは許せないのだろう。それが社会的制裁を受けるべき行動であるなら、十分に制裁を受けてきたであろうし、反面教師といったところで話を聞いていても面白い。僕の通っていた予備校で人気だった古文の講師は元ヤンだったが苦労して古文を学んだ経験から、教えるのが非常にうまい。わからない人の気持ちや、どこで躓くのかがわかっているからだ。ある程度歳を重ねると人には言えないような隠し事の一つや二つある人間の方がよっぽど人間らしい。

人生相談というフォーマットで色々な悩みに答えていく。そこにはあなたも「なるほど」と思える名言や苦言があるように思います。

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