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「僕らが毎日やっている最強の読み方」ネットばかりに頼らずに新聞や本を読もう!

池上彰氏、佐藤優氏は毎日「何を」「どう」読んでいるのか?「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」をどう読めばいいのか?そこから「知識と教養」をいっきに身につける秘訣とは?みんなが知りたかった「2人の知の源泉」が、本書で明らかに!二人の読んでいる新聞や雑誌、Webサイト、書籍や映画・ドラマ、そして使っているガジェットも公開。

ネットが普及しても、しんぶんの影響力は小さくならない

池上 SNSや個人ブログでリンクを張られている情報をたどっていくと、「一次情報は新聞」というケースが非常に多い

佐藤 おっしゃるとおりです。しんぶんの発行部数は世界的にも減っていますが、だからと言ってしんぶんの影響力が小さくなったわけではありません。ネットの普及によって、実際の発行部数よりも多くの人がしんぶんの情報を目にしています。それにメディア関係者も、なんだかんだいって、新聞を情報源にしていることが多い。

新聞を取らない人が増える中、それでもネット上に溢れる情報の大半は新聞ベースだということ。僕が新聞ベースではない最新情報を集める際は(といってもAppleの新製品発売・開発情報ぐらいだが)個人のブログの噂がメイン。これには眉唾ものの情報もあるが、情報通の人のブログだと大外しはしない。こういった噂も楽しみながら新製品の発表を待つのが恒例となっている。最低2紙は読んだ方が良いというが僕は新聞より書籍派なので1紙だけ、しかも一面と書籍の広告しか見ないダメな奴です。自分の読んでいる新聞の「バイアス」を意識して記事を読み、もう一方の立場で書かれた記事も読んでみる。

新入社員や学生など新聞に慣れていない人は、いきなり日経新聞を読むのではなく、一般紙から読み始めた方が良いとある。溜まった新聞は1面と見出しだけでも目を通すだけでもかなり違う。新聞は「飛ばし読み」が基本。「見出し」と「リード」に目を通し、迷ったら読まないぐらいのスタンスで良い。これなら僕にもできそうだ。その他、2人の記事の保管整理術も載っているので興味のある方は読んでみては?

民放のニュースについても触れていて海外でのテロなどの報道は、発生直後に取り上げるだけで、その後は視聴率が下がる(日本人が飽きてしまう)ため、報道するテレビ局が減っていくことを指摘。確かに対岸の火事という印象を受けてしまう海外の事件などは何度も報道されると「またこのニュースか」という気持ちになってしまうのは否めない。

雑誌の世界は「定額読み放題」の登場で一変する

佐藤 雑誌の世界はいま、「電子雑誌の定額読み放題サービス」の登場によって、まさに過渡期を迎えようとしています。ドコモの提供する「dマガジン」やソフトバンク系の「ビューン」などが代表的なサービスですが、いずれも従来の紙の雑誌1冊分、あるいはそれ以下のコストで多様な雑誌を読める。まさに大革命です。

僕は断然『KindleUnlimited』推し。雑誌はもちろん様々なジャンルの書籍が読み放題。雑誌は「Pen」「Goods Press」「Begin」「GQ JAPAN」「GOETHE」「LEVOLAN」「VOGE JAPAN」などを暇な時にペラペラめくって読んでおります。「MacFan」が読み放題から外れたのが残念だけど(嘆きの声を聞いてか、現時点で復活)。これからは雑誌は読み放題で読み捨てる感覚が常識になるだろう。ちなみに『KindleUnlimited』では10冊以上はストックしておけないので、読み終わったらストックから外していかなければなりません。もちろん再登録可能です。下手にネットサーフィンするより、ちゃんと編集された雑誌を読むことの方が多様な情報を得るのに役立ちます。しかし、雑誌はあくまで娯楽。まとまった時間があるときは、書籍を読む方がベターだと思います。

ネットには「プリズム効果」がある

池上 ネットをよく使う人の中には、「ネットの論調=社会全体の論調」と思い込んでしまう人も少なくありません。するとどうなるかというと、「メディアの報道には偏りがある」「真実を報道していない」と安易にマスコミ批判や陰謀論に走ってしまう傾向がありますね。メディアが報道しないのはほとんどの場合、「裏が取れていない」「確認が取れない」からなのですが‥‥。

ネットの世界にどっぷり浸かっていると見えるものも見えなくなる。前に陰謀論で面白い書籍を何冊か読んでブログに「エンターテイメントとしては面白い」という趣旨のことを書いたらこの本の著者の熱烈な信者から「要はコンテンツがあなたのIQを超えている」などというコメントが。ネットっていろんな人いるな、本当。これも自分の偏見が増長される仕組み(ネット空間の論説=世論ではない)の最たるものだ。

新聞や雑誌、書籍などは「読む」というが、ネットは「見る」というこれが全てを物語っている。みているけど読んでない人が多く、見出しを見てはどんどん次のページへ飛んでいく。僕のブログの平均ページ滞在時間を見ても読んでない人がいかに多いかがわかる。これは読むに値しない駄文だからという側面もあるがww

読む本の選び方

池上 いい本に出会うためのコツのひとつ、「本をたくさん買うこと」です。だから私は「迷ったら買う」を原則にしています。

佐藤 私も「迷ったら買う」が原則です。もちろんハズレの本もありますが、それでも本から得られる情報は「安い」ですからね。どの分野の本でも、本1冊に書かれたものと同程度の情報を、人を通して得ようとしたら、食事代や謝礼など、本代の何倍も費用がかかりますから。

池上 セミナーや講演会なんかもそうですね。何千円か受講料を払って90分の話を聞いても、書籍のページ数に換算すると、たいしたことありません。

これを聞いて今年も読書習慣を維持するぞと決意を新たに。2月でこのブログも1年。果たしていつまで飽きずに続けられるかw

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