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「ウェブニュース一億総バカ時代」を読みウェブニュースとの接し方を考える

      2016/11/14

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ウェブニュース内の至るとことにあるPR・広告の文字。中には一発で広告と分からないような記事広告やステマ、パブ記事なるものまで紹介。そういったものに気づかずクリックやタップしてしまう「バカ」であり続けるのか。それとも「バカ」をやめて自分の力で情報を読み解く方法を身に付けるのか。ニュースサイトにしてやられている「バカ」に陥らないための手助けをするためのきっかけや情報を提供する書籍。

ウェブニュースの運営はテレビと違い誰でもできる

日本の民間テレビ放送局は、電波法に基づいて放送事業者としての免許を取得している。一方でウェブニュースサイトを運営するために免許は必要ない。すなわち、ウェブニュースの運営は誰でもできるということだ。

運営もそうだが、ウェブニュースの記事は「誰でも書ける」あるいは「誰が書いてるかわからない」。アルバイトの主婦や学生が書いてるなんてこともザラだ。当然こういった人間が書いている記事の信憑性はどう担保されるのか?という疑問が湧いてくるが、ウェブニュースでは「裏取り」が行われているかどうかは「媒体による」というのが現状だ。免許も入らず誰が書いたかもわからない、裏取りも行われていない情報を掲載している媒体を「ニュース」サイトと呼べるのか?ニュース媒体を持てば広告収入が得られて金が儲かる。だから酷い媒体になるとどんな記事でも・誰が書いたものでも構わないから掲載してアクセスを増やそうとする。そんな屑みたいな記事を「報道だ」とありがたがって読んでいるとすれば…ああ怖い。

PV(ページビュー)の嘘

何らかのウェブニュースを読むとそれが1PVとなる。ニュースサイトは数百〜数万の記事(ページ)で構成されており、その全てのPVを集めた数字がそのサイトの総PVとなる。しかし、PVを稼ぎたいあまり記事のリード文だけ載せて「続きを読む」ボタンを設置し本文へと誘導しPVを倍稼ぐ(続きを読むボタンを押したことで2PVとなる)方法や記事自体をページ分けし例えば1〜4の番号を振り全文読むと4PVなんて手法も見たことある人も多いだろう。画像の拡大なんかでPVを稼ぐなんていうのもよくある手法だ。昨今のように大容量通信が当たり前になると、細かすぎるページ分けは利便性の向上に寄与しにくく、PV稼ぎのための上げ底の意味合いが強くなる。グラビアアイドルの記者発表会を報じた記事直下にイベントの写真をたくさん載せる。これも画像を拡大してみるたびにPVが加算されるので10〜20PVは軽く加算できる。PVを換金していくのがニュースサイトの「お仕事」となるため、あの手この手でPVを稼ぐため皆必死だ。

タイアップ広告の見分け方

【見分け方1】PRや広告などの文言が、記事のどこかに記載されている

【見分け方2】サイトの極めて目立つ箇所(特に右カラム)から誘導されている

【見分け方3】記事内で紹介されている製品やサービスへのリンクやバナー広告が過剰に貼り付けてある

ユーザーにできることはタイアップ広告を見る目を育て、ウェブニュースの情報に過剰に踊らされる「バカ」にならないよう防衛することに尽きる。ちなみにニュースアプリのSmartNews、グノシーでは「広告」表記。カメリオでは[PR]表記がされています。僕の場合、興味がある記事でもこういった広告を見ると返ってクリックやタップをためらう傾向にあるので踊らされる可能性は少ないと勝手に思っているが、こういった手法も進化し続けているようなので注意しようと思う。

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