自分を覚醒させパフォーマンスを向上させる様々なハックを紹介。それは最も高い効果が得られる最もお金のかからない方法だった。シンプルなライフスタイルのハックから何個か選択、実践すればそれはベストな投資に。
健康リスクを回避せよ
あなたが平均的な人なら……
● 心疾患で死亡するリスクは 23%。
● 糖尿病のリスクは 25%。
● アルツハイマー型認知症を発症するリスクは 10%。
● がんのリスクは 40%で、がんで死亡するリスクは 20%。
だから、ハッキングを始めよう。すぐに次のことをやろう。
● 関節痛か血糖値問題を抱えている場合、グルコサミンの摂取を検討しよう。グルコサミンはマウスの血糖値をコントロールするのに役立ち、おそらくは人間の健康寿命も延ばす。
● フリーラジカルを撃退するために、抗酸化物質をしっかり摂ろう。ベリー類、ハーブ、香辛料、コーヒー、お茶、ダークチョコレートがおすすめだ。
● 短期間の断食はオートファジーを活性化する。今すぐ始めよう。
● 若々しさを維持する鍵を握るのはミトコンドリアである。
● 生活の基本──つまり十分な栄養・質のよい睡眠が重要
若さと活力を維持するために必要なあらゆる健康リスクの回避。今すぐそれに取り組むのが大事。できるところから始めて行こう。金銭的な負担となるサプリメントとかは各々の財布に合わせた範囲で自己投資すると思ってやると良いだろう。僕はこの種のサプリメントに懐疑的なので逆プラシーボ効果で効き目が薄れるかもしれないが(笑)。
脂肪はヒーローである
体によい脂肪を十分に摂取して炭水化物やタンパク質を食べすぎなければ、体は脂肪を燃料として効率的に燃焼するようになる。あなたはただ、どの脂肪が何の目的に使われているかを知ればいい。口にする脂肪には、体の構成要素となるものもあれば、燃料として活用されるものもある。だから正しく摂取することが重要だ。しかし、栄養の「専門家」が、脂肪酸の中で避けるべきものを正確に指摘するのを聞いたことがあるだろうか?「植物由来」「動物性脂肪」「飽和」「多価不飽和」など、いろいろな用語を耳にするが、それぞれがどのような脂肪なのか、専門家以外にはよくわからない。フライドポテトに含まれる加熱された工業的多価不飽和脂肪酸の人体への影響は、アボカドオイルとは異なるのだろうか?また、工業的畜産による家畜の脂肪は、卵黄や放牧牛の肉に含まれる脂肪とは違うのだろうか? ここで答えを言おう。もちろん、違う。オーストラリアの研究者たちは、さまざまな細胞が食事から摂った脂肪を種類ごとにどう使い分けているかを測定した。あなたは、自分の脳が最高に機能する燃料を手に入れ、体脂肪が不必要な炎症を起こして体の衰えの進行が早まらないようにさせることができる。適切な脂肪を摂れば、若々しい体を保って充実した年月を過ごせるのだ。脂肪の中には、脂肪酸分子の長さとは無関係に損傷しやすいものもある。だから、脂肪を理解するにはその「頑丈さ」にも注目することだ。酸素はとても強力な化学反応を起こして酸化作用で脂肪を傷つける。酸化した(つまり損傷した) 脂肪は、体内に炎症を発生させて有効な細胞膜の形成を減らすことにより、体の衰えを加速させる。体が酸化した脂肪を細胞膜に組みこまざるを得なくなると、それらの細胞は過剰なフリーラジカルを作り出し、あなたはヤバいコンディションならぬふつうのコンディションになってしまう。あなたの細胞は、最も安定した脂肪である飽和脂肪酸を使って、脳と肝臓にある細胞膜の約45%、そして心臓や筋肉の細胞膜の約35%をつくっている。飽和脂肪酸はあなたの脳を構成する脂肪であり、悪者扱いしてはいけない。エネルギーを作り出す細胞は、どんな種類の脂肪を食べても細胞膜の飽和脂肪酸のレベルをこの数値くらいに維持する。飽和脂肪酸の比率を有意に変える唯一の組織のタイプは脂肪組織、いわゆるおなかのぜい肉だ。あなたが飽和脂肪酸をたっぷり摂ると、脂肪組織は大きさを変えずにその構成を変えて、さらに多くの飽和脂肪酸を取り込み、不安定な脂肪を減らそうとする。これは素晴らしいことだ。安定した脂肪はフリーラジカルをそれほどつくらないからである。バターなどの飽和脂肪酸を食べ続けた上で、2番目に安定した脂肪のグループ、多価不飽和脂肪酸を摂ることも重要だ。この脂肪はオリーブオイル、アボカドやナッツのような食物に含まれ、飽和脂肪酸よりも柔軟性に富む。面白いことに、脳細胞には体のどの細胞よりも多価不飽和脂肪酸が多く、あなたがどんな種類の脂肪を食べても、脳細胞内の多価不飽和脂肪酸のレベルは一定に維持される。ほかのほとんどの細胞は、多量の多価不飽和脂肪酸を摂取すると、脂肪の含有量を少しだけ調整する。しかし脂肪細胞は、蓄えられたほかの脂肪を放出して、それらを多価不飽和脂肪酸に置き換え、体脂肪の量を変化させない。つまり、あなたは自分の体脂肪の構成を変えて、安定した脂肪の比率を高められるということだ。
一口に脂肪と言っても様々な種類があり摂取した方が良いものから過剰に摂取すると危険なものまで様々。各々の遠く性を理解した上で摂取できれば良いがそこまで気を使えないのが実際のところだろう。なので管理栄養士などの信頼できる人と繋がるのも一つの手だ。自分だけでは管理できなければ人に頼るというのも方法の一つ。
コンディションを最高の状態に保つために必要な栄養摂取方法などを解説。健康オタクともいえる狂気なまでの著者の執着がここまでの知識量まで高めていった。後半はほとんど出典となっており、あれ!?もう終わり?となってしまったが(笑)
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