GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法｜スコット・アラン

2023年11月6日

あなたの人生を大きく変える可能性を秘めている素晴らしい人生のつくり方を伝授する指南書。分野を10に分け合計100項目で構成されています。3分で読めるように簡潔にまとめられた各項目。内容についてよく考え目的意識を持って行動に移すことで効能が！

自分にささやかな褒美を与える

あなたは自分に優しくする必要がある。つまり、うまくいかないときに自分をけなすのではなく、頑張った自分に褒美を与えるのだ。

もちろん、それをやりすぎてはいけないが、適度に時間をとって、楽しみながらリラックスすることは、人生に喜びをもたらすうえでとても大切である。また、そうすることによって次の挑戦のための活力を得ることができる。

長く働き続けると疲労につながり、燃え尽きてしまうおそれがあるから、何らかの目標を達成したら、頑張った自分にささやかな褒美を与えて心身を癒やそう。そうすれば、成果をあげたことに喜びを感じることができる。

頑張った自分にささやかな褒美を与えるための 10 のアイデアを紹介しよう。

①家族や友人と小旅行に出かける

②好きな映画を２、３本見る

③お気に入りのレストランで美味しいものを食べる

④全身＆フットマッサージを受ける

⑤しばらくしていなかった趣味に没頭する

⑥未来の素晴らしいことを想像しながら自宅で何かを飲む

⑦業者に依頼して自宅の片づけをしてもらう

⑧ずっと読みたかった本を買って読む

⑨ずっとしてみたかった冒険をする（例　スキューバダイビング、乗馬、登山）

⑩自転車で長距離の旅に出かける

以上のリストはあくまでも参考である。大切なのは、自分が何らかの成果をあげたことを祝うためのポジティブな経験をすることだ。脳内の神経伝達物質であるドーパミンが増えると、やる気と幸福感が高まり、次も頑張ろうというモチベーションにつながる。

【Ｓｕｇｇｅｓｔｉｏｎ】

どんなに小さな勝利でも大切にして、自分にささやかな褒美を与えよう。大きな勝利を収めるまで待つのではなく、小さな勝利をそのつど祝って自分の努力に報いればいい。

僕は自分に甘いので、頑張った時もそうでない時も定期的に自分にご褒美を与えます。今日も生きてる、頑張ったってことで（笑）。それはケーキやフラペチーノなどの甘いもの。あとはマグカップやタンブラーといった日常の質をちょっと上げてくれるものを新調したり。ちょっといいコーヒー豆を買ってみたり、そうスタバです（笑）。昔はSS、FWごとに新作の洋服を買ったりしていましたが散財が過ぎるし、もう一通り最低限の洋服があればいいやという境地に至ったので最近はやめています。

不屈の王者になる

不屈の王者になるためには、多くの試練が待ち受けていることを覚悟しなければならない。大きな壁が立ちはだかったら、それを乗り越えるための解決策を探そう。

あなたは自分が思っているよりもはるかに強い。逆境に見舞われても、戦いの終わりではなく始まりにすぎない。けっして屈しないという決意が、戦い続ける原動力になる。

挫折に見舞われて行く手をふさがれたとき、あなたはどうするだろうか？　恐怖におびえて立ちすくむか、有効な対策を講じて前に進む努力をするか、どちらだろうか？

恐怖に直面しても果敢に行動を起こすと、失敗を乗り越えるように脳をプログラムすることができる。

失敗は成功にいたる道である。失敗は問題から逃げずに解決するように仕向けることによって、あなたの粘り強さを試している。だから最後までやり抜く決意をすることが大切だ。

多くの試練を乗り越えて不屈の王者になった人たちの例を紹介しよう。

エイブラハム・リンカーンは若いころから悲劇と逆境を何度も経験している。私生活では妻子を失い、選挙では何度も落選したが、度重なる挫折をはね返して大統領に就任し、奴隷解放令を発するなど数々の功績を残した。

Ｊ・Ｋ・ローリングは作家志望で、自分のストーリーに夢中になり、勤務中に小説を書いてクビになった。ホームレス同然の状態で生活保護を受けながら、第一作となる『ハリー・ポッターと賢者の石』を書き上げた。現在、ハリー・ポッター・シリーズは全世界で４億５千万部以上を売り上げている。

ウォルト・ディズニーは地元のアートスタジオでアニメーターの職を得たが、経営者から「創造性と想像力が乏しいので、いいアイデアを生み出せそうにない」と判断されてクビになった。そこで兄のロイとウォルト・ディズニー・カンパニーを設立し、不朽のアニメ映画を次々と製作して22のアカデミー賞を受賞した。

【Ｓｕｇｇｅｓｔｉｏｎ】

正しい方向に向かうために今すぐとるべき行動は何か？　そして、その次の行動は何か？　目標に近づいて不屈の王者になるための行動計画を練ろう。それには、どういう困難な決断をくだすべきか？　あなたを押しとどめている最大の恐怖は何か？

ケンタッキーのカーネルおじさんも晩年になって成功した苦労人として知られていますよね。青年期に40種に上る職を転々とし、30代後半から経営を始めて最初のガソリンスタンドは倒産、40歳から始めた2度目のガソリンスタンドにカフェを併設したアイデアが当たり、後のケンタッキー・フライドチキンの原型に。日本社会は失敗した人に厳しすぎるような気がします。何度でもやり直せる土壌ができればそうした風潮も減ってくる。何度でも立ち上がってリングに立っていればまだ試合はどうなるかわからない。

人生の軌道はいつからでも変えられる。全ての障害を取り除き一度きりの人生を最高なものにするための指南書。

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