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6つの思考スキルが最高評価をつくる 脳内編集力|北村 嘉崇|正解がない世界で自分らしく生きる思考法

無意識に失敗のスパイラルを生むのはもう懲り懲り。成功の「全自動選択機」を導入して評価を高めていこう。人生を切り開く思考の編集力を身につけて評価を気にしない自分を手にしよう。

行動に移す前に立ち止まる勇気をもつ

まわりの評価が高まると、自分に自信が湧いてきます。そして、さらに結果を出し、良いパターンと高い評価を得ることができます。一度その好循環にもっていけば世界が変わります。尊敬する人から褒められる、そんなシーンが思い浮かぶのではないでしょうか。

上司から褒められ、周囲から期待され、自信に満ちたわたしと、「どうせわたしなんか」という考えの染みついたわたしは、評価される思考パターンの量に差があると前節で説明しました。

評価されて世界が変わるあなたは、この本を読み進めることで自然とそれが手に入ります。そして、ワクワクした気持ちで仕事に取り組めることでしょう。その最初の1歩は何だと思いますか?

ここではその第1歩目について説明していきます。

何度も言いますが、 わたしたちの失敗の多くは、「何も考えないで染みついてしまったパターン」 にあります。人間はさぼりがちです。休日にグダッとする幸せは快感です。そして、それは脳も同じなのです。1日9000回も選択しないといけない、そう考えると生きることは苦しすぎます。だからこそ、脳は考えないでサボりたいのです。だからこその思考パターンです。

そして、 一度、評価されるパターンを身につけると、考えずに脳がやってくれるので、知らず知らずのうちにまわりの評価が高まっていきます。めちゃくちゃ楽です。楽に評価が高まる。やりたい仕事に抜擢される。好循環ループが発動するのです。

では、みなさんの仕事での思考パターンはどうでしょうか?

例えば、毎朝出社と同時に行うメールのチェックや、Yahoo! ニュースの閲覧、とりあえず思いついた作業から取りかかる習慣など、何も考えずにやっていませんか?

これは管理職の多くが部下を見ていて修正したほうがパフォーマンスを上げられると考えている行動ですが、みなさんもやってしまっているのではないでしょうか。もちろん「これは必要だ!」と考えて行っているのでしたら問題ありませんが、もしそうでないなら一度見直してみましょう。

一つひとつの評価されないパターンを見つけて、それを減らすことで、評価される思考パターンが出てくる頻度は確実に上がります。それが、人生を成功させるスタートになります。

そこで、「職場で考えずに行っている評価されない行動(思考パターン)」をできるだけ書き出してみてください。

脳が苦痛に感じずパターン化してほぼ自動でことが進むのが習慣かと思います。毎日の運動や読書や勉強、スキンケアなどもそれに該当します。もちろん生活に必要なそれ以外のことも習慣化されているものは意外と多い。まずは無意識下でも行動を実行できるようになるまで反復が必要。

タスクの質を上げる考え方

仕事の早い/遅い、正確/不正確、効率の良い/悪い……何をしても評価は付いてくるものです。多くの人は、「仕事は早いけれど不正確で、効率が悪い」とか、「仕事は遅いけど正確、だけど効率が悪い」などといったマチマチな評価でしょう。しかし、ここでの評価は「誰と比較して」が抜けていることが多く、基本的に上司か本人のなんとなくのイメージと比較することが多いように思います。

では、「2‐6‐2の法則」の上位2割の人の平均よりも、「早い」「正確」「効率が良い」になれるとしたらどうでしょうか?

「それって上位1割じゃん!」ということですが、正確には上位5%くらいに入るかもしれません。これから解説するのは、中位6割から脱出し、確実に上位2割に押し上げるためのタスクの進め方についてです。これも意識するだけで、全く結果が変わってきますので、ワクワクしながら読み進めてみてください。

ところで、「炎上プロジェクト」って聞いたことないでしょうか?

プロジェクトの課題が山のようになって、進捗が遅れに遅れ、参加しているメンバーも残業が続き、寝不足やプレッシャーで倒れる人が出てきてしまい、さらに人手不足で残されたメンバーが疲弊、いつ終わるのか見当もつかず、会社の上層部からは早く終わらせろと怒られ続け……。

まさに地獄のようなプロジェクトのことです。みなさんも程度こそあれ、そんなプロジェクトに入ったり、見たり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

プロジェクトはタスクの集合体なのですが、タスクをうまく進めるためには、以下の3つの視点を大切にするとよいでしょう。それは、①仕事の質(完成度、正確性等)、②リソース(人、お金、モノ、情報等)、③管理方法(進め方、リスク、締切等) です。それをツリー構造で表現すると、次の図のようになります。

このようにツリー構造をイメージする際に、できれば抜け漏れなく書くのがよいといわれていますが、実際はだいたいで問題ありません。

今回のタスク管理についても、①仕事の質、②リソース、③管理方法の3つがあくまで一般的に重要な視点だからであって、さらにその下の階層の内容は細かいことをあげると抜け漏れだらけですが、それで十分だったりします。

もちろん大切な視点が抜けているとマネジメントに支障が出てしまいますが…(笑)。

そこで、一度ツリー構造を書いた後に、他のメンバーに確認してもらい、全員で共有して進めることが大切になってきます。この確認の時点で、今まで誰も考えてこなかったツリー構造の思考表現を見てもらうだけで、きっと周囲のあなたへの印象は変わります。もしかすると、3秒でできてしまった第一印象を変える2時間分のじっくり話し込みを、大きく短縮できるかもしれません。だって、相手からすると、「なんかすごい」とか「努力してる」と思われ、それが正しい方向でできていることが目で見てわかるからです。

また、さらにタスクを確実に進めるためには、最も下の階層でチェックリストを作成するとよいでしょう。定期的にチェックリストを確認することで、タスクの状況を把握し、何かあればできるだけ事前に解決しておくことで、円滑なタスク管理ができるはずです。

ツリーの最下層をまずはタスク化。上位タスクを目標に設定していくとスムーズにことが進みます。この時僕は最下層のタスクを最大でも90分以内で終えられる程度のものにして管理しています。集中力が低下しないよう心がけタスクを消化。バランス感覚をしっかり持って一つ一つをこなしていきます。

無意識の失敗からオサラバする為の教科書。あなたを縛り付けていた足枷を取り払い評価を気にしないマインドセットをインストール。

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