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39歳からのシン教養|成毛 眞|数歩先の未来も予測できる「成毛式・1ランク上の勉強」

「学び直しブームだけど、何を学べばいいのかわからない」「仕事だけでなく、家事・育児に忙殺されて本を読む時間がない」「自分の“教養力”に自信がない……」そんな悩みをズバッと解決。教養コンプレックスを解消するために1ランク上の勉強方法を指南します。

現代における 濫読 の効用

本の濫読、つまり、手当たり次第に本を読むことについては、「目的も定めず、あれやこれやといろんな本を読むのは、無駄な知識ばかり得て何の役にも立たない」という風潮があった。

明治維新から連綿と続く、「○○学」「〇〇論」というくくりで学習してきた名残かもしれないし、「濫読するより興味のあること、役に立つことを体系立てて読むのが正しい」と考えられてきたからかもしれない。

それはそれで一理あるが、 ネット上に無数の情報が 溢れかえっている現代においては、濫読に対する意識も変えるべきだ。

自分の子供の頃を思い出してもらいたいのだが、何にでも興味を持って調べた経験があるだろう。今となっては何の役にも立たない知識、すっかり忘れてしまった知識も少なくないと思う。

しかし、そうして夢中になって調べた経験が、後の人生に繋がることもある。 「猫にまたたびを与えると興奮したり、酔ったような状態になったりするのはなぜだろう」と不思議に思った子供が、後に獣医師になったり、あるいは医師になったり、もしかしたら麻薬取締官になったなんて実話は無数に存在する。

好奇心が将来の職業に繫がることは少なくないし、大人になってからも、好奇心、探究心を持ち続けることは、人間としての成長に直結する。好奇心を失えば、知的な面での成長は止まってしまうし、メディアが流す情報を漫然と受け止めているだけでは、情報が溢れる現代で情報弱者となるのは否めない。

インターネットは、大人向けの百科事典のようなものである。ググることで子供のころのような好奇心を持ち続けることができたら、社会的なストレスなどから解放されるのではないか。さらに肉体的にも、子供の頃のように、健康を取り戻せるかもしれない。

興味の赴くままにググることは、「現代における濫読」といっていいだろう。

興味の赴くままに本を読む僕はもっぱらサブスクでタイトルを見て本を選ぶのだがそれこそ濫読。興味のある本を手当たり次第。それだけ読んでも月980円のKindleUnlimitedはお値打ちかと。ググるのは思い出せないアレを検索したり、パソコンやスマホを使う上で躓いたときが多い。本書では本を濫読するようにググることを勧めている。ネットの世界は広大でググれば真実から虚偽までいろんな情報が飛び込んでくる。サイト選びさえしっかりすれば大変有用。

SNSでは「専門家のコメント」を見逃すな

個人ブログが有用であることを示したが、SNSも同様である。

広告がつかない点は個人ブログと異なるが、SNSにおける表現の制約は個人ブログ以上だし、おかしなことばかり書いていたら、フォロワーなどすぐにいなくなる。その点で、SNSの投稿はシビアなフィルターをクリアしていると言っていい。

筆者のフェイスブックを見ていただきたい。自慢するわけではないが、最新のニュースを最速で取り上げ、それに対してフォロワーである専門家が、マスメディアではなかなかお目にかかれないようなクオリティの高いコメントを残してくれる。

たとえば、スパコンの「 富岳」が、東京五輪の際、国立競技場に観客を1万人入れたケースを計算して、感染リスクがゼロに近いと解析したというニュースを題材に取り上げた(2021年7月 16 日)。

筆者は、たしかに競技場内での感染リスクは低いが、来場した観客が外に出て感染拡大に 繋がってしまう危険性を指摘した。これに対し、株式会社アイジャスト代表取締役の辻純一氏が、「無意味なデータ」をコンピュータに入力すると「無意味な結果」が返されるのが一般的だというコメントをしてくれた。

ニュースを単眼的に捉えたら、「1万人入れても大丈夫ではないか」と単純に思ってしまうだろうが、筆者のフェイスブックを見ていただくと、「競技の後の感染リスクはどうなのか」「そもそもデータが正しく解析されているのか」などという疑問が湧いて、さらにググりたくなるはずだ。

個人のSNSには、さまざまなメディアが伝えるニュースを見ているだけでは気づかない情報が示されていることがある。そして、投稿に対する専門家たちのコメントを見逃してはならない。このような方法で個人ブログやSNSを効果的に利用すれば、誰でも〝情報強者〟になれるのだ。

SNSでの発言は真偽の怪しいものもあり要注意。しかし、偽物の情報ばかり垂れ流していれば当然フォロワーは減ってくる。なのでフォロワー数は一種のバロメーターとなりうる。メディアが伝えるニュースに専門家のポストがついていたりしたら要チェック。そんな使い方が良いだろう。

中年になってから教養を得ようとするのはちと遅い気もするが、それでもそこに意識が向いたことは良いことだ。そんなおじさんたちに向けた今の教養の付け方を一緒に学んでいく書籍。

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