50代からは若い頃のように「必死で頑張る」のをやめて楽しく・楽に・しなやかに生きよう!ちょっとした心の持ちようで心身共に楽になります!50代を人生で「最高に楽しく輝ける年代」に!!
余裕がある人、ない人、たった15分の差
ある編集者から聞いた話です。
担当している 50 代の有名作家は、いつも待ち合わせの場所に先に着いているのだそうです。編集者も 10 分前には行くようにしているのに、それでも著者よりあとになってしまうのがいつものこと。
遅刻しているわけではないけれど、著者を待たせることを申し訳なく思った編集者は、あるとき思い切って 30 分早く行ってみました。それでも著者は、すでに来ていたのだそうです。
びっくりしている編集者に、その著者は言いました。 「僕は、ギリギリに行動するのが苦手なんです。だから早く家を出て、こうしてホテルのティールームでゆっくり本を読んだり、人間観察したりしているんです。僕にとって楽しい時間なので、1時間早く着いていることもあるけれど気にしないでください」
とても多忙な著者だから、1分でも惜しいはずだと考えていた編集者は意外に思いました。「時間を大事にするって、いろいろなやり方があるんだな」と気づかされたそうです。
言われてみれば、その編集者も、ギリギリの行動は好きではありません。途中で電車が遅れたりしたときのイライラは、その日一日を落ち着かないものにしてしまうと感じていました。
それ以来、その編集者は誰との待ち合わせでも 15 分は早めに行くようにしました。すると面白いことに気づいたのです。
複数人で待ち合わせすると、その立場や年齢に関係なく、ある一定の人たちはかなり前に来ていて、そこで有意義な情報交換がなされている。ギリギリに来た人はそれを知らず、「間に合った」ことに満足していると。 「時間前に全員揃いましたね、素晴らしい。では始めましょう」となるのだけれど、ギリギリからスタートした人と事前の情報に触れた人では、その後の展開に雲泥の差が出ると理解したというのです。
複数人での待ち合わせでは絶対に早めに着いたほうがいいという典型的なお話。自分の知らないところで先に話が弾んでいることもあるのでこれは必須。特に初対面の人を含む場合はこれが効果を発揮します。時間前に待ち合わせ場所についている人同士で先に自己紹介などが済んでいたりすると後からくる人は出遅れた感満載に(笑)
心配はやめる。心配すると、心配が現実になる
50 歳の声を聞くようになると、将来について不安に思うことも増えてきます。 「定年後も働く場はあるだろうか」 「寝たきりになったらどうしよう」 「この家だって災害で壊れてしまうかもしれない」 「子どもたちが職を失うようなことはないだろうか」
しかし、こうしたことを考えるのは、まったく意味がありません。
まず、心配したからといって、それが現実になる可能性が減るわけではありません。むしろ 脳は考えていることを現実化しようとする ので、不安が的中する可能性は高くなっていきます。
それに、どうやってみたところで、私たちは「いま」を生きるしかない のです。
あなたも私も、いまというこの瞬間にしか存在しません。未来という時間はあるようでいて、じつは存在しません。そのときになれば、それはいまなのです。
私たちは幼い頃から、「○○すれば→結果が出る」という二段階思考を埋め込まれてきました。 「いい子でいれば、褒められる」 「がんばれば、志望校に受かる」 「努力すれば、スタメンになれる」 「売上を立てれば、出世できる」
たしかに、勉強しなければ試験には受からないし、売上を立てられない人が出世していくのは難しい話です。しかし、これが「いま、我慢すれば→いい未来が来る」に置き換わってはなりません。
ある程度の貯蓄や、健康を保つための努力は必要ですが、それによっていまを苦痛に満ちたもの、つまらないものにするのは本末転倒です。
未来はいまの延長線上にあるのですから、 いまが犠牲感でいっぱいなら、いい未来は絶対にやって来ません。
未来の心配よりも今を充実させたほうが絶対にいい。今の積み重ねが未来になるわけで、あらぬ心配をするのは時間の無駄。心配事の9割は取り越し苦労なのですから。今を犠牲にすることのないように。
「上手にあきらめる」これができると人生楽になります。全てを手に入れることなんて不可能なわけですから、それを知るだけでも気持ちが楽に。
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