読書家にとって一度はチャレンジしてみる価値のある速読。本書のトレーニングを積めばそれも夢ではないという。今までの速読術は一旦忘れて再チャレンジしてみるのも良いかもしれません。とはいえ1冊2時間ぐらいかけてじっくり読むのも良いですが(笑)
素早い情報処理ができない人は、時代に取り残されていく
あなたは、「時間」の価値をどのように 捉えていますか。お金では、買うことができないプライスレスなもの。それが時間です。
もちろん、さまざまなサービスを駆使して、「物事を遂行するのにかかる時間」を短縮させることは可能です。
各駅停車ではなく、特急を使う。徒歩ではなく、タクシーを利用する。
企業であれば、仕事が増えればマンパワーを増やす、外注化する……。
その他、さまざまな代行業に頼れば、「それにかかる時間」を劇的に短くすることはできます。
けれども「時間自体を買うこと」は誰にもできません。大富豪であっても、高名な政治家であっても、ノーベル賞を受賞したような優秀な人であっても、です。
つまり、私たち人間は「時間を買えない」という意味では、誰もが〝平等〟なのです。
ですから、「手持ちの時間」を増やすことができれば、できることが増えます。すると、夢を実現する確率もうんと高くなります。
では、 どうすれば「手持ちの時間」を増やすことができるのでしょうか。
ひとつの答えとして、「脳の情報処理のスピードアップ」が挙げられます。
なぜなら、現代社会で幸せに生きていこうとする限り、 氾濫 する情報の海から、正確にスピーディーに取捨選択を行い、それを自分の成長の糧とすることが欠かせないからです。
これは、ビジネスの最前線にいる人はもちろん、そうでない人にも当てはまる原則。快適な暮らしを望むときも、「情報処理」というタスクからは逃れにくいからです。
情報処理が「できるか、できないか」。さらに言うと「情報処理が速いか、遅いか」。このような違いで仕事や日常生活などであらゆる「格差」が広がっていくことになります。
時間は買えないというのはちょっと違うかと思います。実際、雑務はお金を払って他の人にやって貰えばそれで自分の時間を守れるわけですし。そしてそんな時短技や任せてしまうサービスも世の中には多数ある。
本の内容をアウトプット
いよいよ瞬読の最終ステップです。
右脳でインプットした情報を口頭で話したり原稿用紙に記入したりして、アウトプットする練習を行います。これは、従来の速読法にはない、いわば「仕上げ」の段階です。
この工程を経ることで、本から取り込んだ内容をより強固に定着できるようになります。また脳も、全体的に一層活性化します。
なぜかと言うと、このステップ4では「左脳」を主に使うからです。左脳と右脳を両方使うことで、脳は全体的に能力をアップさせることができます。
内容を論理立てて説明するということには、左脳が使われています。つまり、右脳でインプットした情報を左脳でアウトプットするトレーニングを行います。上の写真は、瞬読を受講する方が、1冊読破後に一度も本を読み返すことなく要約を書き出している様子です。
「私は、文章を書くことが苦手だ」 そんな人も 臆することはありません。
また、このステップの目的は「美しい文章を書くこと」でも「名文を書くこと」でもありません。論理的な整った文章を書こうとする必要もありません。「自分の脳が、きちんと機能しているか」「自分の脳が使えているか」を検証するために書くのです。
箇条書きの羅列でもよいですし、印象に残った単語をいくつか書き留めるだけでも十分 です。2回、3回と回数を重ねるうちに、徐々に文字数は増えてくるでしょう。
読んだ本の内容をアウトプットすると身につきやすい。本を読んでアウトプットまでが一括りとして習慣付けて仕舞えばそうむずか悪しいことでもないのでぜひ試してほしい。
1冊3分で読めて忘れないという読書術。読んでみると中身はちょっと3分は無理かなと思ったが短い時間でその本のエッセンスを抽出する方法としては秀逸です。
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